2017年12月19日(火) 更新

【徹底解説】2019卒の就活スケジュールと本選考までにやるべきこと5つ

19卒就活の開始時期は18卒同様、「6月」

19卒の就活スケジュールについては、様々なところで予想がされていましたね。しかし先日、経団連がついに就活スケジュールを発表しました。発表によると、19卒の就活は18卒と同様、3月から説明会解禁、6月から面接選考解禁というスケジュールになるようです。
となると、やはりかつては就活生の動きが鈍かった6月から来年の2月あたりまでに各企業のインターンや合同イベントに参加して、しっかり準備をするかどうかが成功の鍵になってくるといえるでしょう。

徹底解説!2019卒の就活スケジュール&必須イベント

16卒、17卒と2年連続でスケジュール変更が繰り返された就活ですが、19卒は18卒と同じスケジュールで行うと経団連の発表がありました。
これにより19卒の就活は18卒同様、以下のようなスケジュールで動きます。

19卒スケジュール


  • ~3月…自己分析、業界・企業研究、インターンシップ
    -3月…会社説明などの広報解禁
    -4~5月…ES提出
    -6月…採用面接などの本選考解禁

①自己分析

ナビサイトや企業サイトへのエントリーが始まる3月。それまでにすべきことを紹介します。まずは自己分析を済ませておきましょう。自己分析と聞くと、「そんなのやらなくても大丈夫だよ」と思われる人も多いかもしれません。
しかし、就活経験者の約9割が行っているという結果があり、スルーするのは非常に危険ですよ。これからの就活において、自分を知っておくことがとても重要な意味合いを持ってくるからです。

自己分析によって己の強みを知れる

内定は企業側から欲しい人材だと思われなくては得られません。つまり、自分の強みとアピールポイントを明確にし、それを企業の採用者に売り込む姿勢が必要になるわけです。
自己分析から自分という存在を知っておかなければ、書類や面接の場で採用担当者を納得させることはできませんよ。

適性から目指したい業界・企業を明確にする

自己分析によって自分の強みを知り、アピールポイントを明確にできたなら、次は適性を知りましょう。自分の性格が向いている業界や企業を把握することで、就活の軸を明確にできます。
あくまで目安ではあるものの、IT系など細かい個人作業に適性がある場合、営業系の会社を受け続けることは効率がよいとはいえませんからね。

効率よく自己分析を終わらせよう

就活に必須である自己分析。しかし、なるべくなら時間をかけずにさらっと終わらせてしまいたいものです。そこで、自己分析系のセミナーなどに参加してみるのがよいでしょう。 自分1人でも行うことはできますが、やはりプロの指導をうけることで安心できます。なにより、実践的な内容を経験したほうが、より完璧な自己分析に繋がりますよ。 東京ではジェイックの自己分析セミナーがオススメです。大阪ではスカウトセッションに参加することで、効率よく自己分析を進められますよ。イベントやセミナーは無料なので、積極的に参加するべきでしょう。 自己分析については、こちらの記事でも詳しく説明しています。

②業界研究・企業研究

自己分析が完了したら、次は業界・企業研究に時間を費やしましょう。自己分析の結果から適性のある業界や興味のある企業を知れたなら、次は行動あるのみです。
企業研究はネットを用いて行うこともできますが、やはり自分で見て聞いて考える経験をした方が確実です。

合同説明会などに参加して情報を手に入れる

実際に企業の採用担当者と触れ合う機会というのは、そうそうないものです。そこで、合同説明会などのイベントに積極的に参加するようにしましょう。
大手企業や人気企業のブースを訪れることで、ネットの情報だけでは知り得ない、先輩社員の生の声を聞くことができますよ。

合同説明会は内容ごとに参加を考えるのがコツ

合同説明会への参加にはポイントがあります。まずは、大手企業が多く集まる大き目のイベントへの参加です。業界を問わず多くの企業ブースをめぐることで、幅広い知識を身に付けることができますよ。 多くの企業が集まるイベントとしては「JOBRASS Real」の、大阪開催、東京開催などがオススメです。就活生向けの大手サービスが企画したイベントも参加企業の質が高いので有意義な時間にできます。 研究によって目指したい業界や企業が明確な場合は、特化型のイベントに参加すると効果的です。目指す業界の企業が集結する合説ならば、企業同士を比較して自分に合った会社を見つけることもかんたんですからね。 合同説明会は総合商社が集まるイベントや、金融業界専門、広告業界特化など、自分が目指す業界の企業が集まるイベントへ参加するのもいいですよ。 「全国就活センター試験」など、少し変わったイベントもあります。各種イベントを併用して、企業・業界研究を進めてみてください。

