2025年05月15日(木) 更新

【概要編】グローバル税務の最前線へ! EYが主催する世界中の英知と才気が集まるYTPYに参加しよう

<PR企画>

※本記事は「グローバルで活躍できる人材になりたい」「税務・会計・テクノロジーの分野で活躍してみたい」そして「英語でのプレゼン能力・論理的思考力を磨きたい」と考えている大学生・大学院生に向けたご紹介記事です。

EY Young Tax Professional of the Year(YTPY)は、監査、税務、アドバイザリーなどのサービスを提供するプロフェッショナルファームであるEY(アーンスト・アンド・ヤング)が主催する国際的なコンペティションです。

国際ビジネスを成功に導くためには、各国の税法を深く理解しておくことが必要不可欠となります。そうした背景を踏まえEYは、税務スキルをベースに世界のビジネスへの可能性を広げる機会をこれからを担う若者たちに提供したいと考えています。そこで、YTPYというコンペティションを通して自身の才能を発揮できる場を提供しているのです。

本記事ではこの大会にチャレンジした参加者の方々や、運営を支えるEYのサポーターの方々への取材を元に、YTPYの魅力を読者の皆さんに伝えたいと思います。興味が湧いた方はぜひインタビュー編とあわせてお読みください!

※記事内容は取材当時のものです。

YTPY=次世代の税務リーダーを発掘する国際的な知の祭典

「グローバルな舞台で通用するビジネスパーソンを目指したい」「金融や経済領域でのトップレベルのキャリアを目指したい」このように考え、とりわけ政治経済や法律、会計分野に強い関心を寄せる学生は多いのではないだろうか。

そのような学生に薦めたいのは、世界四大会計事務所の一つ、EYグループ主催の「Young Tax Professional of the Year(YTPY)」だ。税務分野を舞台に、参加者の専門知識、論理構築力、コミュニケーション能力を試し、将来のタックスリーダーを発掘する登竜門と位置づけられている。

戦争や保護主義的な政策など、国際社会が激しく変動する予測困難な時代において、企業や個々のビジネスパーソンには、多角的な視点と深い思考力が求められる。混乱する時代のなかで確固たる自信をもって自らの道を見出し、切り拓く力が不可欠となるだろう。

国内企業のインターンシップなどにおいても、優秀な学生と交流しフィードバックを得る機会はある。しかし、得られる知見やスキルはその企業の業務領域に限定されがちであり、これからの社会を一人のプロフェッショナルとして渡っていきたいと望む学生にとっては物足りなさもあるだろう。

政府・企業・国民の間に立つ、社会・経済に不可欠な「税」を切り口に、将来の国際的プロフェッショナルと切磋琢磨し、ビジネスリーダーとしての力をつけられる本大会は、2025年度に16回目を迎え、次なる挑戦者を求めている。

プロ・アマの垣根を超え潜在能力を開花させる競技大会

「グローバルビジネスに関心はあるが税務の知識や語学力に自信がない」「各国の税務のプロや優秀な学生についていけるだろうか」そう不安を感じる学生もいるのではないだろうか。

YTPYはそんな知識や経験に自信がない学生にとっても、参加することにより自らの潜在能力を大きく開花させることができる、意義の大きなイベントだ。

YTPYに参加するメリット

〇世界レベルの舞台で自分の実力を試せる
世界大会では60カ国以上から参加する世界中の猛者と熱い戦いを繰り広げることになる。自分のプレゼンテーションスキルや思考力がどれほどのものなのか、世界を相手に自分の腕試しをしたい人にとっては、絶好の機会となるだろう。

〇グローバルな環境を体感できる
大会期間中はすべてのコミュニケーションが英語でおこなわれる。議論の題材となるケーススタディを読み込む英文読解力や、そこから意見を組み立てる構成力、質疑応答への即興での対応力などが高いプレッシャーのなかで試される。留学や海外インターンでも経験する機会の少ない緊張感のある「本番」の舞台で自分を成長させることが可能だ。

〇税務を切り口に多角的にビジネスをとらえることができる
YTPYで出題されるテーマは国際税務問題、税務の企業戦略への組み込み、税をめぐる倫理、税務とテクノロジーとの共生など多岐にわたり、多角的な思考力が求められる。EYのパートナー(経営陣)、マネージャー2~3人を前に面接のような形でプレゼンテーションをおこない、プロ視点でのフィードバックが受けられる。

