2017年08月29日(火) 更新

自己PRの正しい意味と似ている言葉との違い|企業の人が質問する理由もご紹介【就活生必見】

自己PRの意味とは?

意味は「自分の強みを企業にアピールすること」

就活における自己PRの意味は、「自分の強みを企業にアピールすること」です。自分の良いところを企業に売り込み、「一緒に働いてみたい」と思わせることが目的となります。企業が応募者を採用するかどうか考える、判断基準の1つともいえるでしょう。つまり、採用に関わる重要な部分なのです。

「アピール」という言葉には3つの意味がある

自己PRは、自分の強みをアピールすることだとご紹介しました。そもそも、「アピール」には、どのような意味があるのでしょうか。実は、アピールには3つの意味があるのです。以下では、アピールが持つ3つの意味をご紹介します。

アピールが持つ3つの意味

①就職や転職などで自分を知ってもらうための訴えを意味するアピール
②人を惹きつける力、魅力などを意味するアピール
③判定に不服がある場合の抗議を意味するアピール

就活における自己PRの「アピール」は、上記のなかですと①になります。意味をきちんと理解して自己PRを作成するためにも、覚えておきましょう。

「自己PR」と意味や名称が似ている言葉との違い

自己PRと自己紹介では軸が違う

「自己PR」とよく似ている言葉として、「自己紹介」が挙げられます。自分を知ってもらうという意味では似ているこの2つですが、どんな違いがあるのでしょうか。以下でご紹介しますので、しっかりと意味の違いを把握しておいてください。

自己PRと自己紹介の違い

自己PR→強みを知ってもらう・自分をアピールするのが狙い
自己紹介→自分を知ってもらう・最初の印象を残すのが狙い

つまり、自己紹介と自己PRの違いは、「採用担当者に知ってもらいたい部分とその狙い」だといえるでしょう。

自己PRと自己アピールは同等の意味

就活時に、「自己PRをしてください」「自分の強みをアピールしてください」と言われることがあります。これは、どちらも同じ意味なのでしょうか。自己PRの「PR」には、「広報する」という意味があります。そして、普通のアピールの意味は「訴える」です。
「訴える」「広報する」は、知ってもらうという意味では、どちらも同じようなものといえます。そのため、自己PRと自己アピールは、同等の意味だと捉えても問題ないでしょう。

企業の人が応募者に自己PRを聞く意味

人柄や熱意を知ろうとしている

企業の人が自己PRを聞く意味をご紹介します。リクルートキャリアの調査[PDF/20p]によると、企業が最も重視しているのは応募者の人柄です。次に、自社やその他企業への熱意がきています。これらを判断する基準となるのが、自己PRといえるでしょう。
自己PRを作成する際は、企業へ好印象を与えられるかどうかが大切です。人柄と熱意を伝えるためには、具体的な例を挙げるように意識すると、効果的な文章が作成できます。

入社後にどう成長するかを判断している

企業は、将来的に自社で活躍してくれる人材が欲しいと考えています。先程ご紹介したリクルートキャリアの調査でも、「今後の可能性」は3位となっています。そのため、採用担当者は自己PRで、「入社後にどう成長するか」という部分も見ているのです。
自己PRを作成する際には、「課題に対してどう取り組んだか」を書くと良いでしょう。困難な状況を乗り越えた経験から、今後の伸びしろをアピールすることができます。上記の「人柄・熱意」とあわせて「今後の可能性」をアピールすれば、採用担当者から好印象が得られるのです。

自己PRの意味や似ている言葉との違いを知り就活に臨もう

自己PRの意味は、「自分の強みを企業にアピールすること」です。上手にアピールできれば、採用担当者から好印象を得られて、採用に一歩近付けるでしょう。採用担当者は、自己PRから「人柄・熱意・今後の可能性」を知ろうとしています。具体的な例を挙げて、課題に対する取り組み方を書けば、好印象を与えられるでしょう。自己紹介や自己アピールとの意味の違いも理解して、魅力的な自己PRを作成してください。

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