2016年11月29日(火) 更新
SEになるための就活で準備しておきたい試験対策
目次
SE採用における筆記試験では論理的な伝達能力を測る
SE(システムエンジニア)という仕事は、プログラマーと比較すると、システム開発の流れの中で担う範囲が広くなります。プロジェクトをスムーズに進行させ、進捗を管理し、納期に間に合うシステムづくりをするのがSEです。コミュニケーション能力、ビジネスマナー、マネジメントスキル、論理的な伝達能力を測るような筆記試験が行われています。就活中にも、試験に備えて一般的なビジネススキルも磨く必要があります。
筆記試験では問題解決能力を問われる内容が多い
業務内容がSEに特化していて、チームにプログラマーがいるような企業では、筆記試験ではプログラミング言語の知識や経験よりも、システムを作り出していく上での問題解決能力を問われることが多くなります。その問題は端末上のトラブルだけでなく、プロジェクト進行、顧客や社内ユーザーを対応することも含まれます。日頃から「思考力」を鍛えられるようなロジック問題などに取り組んでおくと、就活時にも役立つでしょう。
SEの就活ではITスキルやプログラミングの知識を身に付ける
SEは、システムを設計する仕事です。その設計に沿って、プログラマーが実装をしていくことになります。その工程をスムーズにするために必要となる、基本的なITスキルやシステムを創る能力、プログラミングの知識は必要になるでしょう。就活時に、提案書作成や設計図作成、実際にシステムを創るといった実技試験が行われることも多くなっています。
説明による伝達力を必要とするSEの就活では表現力が大切
SEの就活で必要なのは、説明による伝達力です。就活の際、どれだけの表現力を身に付けているかは、採用担当者が注目している部分でもあります。表現の場は、就活時の全てと言えます。筆記試験での説明文章、職務経歴書への記載内容、面接試験での回答で、どれだけ分かりやすく論理的な表現ができるかが大きなアピール点となります。日常のコミュニケーションでも語彙力を増やしたり、端的に説明する習慣を身に付けておくと試験に役に立ちます。
SE採用の面接試験ではコミュニケーション能力を見られる
SEというと、専門性が高いことから職人気質の人が多い傾向にあり、以前は一般職とは別格の働き方やスタイルを持って存在していた職種でした。現在では、クライアントの対応、社内ユーザーの対応、市場の進化によって需要は増え続けています。その中で、チームをマネジメントするというコミュニケーション能力は、就活の面接試験で見られる欠かせない要素になっています。
効率化を追求する資質は採用において注目される
SEの就活において、コミュニケーション能力が必須なのは先にも記載しました。その他にも、問題の根本を見極める能力、全体を分割してタスクを管理、進捗管理を徹底できる能力が必要です。また、無駄を省き、効率化をとことん追求する資質は、システムの質だけでなく、クライアントの業務の効率化やコスト削減への貢献度を上げることに繋がるものです。
SE職への就活を成功させる試験対策としてITスキルやプログラミングの知識のほかに伝達能力を示す表現力の習得が大切
いかがでしたか。SEに向けた就活についてみてきました。SEの仕事は、個々の企業の組織構成の状態によって、担当業界や業務内容の幅の差が大きく異なるのも特徴です。その業務内容に応じて必要な資質を知っておくことは、就活時の試験対策だけでなく、入社後に活躍するためにも必要となるでしょう。新しい技術をどんどん吸収し、応用力のあるSEを目指すことが重要になっています。
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