2019年10月01日(火) 更新

面接を突破するための練習方法4つ~内定獲得につながる対策の方法・ポイント・練習場所を紹介~

面接の練習を意外としていない?

※上記グラフの情報は、キャリアパークが独自にtwitterアンケートを用いて収集した回答をもとに作成しています。

面接の練習について学生の皆さんにアンケートをとったところ、「練習をしたことがある!」と答えた方が全体の56%という結果になりました。残りの44%の方は面接の練習をしたことがないという回答でしたが、面接の練習はとても大切なのです。これから面接の練習をしようとしている人も、練習をするか迷っている人も、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

面接の練習をしてないと本番で実力を発揮しづらい

就活や転職で内定を得るには、面接で上手くアピールできるかが重要となります。普段の会話は上手くできたとしても、面接だと言いたいことが伝えられなかったと後悔する人は少なくありません。面接では仕事に対する熱意を見られているかはもちろんのこと、質問に対して的確に答えられるかどうかも見られています。深く考えていなかった内容や、答えにくい質問をされることは少なくありません。そのため、面接に臨むにあたっては練習が必要なのです。

練習しておくと本番の面接ではリラックスして臨める

面接を受ける前に練習しておくと本番ではリラックスして臨むことができ、しっかり自身をアピールしやすくなります。一般的な面接では、あなた1人に対して複数の面接官がいることも多いでしょう。複数の人から同時に注目されても緊張しないという人なら問題はないですが、おそらくそのような人は少ないのではないでしょうか。面接での緊張感は普段から練習しておくことによって十分に軽減できます。面接における受け答えの練習をして、緊張を和らげておくようにしましょう。

面接は回数を重ねるほど上手くなる

面接では極度に緊張してしまい、話せなくなるという人も、練習次第で克服することができます。実際、面接は回数を重ねるほど上手くなるのです。何度も面接を受けて上達していくのが理想ですが、なかなかそういった機会は少ないでしょう。そのため、普段から練習をしておくことが重要なのです。「こういった質問にはこう答えよう」と考えたり、模擬面接で練習していたりするだけでも、本番で発揮できる力は大きく変わってきます。面接の練習はなるべく多くしておきましょう。
しかし、面接の練習はどうしたらいいのか、一人でもできるのか、と考えしまうこともありますよね。面接の練習には、いくつかポイントがあるのです。次はそのポイントについて見ていきましょう。

面接練習する際のポイント

面接練習をしても、ただ答える内容を考えておいたり、受け答えの練習をしたりするだけでは、実際の面接で活かせる要素は少ないでしょう。面接は限られた時間で、質問に対して的確かつ、自分らしさを表現した回答ができるかがポイントです。

面接では簡潔に答えられるようにする

まずは質問に対して「簡潔に、結論から答える」ことです。ビジネスでは、要件を手短にわかりやすく伝えるのが鉄則となっています。面接ではアピールしたいため多くの内容を伝えたいと考えてしまいますが、質問に対して簡潔に答えることを練習では意識してみてください。
質問の要点をおさえて簡潔に伝えるには、普段の会話や練習で意識していないと難しいといえます。まずは結論を述べて、それから質問の要点を考えて手短に答えられるようにしましょう。

回答は長くならないように注意

また、回答が長くならないように「要点をつかむ」ようにしましょう。面接で緊張してしまうと、質問に対する答えが長くなったり、何が言いたいのかわからない回答をしてしまうこともあります。そのため、面接の練習では長くならないように意識しましょう。面接ではいくら長い回答をしても、面接官の質問の意図から外れている場合もあります。質問に対してどんな意図があるのか、要点は何なのかをしっかり考えなければいけません。質問の内容がしっかり理解できていれば、何を答えればいいのかがわかってきます。

面接中の目線・笑顔・立ち居振る舞いも意識する

面接で受け答えに並んで重要視されるのが、立ち居振る舞いや表情・目線・話し方です。目線は面接担当者の目を見るように心がけます。それが苦手な人は相手の襟など、顔に近いところから目線を外し過ぎないようにしましょう。このときに椅子に深く腰掛け過ぎず、背筋をしっかり伸ばすと立ち振る舞いが良く見えます。
受け答えに必死になりすぎて、目線が外れたり、声が小さかったり、表情がこわばってしまったりすると、面接での評価がマイナスになってしまいます。評価が下がる可能性もあるため、練習で目線・笑顔・立ち居振る舞いなどを意識して練習するようにしてください。