それは、座学では決して学ぶことができない、リアルな知見である。表面的な理解ではなく、複雑に絡み合うビジネスの本質を見抜く力を得ることができるだろう。

〇未来への可能性を広げる出会いがある

世界大会では、世界各国からハイレベルな参加者が集うため、自分と同年代で高い熱意を持った人と出会えることはもちろん、審査員として世界で活躍するビジネスパーソンとの出会いもあり、刺激的な日々となることは確実だ。

さらにこの大会に参加し結果を残すことで、EYでのキャリアにつながる可能性もある。YTPYでの出会いは、今後のキャリアの可能性を広げるものになるだろう。

七つの試練を乗り越え、世界の頂点へ

国内大会の優勝者は、日本代表として世界大会への出場権を得る。

国内大会の予選・本選を通じて論理的思考力・発信力・熱意において他の参加者を凌駕し、見事優勝を果たした者だけが、世界大会へと進むことができるのだ。

世界大会では、各国の若きエリートたちと交流し、多様な思考や文化に触れることで、自身の視野を大きく広げ、飛躍的な成長を遂げる機会が得られるだろう。

頂点に挑む者には全部で七つの試練が待ち構えている。具体的にどのようなプログラムがあるのか順番に解説していこう。

①書類選考(5月~6月)
まずは書類選考からスタートする。

600~800ワード程度の英文エッセイと、日本語での自己PRが課されるのが例年の傾向であり、エッセイでは思考力や税務に関する社会課題への関心の強さなどが、自己PRではYTPYや税に関心を持った理由、学生時代の活動などを伝えることとなる。

語学力や学歴などの形式的な優秀さよりも、応募者が持つストーリーや、関心のある分野に対する思考の深さなど、パーソナルな部分が問われている。

②日本大会事前イントロダクションセッション(6月)
書類選考を通過し予選へと駒を進めた参加者は、大会の概要の説明や予選のプレゼンテーションのテーマが発表される「事前イントロダクションセッション」に参加することとなる。グローバルビジネス課題や税務に関する考え方の基盤を築く場であり、いわば国内大会に向けてのウォームアップの機会となる。

このセッションではEYの経営陣や3~5年目の中堅社員より税をはじめとした国際的な課題の解説や、各課題を考えるための鋭い問いかけがおこなわれるなど、インプットの機会が与えられる。そのうえで考え方の共有を目的にいくつかのグループに分かれてディスカッションをおこない、代表者がその場で発表するケースもある。

③日本大会予選(7月)
7月にはいよいよ日本代表を選ぶための一次選考として予選がおこなわれる。ここからは、すべての参加者が自身のポテンシャルを最大限に発揮できるよう、EYで活躍する税務のプロフェッショナルが専属サポーターとして伴走する。

書類選考通過から予選までの数週間、テーマに対する考え方やプレゼンテーション構成のアドバイス、英語表現の添削や想定QAへの対策など徹底的なサポート体制が敷かれているのがYTPYの大きな特徴だ。

予選では事前に選んだテーマに合わせてEYのパートナーやマネージャー相手に英語でプレゼンテーションをおこなうこととなり、論理的思考力・発信力が重視される。

国際課税や企業倫理、企業経営などビジネスの本質を考えさせるテーマが多く、一人でテーマを分析し、プレゼンテーション可能な品質に仕上げるのは容易ではないが、準備期間のサポートを通じて参加前にはたどり着けなかったような水準に仕上げることができるだろう。

準備期間が終わればついに予選大会の本番である。プレゼンテーションスタイルは自由であり、事例を交えたストーリーテリングや数値を用いた論理的アプローチなど、手法はさまざまだ。第一線で活躍するプロフェッショナルから内容・表現力すべてについて直接フィードバックをもらえることは、自己成長につながるまたとない機会と言えるだろう。

そして予選を見事突破した10名が、同日に行われる本選への参加権利を得るのである。

④日本大会本選(7月:予選と同日)
予選を突破した10名は、直後に本選へと参加することとなる。本選と予選での大きな違いは、ほぼ即興でのプレゼンテーションが求められることだ。本選でプレゼンテーションするテーマは事前告知されないため、参加者全員がその場で初めて耳にすることとなる。そしてプレゼンテーションの準備時間は1時間のみだ。

