2019年10月24日(木) 更新

【思わず耳を疑う】就活にまつわる都市伝説まとめ

就活にまつわる都市伝説は実在する?

キャリアパーク会員の就活生を対象に「就活にまつわる都市伝説について教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の声

  • OB訪問の回数で決められる
  • 意識高い系は空回りする
  • 靴がきれいだと一次面接合格
  • 顔内定がある
  • 単独説明会に出席しないと書類通らない

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「就活にまつわる都市伝説について教えてください!」

アンケートの結果から、様々な就活にまつわる都市伝説があることが分かりました。
「意識高い系は空回りする」「靴がきれいだと一次面接合格」など、「本当なのっ!?」と思ってしまう回答ばかりですね。実際に経験した就活生はいるのでしょうか。
そこでこちらの記事では、思わず耳を疑ってしまう就活にまつわる都市伝説を紹介していきます。

就活都市伝説その1:顔採用について

就職都市伝説の中でも一番有名で、皆を悩ませているのが顔採用の存在だと思います。顔採用とは、いわゆる美人やイケメンが、優先的に採用されることです。顔採用は本当にあるのでしょうか。

顔採用については一部の企業担当者も認めている

独自調査により、企業の新卒採用担当者に、顔採用に関するアンケート結果を取ってみました。採用面接では、いわゆる「顔採用」はあるのかという質問をしたところ、なんと顔採用はあると答えた担当者が90%以上に。やはり、多くの採用担当者が見た目を重要視し、顔採用の存在を認めていますね。

職種によってはまれに「顔不採用」もあるというのが現状

独自調べによると、顔採用については明言しないものの「顔不採用」はあるかもしれないというのは、ある企業の担当者。例えば、営業や販売・接客の職種で、その担当者が客観的に見て、容姿について「うーん…」と思えば、大きなビハインドになってしまうとか。もちろん、それを上回る個性や能力があれば、顔採用・顔不採用とは関係ないのですが、その企業では結果として、内定が少なくなる可能性もあるとの事です。

あなたの面接力は何点?

就活対策を始めている人は、面接準備がはかどっているのではないでしょうか?面接は事前準備が重要ですが、現時点での面接力を診断することで、より念入りな対策を進めることができます。そこで活用したいのが「面接力診断」です。

自分の弱点を把握するとともに、どこを伸ばせば面接力が高くなるのかが一目で確認できます。内定を獲得するためにも、バランスよく面接に必要なスキルを身につけておきましょう。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

就活都市伝説その2:ドタキャン名簿は存在する?

巷のうわさによると、ドタキャン名簿というものが存在するとか。いわゆる「ブラックリスト」ですね。それを導入する理由は、選考の効率化のためだそうです。会場費や人件費を使って説明会を行っている会社からすれば、ドタキャンをされたら赤字ですものね。そういった経緯から「ドタキャン」した人は、リクナビやマイナビ等、就活サイト運用企業にに報告され、ブラックリスト・ドタキャン名簿が作られるのだとか…。

しかし、こちらの噂は本当なのでしょうか。ひょっとすると、企業によっては違いがあるかもしれませんね。

企業には細かく確認している暇がない

採用担当者の意見を聞いてみると、無断欠席・ドタキャンした人のブラックリストはあまり取られていないそうです。就活の時期は忙しいですし、実際のところ、そんなことをしているヒマがないとのこと。ですから、そうした情報を他社と共有することもありません。しかしながら、大前提として、社会人になる前ですから、相手との約束は守り、ドタキャンはしないように心がけましょう。

就活都市伝説その3:体育会系は就活に強い?

最近の新卒採用では、メンタルの強さを探る企業が増えているそうです。そこで、精神的な強さを理解してもらうのに「体育会系」という部活動の経験が、第三者にメンタル面の強さをアピールしやすい条件のひとつと言われています。果たして、体育会系=メンタルが強いという見方は、本当にあるのでしょうか?

中身がなければ意味がない

某企業の人事部担当者のお話です。自社説明会で、自信のなさそうな学生が質問してきたが、話を聞くと、その学生は甲子園に出場経験があり、野球が強い有名な大学でレギュラーメンバーとして活躍しているとか。体育会系でそのスポーツを極めたとしても、現実はこのように、自信がなかったり、芯がなかったりするようです。なので、その某企業の人事担当者いわく「体育会の人材=強い人材」というのは迷信にすぎないよう。何事も中身があるか、芯があって自信があるかどうかが大切と言えるでしょう。

就活都市伝説その4:学歴フィルターは存在する?

学歴フィルターとは、大学名によって面接で落とされる、エントリーできない等、選考で不利になってしまうことです。多くの就活生が、学歴フィルターを疑い、また、学歴フィルターに苦労させられていると感じているようです。このような学歴フィルターは実際に存在しているのでしょうか?

説明会に応募できないことは実際にある

学歴フィルターとして例に挙げると、高学歴の大学出身者への採用枠を増やしつつ、それ以外の大学の枠はわずかにしてしまうといったことが挙げられます。また、学歴フィルターの他の実情を調査したところ、大学名によって説明会の案内メールを知らせる時期に差をつけたり、そもそも案内しない場合もあるそうです。学歴フィルターは、一定の割合で実在しているようです。

けれども学歴以外を重視する傾向にある

しかしながら、超有名大学でも就職できない学生もいます。学歴フィルターが存在するとはいえ、企業側も学歴だけに主眼をおくわけではないし、また「良い人材=学歴に関係なく視野が広い」とする企業も多くなっています。実際に学歴が良くても、入社後に期待はずれだったという話はよく聞きますよね。学歴フィルターにめげず、一体どんな人物を求めているか、企業研究をしっかりおこなって自分が将来何をしたいのか、的確にPRできれば、学歴だけで判断されない魅力ある人物と判断されるでしょう。

就活都市伝説その5:面接での嘘は必ずバレる?

面接でアピールするようなエピソードがないとき、ついつい作り話をしたり、誇張しようかなと考えることはあると思います。そのような場合の嘘は見破られているのでしょうか。

採用担当者はプロなので見破られる可能性が高い

採用担当者はプロですから、人を見る眼に優れていますので、そのような人達からみれば、若い就活生の嘘を見抜くことなど、とても簡単でしょうね。自分が持っている意志や意識は、言葉だけで通じるものではありません。面接時に話している態度、一瞬のまばたきの不自然さなど、挙動不審な点があればバレバレになることは確定なようです。

もしもバレたらかなり不利になる

就活生の発言の真偽のウラがとれるというのは、現実的にはあまり多くはありません。しかし、短時間の面接のなかで嘘がばれた場合には、とても不利になります。というのも「面接という重大な場面でさえ精度の高い嘘をつけない」というのは、機転に難があったり、軽率な人物であるという認識につながってしまうからです。もちろん、不正直者・不誠実な人間という評価もされますので、嘘はつかないようにしたいですね。

就活の都市伝説まとめは真実とうわさが混ざっているので自分で見極めよう!

就活にまつわる都市伝説まとめを見てきましたが、いかがでしたか?顔採用・ドタキャン名簿・体育会系の優位性・学歴フィルター・嘘がばれるかどうかなど…。これらの都市伝説の中には、確かに存在するものもあるようですが、度を超えた都市伝説にすぎないものも多かったですね。この都市伝説まとめを踏まえて、戦略的に就活を行っていくことが大切かもしれません。

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