就活の繰り下がったエントリー時期に対応する為のポイント

エントリー時期が遅くなったことに焦りを感じている就活生は多い

キャリアパーク会員の就活生を対象に「就活のエントリー時期が変化したことについてどう思いますか？」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月8日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「就活のエントリー時期が変化したことについてどう思いますか？」

アンケートの結果から、就活生の多くはエントリー時期が変化したことで、不安を感じていると分かりました。「短期戦の為、早く決めなければならないと思い、焦る」「調整が難しかった」など、例年通りにいかないことで、スケジュール通りに進めていくことが困難のようです。本ページでは、就活のエントリー時期が遅くなったことに対応するための、ポイントを見ていきましょう。

就活時期が3ヶ月繰り下がるためスケジュール管理が大切

2016年度卒業の学生から、エントリーの開始時期が3ヶ月繰り下げられました。ちょうど春休みにかけての3月からスタートするため、注意すべきポイントが増えたのです。就活の準備をしっかりと行うには、ポイントを把握したスケジュールを組むことが重要となってきます。春休みに入って焦らないためにも、今の内から自分なりの予定を組みましょう。

就活ではインターンシップを有効に活用する

今までは12月がエントリー開始時期でしたので、夏休みのインターンシップしか活用出来ませんでした。しかし、時期が繰り下がり3月エントリーになったため、冬休みのインターンシップも有効活用することが出来るようになったのです。就活をする上で、インターンシップに参加することは大きな強みとなります。実際に企業で働いてみることで、見えた現実や経験をアピールネタとして使えるでしょう。また、面接の際の説得力も増します。企業側は、インターンを経験出来る期間が増えたことで、インターンシップを活用しているかを重視してくるのです。よって、積極的に参加するのが重要なポイントとなってくるでしょう。

就活に関する情報収集や準備は年内に行っておく

年内の内に、必要な情報取集や準備を行っておきましょう。今までであれば、12月が開始時期だったので、試験などにも重ならずに就活の時期に合わせて準備をしながら進めていけました。しかし、3月スタートとなるため、冬明けの試験と重なってしまいます。試験勉強をしながら就活のエントリーに合わせた準備を進めるのは難題です。よって、年内にある程度の情報収集や準備を終わらせておく必要があります。

筆記試験の対策も年内に済ませる

また、エントリーの時期が早まるので、筆記試験に対する対策も年内に済ませておくのがベストです。筆記試験は、就活をする際の初めの門とも言えます。面接にたどり着く前に筆記試験で落ちてしまっては、自分をアピール出来ずに終了してしまうでしょう。筆記試験への対策は行った分だけ実力として残ります。参考問題集などを活用して、エントリーの開始の時期には準備万端で迎えましょう。

就活の期間が短くなる＝短期決戦

エントリーの時期が繰り下げられたので、就活をする期間が短くなります。よって、短期決戦となるのです。今までであれば、数社を受けたのちに本命の企業へ挑めましたが、その余裕はありません。数社からの内定を貰うことも出来ないため、挑む企業を慎重に選ばなくてはならないのです。のんびり構えていると、企業のエントリーは締め切られてしまいます。

エントリーシートの原案を早めに作っておく

就活のエントリー時期が早まると、エントリーシートの提出する時期も早まります。エントリーシートは自分の顔でもある書類の1つです。適当な作成では、内定にたどり着けません。よって、エントリーが始まる前には原案をあらかじめ作成しておき、エントリー開始の時期と同時に原案を元に、企業に合わせて手を加えていくのが望ましいと言えるのです。

エントリー時期が早まった就活ではインターンの有効活用や年内の事前準備が大切

就活のエントリー時期が繰り下がったことによるポイントを紹介しました。以前に比べると、就活を開始してから内定が出るまでの期間が、大幅に短くなりました。よって、就活に対してどっしりと構えるより、素早い対応が重要となってきているのです。紹介したポイントを頭に入れながら、就活で慌てないようなスケジュール調整を行っていきましょう。