本選では構成や表現力に加え、発想のクリエイティビティや実現可能性など、より多角的に審査がおこなわれる。審査員からの質問の質もグローバルビジネスや税倫理などに踏み込んだ難易度の高い内容となり、付け焼き刃の知識では乗り越えることはできない。これまであなたが磨き上げてきた論理的思考力、人を惹きつけるプレゼンテーションスキル、そして立ち向かう勇気。実力のすべてが試される瞬間だ。

激戦の末、栄光を掴んだただ一人のチャンピオンに世界最高峰の舞台への挑戦権が与えられる。

⑤世界大会準備期間(8月~2026年1月)
8月から翌年1月にかけての半年間は、世界大会への準備期間となる。世界大会では約60カ国の代表が集い、ディベートやプレゼンテーションで鎬を削る。

この舞台で最高のパフォーマンスが発揮できるよう、日本大会のチャンピオンには、さらに充実したサポート体制が用意されている。プレゼンテーションの指導はもちろんのこと、世界中で税務のアドバイザーとして活躍してきたEYのベテランたちが強力なサポーターとして大会の最後まで伴走する、最大の伸びしろ期間といえる。サポーターとしてあなたを支えるニール氏とトビアス氏についてはインタビュー編をぜひチェックしてほしい。

準備期間の初めにはEYのサポーターとの戦略会議がおこなわれる。過去の世界大会の構成やレベル感が共有されたのち、参加者の英語力・論理的思考力・プレゼンテーションスキルなどの現状把握がおこなわれ、個別のトレーニング計画が組まれることとなる。

この期間は、週に1度サポーターとセッションする機会が与えられる。過去に出題された問題を用いた実践的なケース練習やプレゼンテーション練習、英語ディスカッションや質疑応答の練習などのサポートが入る。英語ネイティブではない人も多く出場する世界大会では、語学力そのものよりも論理的構成力、人間性、表現力などが重視され、最大限引き出せるような万全な支援体制が組まれている。

サポーターはスキル向上の指導のみならず、煩雑になりがちな渡航手続きやスケジュール調整といった実務面も全面的にバックアップする。これにより、参加者は自身の能力開発という本質的な課題に全てのエネルギーを注ぐことが可能となる。まさに自己成長に純粋に専念できるまたとない挑戦の機会と言えよう。

⑥世界大会(暫定2026年1月)
半年間の準備期間を駆け抜けた後、世界大会がおこなわれる。世界大会は日本以外の国で開催されることとなり、開催地までの渡航費や期間中の滞在費などは、すべてEYが負担するため参加者は大会に集中することができる。

世界大会も国内大会と同様に予選・本選の二回でチャンピオンを決める。予選までの期間にはオリエンテーションやディスカッション、交流セッションなど参加者同士が交流を深める場や、チームで協力して課題に取り組む機会が多く用意されている。これはEYの企業文化である「共に学び、共に成長する」という精神がプログラムの根底に流れているからに他ならない。

世界中から集まったライバルとの交流の機会が設けられ、異文化理解を楽しみつつ、新たな視点を得て競争力を高められる、非常に密度の濃い時間を過ごすことができるのだ。

そしていよいよプレゼンテーションでの戦いが始まる。各国の大会を勝ち抜いてきた数十名のチャンピオンが集結し、一人ずつ順番にプレゼンテーションをおこない、最後に質疑応答が待っている。税制と企業倫理のバランスや企業の戦略的判断など正解がないテーマが多く、多面的に課題を把握、分析したうえで、EYらしい「誠実さ」を持ちながら、自分のスタンスや価値観を明示し聞き手を巻き込む力が必要となる。さらに高度な知力・思考力・表現力が求められる戦いになるといえよう。

プレゼンテーションを審査するのは、EYの社員だけではない。驚くことに過去にはレゴ社の副社長など、世界有数の企業を牽引するトップマネジメントが審査員として参加している。税務のみでなく、ビジネスの全体的な視点や社会的責任に関する質疑応答などもおこなわれるため、ビジネスリーダーとしての広範な資質や社会貢献の視点が問われる前提で臨もう。

⑦世界大会 本選
そして世界大会の予選を勝ち抜いた上位10名には最後の決戦が待ち受けている。

プレゼンテーションのテーマは予選後に発表され、実際のビジネスシナリオに基づいた実践的なものとなる。

審査員はEYのパートナーや税務当局の代表者、グローバル企業の税務担当役員などで構成され、複雑な税務問題や多様な国際文化への理解、また論理的・倫理的な解決策を導く思考力・提案力が求められる。

