2018年08月31日(金) 更新

【最近気になるニュース】就活で頻出するこの質問、実は答え方に正解があった|応募する企業によって正しい回答を用意するその方法とは

あなたの最近気になるニュースは?

あなたは最近ニュースを見ますか?どんな内容が気になりますか?就職活動に明け暮れる毎日でも、さまざまなことに目が向きます。しかし、就活において「最近気になるニュースは何ですか?」と質問されたら、いつも気にしているジャンルをそのままスムーズに答えても良いのかと悩んでしまうのではないでしょうか。
友人と会話しているわけではなく、質問している相手は採用先企業の面接官です。相手が質問しているその裏にはその質問から知りたいことがあり、それを上手く汲み取って臨機応変に対応していくことが必要になります。採用後、社会人として円滑に仕事をしていけるように、面接やES作成時にもビジネスに視点を向けていることがわかるようにしたいです。

面接官が見ている観点と答え方

そもそも「最近気になるニュースは何ですか?」との質問において、採用面接官はが見ている観点とはどういったものなのでしょうか?それは主に3つあります。まず1つは、日々のニュースでどんなことをチェックしているのかを知ることで、常に目まぐるしく変化している社会情勢に関して、あなたがどのようなアンテナを広げて注力しているのかを把握することです。2つは、気になるニュース内容を知ることで採用先企業への関心度を確認することになります。最後に、あなたがそのニュースに関して自分自身の考えを自分の言葉でまとめられるか、表現できているかどうかが知りたいのです。
それでは次に、最近のニュースに関しての質問方法について見ていきましょう。

指定型

指定型

〇〇というニュースについて、あなたの意見を述べて下さい

この質問方法はニュースのお題があらかじめ指定されているタイプです。ニュースを指定された場合は、志望している職業に対しての関心や情報感度、熱意を見ている場合が多いでしょう。面接官はこの質問における回答からどんな考えを持った人間なのか、職業に対して本質的な思考力を見ています。
答え方としては、まず「私はこのニュースに関して○○と考えています。」「その理由としては○○だからです。」と、自分の考えと理由を明確に回答しましょう。注意することは、理由をだらだらと説明した後、最後に結論を話すことです。面接官に対してまどろっこしくてわかりにくい印象を与え、コミュニケーション能力が低いととらえられてしまう恐れもあります。

自由選択型

自由選択型

最近の気になるニュースは何ですか?

この質問方法はニュースのお題そのものを自分で選んで回答するタイプです。どんな事に興味や関心がある人間なのかを知る事で、実際の業務での関心の持ち方を知りたいと面接官は考えていますここでもそのニュースを選んだ理由や、論述内容から思考力を見ているといえるでしょう。答え方としては、まず「○○というニュースです」「なぜなら○○だからです」という面接官の質問に対して明確に回答することです。
そしてさらに付け加えて回答すると効果的であるのは、「そのニュースの背景にあること」「志望先の業界や企業に直結・遠因していること」になります。単純に回答しているだけでは、あなたの考えや思考力を相手に伝えることは困難です。自分なりの考えをまとめて表現するよう工夫してみましょう。

ニュースに関する質問が特に多い業界

就職活動における面接では、さまざまな質問があり、その内容は企業や業界によっても違いがあります。ニュースに関する質問が多い傾向がある業界はあるのでしょうか?その業界の特徴としては情報の流れが非常に早く、常に新しい考えや社会の流れをつかんでいく必要があるといえるでしょう。
主な業界としてはマスコミ業界とIT業界です。双方とも毎日新しい情報が目まぐるしく行き交い、最新ニュースを知らなければ時代遅れにもなってしまう恐れがあります。常に新しい情報をキャッチするように心がけていることで、面接時にもスムーズで臨機応変に回答していけることにつながっていきます。

マスコミ業界

ニュースに関する質問は、マスコミ業界では特に多い質問でしょう。マスコミにおいては新しい情報を正確に素早く社会へ流すことが仕事だともいえます。最新ニュースは特に敏感である業界です。新聞社であれば面接当日の朝刊を、テレビ局であれば当日の朝のニュースまではチェックしておく必要があるといえるでしょう。
そのため、応募先企業によっては複数の媒体でさまざまな最新ニュースをキャッチできるように日頃から習慣づけておいてください。実際に新聞を見られない場合は、現在はデジタル版がある新聞社もあり、適宜タイミングを見てチェックすることもできるでしょう。