③インターンシップへの参加

企業研究は合同説明会などに参加するだけがすべてではありません。企業が募集している冬インターンシップに参加する方法もあります。
実際に仕事を体験してみることで、話しを聞くだけではわからない社内の雰囲気や働き方まで知れますよ。業界や企業によって違いはあるものの、大体1月から2月の間に行われます。開催期間は1日で終わるものもあれば、1~2週間かかる場合も。

企業によってはインターンシップへの参加が採用に直結している場合もあり、事前に調べて必ず参加できるようにしておきたいですね。

しかし、募集人数は少なく参加は狭き門

企業が募集する冬インターンシップ。時間的にも余裕のあった夏や秋とは違って、就活開始直前の開催です。そのため、人気企業への応募が殺到しやすくなってしまいます。インターン参加者への選考が行われる場合は、優秀な人材との枠争いになることは避けられません。就活を始めるタイミングは人それぞれ。しかし、この半年から数ヶ月の差は大きなものになってくるでしょう。
インターンシップは前年の夏や秋にも開催されています。当然、それに参加した学生の方が、経験の面では有利。冬開催のインターンシップでは、それらのインターン経験者たちとも競い合うことになります。逆に考えると、それらの経験者たちとインターン期間中に切磋琢磨することで、自分を高めることが可能というわけです。

インターンシップ対策のイベントに参加する

冬インターンシップに参加するためには、早めに開催の情報を抑えつつ、すぐにエントリーできる状態にしておきましょう。同時にインターン選考対策もするとなると、1人では重く感じてしまいますよね。冬インターンシップの情報を検索できるサイトへ登録して、常に最新の情報を得られるようにしておきたいですね。 ほかにも、無料で参加できるインターンシップ対策セミナーを利用する方法もあります。こちらのイベントなら面接対策も同時にできるため、後の本選考にも大いに役立てられますよ。

④会社説明会や合同説明会などのイベントに参加する

3月のエントリー開始からは、企業説明会の開催も本格化してきます。気になる企業のイベントは常にチェックしておきたいところ。特定の企業だけでなく、業界や大手といったくくりの合同説明会も頻繁に開催されるため、情報収集の意味も含めて参加したいですね。

興味のない企業説明会にも参加してみる

志望先の業界ではない企業の説明会でも、参加する意味は大きいです。まず、多様な価値観を得られる点が重要といえるでしょう。業界ごとに違う考え方や仕事内容に触れることで、就活に対する価値観を広げられますよ。これまで知らなかった業界や企業に対しても、興味がわいてくるかもしれません。 みん就活フォーラムのイベントなら、多くの企業と一度に触れ合えるチャンスです。 2月開催と3月開催があるため、参加してみるといいでしょう。IT系に特化したイベントも開催されます。

⑤ESや面接対策に力を入れる

就活で重要になるエントリーシート(ES)や面接の対策。独学でやるには厳しい部分があります。応募者の多い大手企業などでは、ESの通過者は上位10%ほど。この中に入るESを書けないことには、面接まで進むことができません。
面接やグループディスカッションも、事前の知識や心構えがなければ苦戦はしてしまいます。これらの対策が不十分なままだと、選考を突破するのは非常に難しいでしょう。

ESや面接対策を学べるイベント・セミナーに参加する

ESの書き方にはコツがあります。これまでに行った自己分析や企業研究をもとに、“受かる”ESの書き方を目指しましょう。面接も事前に重要な点を掴んでおくことで、本番でも緊張せずに対応できますよ。グループディスカッションでの立ち回り方も、事前の練習でコツを掴めます。 ES・面接対策のイベントは大阪開催のものや男子学生向けのもの、人気の航空業界に特化したものなど、随時開催されているため自分にあったものに参加するようにしてください。

「失敗して学んで・・・」を繰り返す余裕もないかも?

これまでの就活では、失敗を繰り返しながらもその中で成長することで結果的に志望企業から内定を獲得することが可能でした。
しかし17卒同様、短期決戦である18卒就活の場合はそうもいきません。
就活が短期化している分、大手の人気企業の選考が集中。選考1回の重みが著しく増してしまうのです・・・
つまり、就活が本格化する前に準備を完璧にして本番に望む、それが理想といえるのです。

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