この本選の結果として、優勝者と2人の準優勝者の3名が選出される。優勝者らは国際的な税務人材として注目され、国をまたぐグローバルプロジェクトへの参画の機会を得たり、国際レベルのプレゼンテーションスキル・英語力・税務スキル・思考力を保持する人材として、外資コンサル企業などでの活躍のチャンスにもつなげることができる。

世界中から選び抜かれたトップクラスの才能たちと、一度限りの勝負に挑む。これほど闘争心を刺激され、ワクワクする経験は二度とないだろう。

世界の仲間とつながりグローバル世代をリードする礎を築ける

60カ国以上の代表者が集まる世界大会に参加できれば、交流や競い合いを通じて多様な価値観、文化を理解し、知見や思考の幅を広げることが可能だ。また大会終了後もSNSなどでつながり、情報交換や将来の協業のきっかけにする参加者もいる。

世界大会への出場がかなわなかったとしても、国内大会でもグローバル企業が直面する税務課題やビジネスをテーマに挑み、EYの海外案件を経験したパートナーやマネージャーからフィードバックを得る機会が得られる。グローバルレベルの課題把握力、多角的な思考力の真髄に触れる貴重な機会になるだろう。

YTPYにチャレンジし国際税務というテーマに取り組むことは、世界の大きな動きを肌で実感し、理解するための大きな一歩となる。最高峰へのチャレンジャーたちと切磋琢磨しながら学んでいく経験は、あなたが将来グローバルな舞台で活躍するための揺るぎない基盤となるだろう。

参加条件は好奇心! 自分が世界に通用するのか確かめよう

ここまでの内容を読んで、関心を抱きながらも求められるレベル感の高さやハードルに躊躇している人もいるかもしれない。しかし、参加者のインタビュー編を読めばわかるように、税務に関する専門的な知識は必須ではない。参加条件として掲げられているのは社会課題や税務・ビジネスに対する関心・好奇心のみだ。

もちろん大会でのプレゼンテーションや質疑応答は英語でおこなわれるため、一定水準の英語力は必要である。しかし参加者にはノンネイティブスピーカーも多く、必ずしもネイティブレベルの流暢さが求められるわけではない。むしろ語学面の完成度よりも、あなた自身の独自の思考や課題に対する情熱、そしてそれを伝えようとする熱意こそが、最も重要な評価対象となるのである。

今の自分がどこまで世界で通用する人間なのか確かめてみたい、また世界で通じる実力をつけたいと少しでも感じる人は、ぜひチャレンジしてほしい。

税務の未来を担う若者たちのグローバルなコンテスト! 参加して知識やスキルの深化を目指そう

世界経済の重要なファクターである税務を切り口にグローバルビジネスをとらえることで、経済の本質的な課題や矛盾に気づくきっかけになるかもしれない。また経営戦略や倫理的観点など、複数の事象を踏まえながら最適な解を探し出すプロセスは、社会で活かせる判断力やリーダーシップの礎を築く機会になるだろう。

参加に必須のスキルは特にないうえに、最前線で活躍している税務のプロフェッショナルとマンツーマンで話す機会があり、国内のさまざまな就活イベントと比較しても飛躍的な成長が見込めるといえる。

将来グローバルな世界で活躍していきたいという思いが少しでもある人は、参加しない理由を見つけるほうが難しいだろう。まずエントリーをしてほしい。

この夏、自分の殻を破って挑戦するかしないかはあなた次第だ。さあ、YTPYであなたの可能性を広げよう。

募集要項

日本大会「Young Tax Professional of the Year 2026」
エントリー: 2025年4月23日(水)~5月31日(土)
通過者通知: 2025年6月2日(月)~6月16日(月)
書類通過者説明会: 2025年6月23日(月)15:00~
国内予選・本選: 2025年6月30日(月)

※スケジュールは、予告なく変更となることがございます。あらかじめご了承くださいませ。
※ご応募される際は、通過した場合にご参加いただく2日程(6月23日、6月30日)を、あらかじめ確保していただくようお願い致します。

・参加資格
会計・税務・SDGsに関心があり、英語でのコミュニケーションに抵抗がない大学生または大学院生の方

・応募書類
英文CV
簡単な自己紹介文およびYTPY2026への志望動機(英語600単語以内)

・応募方法
下記フォームよりエントリーしてください

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