IT業界

IT業界もマスコミ業界と同じく常に新しい情報が必要であり、新しいシステムなどが日々驚く速さで展開されています。時代の先駆けとなるような事業を展開している企業の場合は、情報感度はかなり重視されるといえるでしょう。IT業界でのニュース関連の質問の答え方としては、どんなニュースを取り上げても論述する時は、ビジネス観点で述べるのがポイントです。
例えば気になるニュースとして金融関連のものを回答した場合でも、理由はIT技術関連であるなど、視点に注意することです。金利が気になるなどといえば、IT業界とはあまり関与しない部分となってしまいます。ニュースそのものよりも、理由と自分の考えに注意しながら答えるといいでしょう。

その他の業界でも聞かれる事はある

マスコミ業界やIT業界だけでなく、どんな業界、企業、職種でも聞かれる可能性は十分にあります。というのも、学生の思考力が全面に出る質問であるといえるためです。ビジネスの世界においては古い情報にとらわれていては新しい技術や新しい経営改革はできず、企業の発展を望むことが難しくなります。それはどの企業においても同じことで、もし古きよきものを大切にするような企業であっても、世の中の新しい波を理解しておくことは非常に重要です。
例えばモノ自体が古きよきものでも、販売戦略は今の時代の流れを理解しておかないと企業の継続が危ぶまれます。自分が志望している職種に合った回答ができるよう、事前準備が特に必要な項目といえるでしょう。

ESの項目にもある

「最近気になるニュースは何ですか?」という質問は、面接の場合だけではありません。面接時に口頭で聞かれるだけでなく、エントリーシートの項目にもある場合がありますので要チェックです。その場合は事前準備がしやすいので、客観的な視点を入れながら十分に作り込むことが可能でしょう。ESの作成をしながらニュースに関する答え方を事前準備しておくこともできます。そのため、面接対策としてES作成をしていくこともいいでしょう。
事前に「気になるニュースのお題・理由・付随する自分の考え方」の3つがしっかり伝わるように工夫してみることで、実際の面接の際に慌てず回答できる力が身についていきます。

正しいニュースの選び方

毎日多くの媒体で新しいニュースが流れており、ネット媒体・紙媒体など、そのどれもがオリジナルであり、発信している企業によっても観点や表現方法にも違いがあります。また、ニュースのジャンルも実に多く国際関連から経済関連、国内の事件・事故、芸能ネタから政治関連などさまざまです。
就活において「最近気になるニュースは何ですか?」と質問された場合、どのようなニュースについて回答するといいのでしょうか?次に、正しいニュースのお題を選ぶ方法について見ていきましょう。

実際の業務に関係するニュースを選ぶ

ニュースの題材としては、応募先業界に関連するような内容の方が、業界における関心度や熱度を上手く伝えられるでしょう。そもそも取り上げる題材は基本何でもいいのですが、実際の業務に関係したニュースを選んだ方が回答を作りやすく、面接官にとっても実際に働いているイメージがつきやすいです。
そもそも応募する業界はあなたが好きなジャンルであり、関心がありチャレンジしてみたいと思っているわけなので、ニュースに関してもそれに関連した内容に目がいくのは自然だといえます。無理に一生懸命探すわけではなく、自然に目がいったニュースが応募先企業に関連している場合は多いです。

新聞やネットなど情報源はどこでも良い

就活におけるニュースに関連する回答としては、新聞やネット、テレビなど情報源に決まりはないのでどこでも良いです。しかし、志望している企業が新聞社やテレビ曲といった決まった媒体の時は、その媒体から発信されているニュースから選ぶといいでしょう。その企業に対して、「常にチェックしています」ということをアピールするために有効だからです。
また、大々的に流されている情報もいいですが、ちょっとした小さなニュースに関して回答すると、面接官から「こんな小さなトピックまでチェックしているのだな」と好意的にとられる可能性もあります。日々の情報収集がとても大切だといえるでしょう。

応募する企業ごとに回答を用意しよう

就職活動では、多くの人が複数の企業に応募し、同じ時期・タイミングに採用選考をいくつも掛け持ちしている場合が多いのではないでしょうか。同じ業界においても、よく似たタイミングで採用選考が進む場合もあります。このときの注意点として、ニュースに関する質問の回答を使い回しはしないようにしましょう。
ESで同じような質問があった場合でも、丸写しは避け、面接でもできるだけ表現に工夫をしてください。面接時に質問を受け、前に同じ質問を受けたらからといって自信たっぷりに回答していると、その後予想外の問いを投げかけられる場合もあり、思ってもみないことに動揺することでしょう。相手はその反応を見て、大体を察してしまう可能性があるので、常に自分の言葉で答える癖をつけておくことが大切になります。

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