面接で頻繁に聞かれる質問は把握しておこう

面接で頻繁に聞かれる質問例

  • 志望動機
  • 我が社に興味を持ったきっかけは
  • なぜこの業界・職種を志望したのですか
  • 自己紹介
  • 自己PR
  • 長所・短所
  • 趣味や特技
  • ○○大学に入った理由
  • 研究室やゼミでやっていたこと
  • 学生時代は部活やサークル活動をしていましたか
  • 学生生活で一番頑張ったこと
  • 学生時代の成功体験・失敗体験
  • アルバイトは何をしていましたか
  • 最近読んだ本
  • 最近気になるニュース
  • 入社後のビジョンは何かありますか

効果的な面接の練習方法(一人or複数人)

面接の練習は相手がいないとうまくできないと思いがちですが、一人でも手軽にできる方法がいくつかあります。就活や転職の面接練習はぜひ人に頼んでしたいところですが、採用試験のピーク時は予定を合わせるのが難しい場合も少なくありません。そのため、普段一人でもできる練習方法もいくつか知っておくといいでしょう。面接練習ができるサービスなどと合わせて紹介していきます。

練習方法①:動画

まず一人でもできる面接練習方法として、動画の活用・撮影があります。自分は相手から見て面接中にどのように話しているのか確認してみましょう。動画で撮影して自分の姿を見てみると、意識していなかった長所や弱点がわかるかもしれません。一人で、出題されそうな質問に対しての受け答えをしてみましょう。仕事でも営業のロールプレイングなどを実施するため、動画で撮影する練習方法は有効だといえます。

練習方法②:アプリ

面接の練習にはスマホのアプリを使うのもおすすめです。転職サイトやコンサル会社監修のアプリも多くあります。アプリによって異なりますが、質問を読み上げてくれたり、クイズ形式で面接おけるポイントを学べたりするものがあります。有料のアプリだと録音機能も付いているため、より本番を想定した面接練習ができるでしょう。手軽で空き時間を活用して練習できるためぜひ活用してみてください。

練習方法③:就活セミナー

面接練習の方法として、就活セミナーへの参加があります。就活セミナーやイベントでは、面接に受かるためのテクニック紹介や模擬面接を実施しているものがあります。人事やプロから見たアドバイスを得られるのでおすすめです。面接のセミナーはエージェントなどで予約すれば受けられます。実際に企業の面接を受けた後もフィードバックを得られるので、内定獲得につながる可能性がより高くなるでしょう。

練習方法④:大学の就活支援

面接の練習は、大学の就活支援室を利用するのもおすすめです。大学によって異なりますが、予約すれば模擬面接を受けることができます。実際の面接を想定した練習ができる機会があるなら、なるべく受けてみるといいでしょう。回数を重ね、アドバイスを受けたほど上達するスピードは早くなります。大学によっては元人事やキャリアドバイザーなどに面接の練習をお願いできるので、上手く活用してみてください。
ただし、時期によっては面接練習の予約が埋まっており受けられない時もあります。早めに予約したり、事前に就活支援室の人と仲良くなったりしておきましょう。

面接練習におすすめの場所

面接の練習をしようと思っても、場所に困ることがあります。とくに、模擬面接などは周りの人に内容も聞こえてしまうので、場所選びには迷うものです。そこで、面接の練習をするのにおすすめの場所をいくつか紹介します。就活、転職によって使える場所は異なりますが、なるべくコストがかからず手軽に練習できるところを把握しておきましょう。

①:自宅

まず、面接練習の場所として最も手っ取り早いのは自宅だといえます。練習方法が明確なら、周りの目を気にせずにできるでしょう。とくに一人で練習する方法はいくつかあるので、毎日数分ずつでも実践してみてください。ただし、スペースがないとより本番を想定した練習は難しいので、習慣的にできるものを試す場所として利用するのがおすすめです。

②:大学の空き教室

友人などと面接の練習をする際は、大学の空き教室を利用するのがおすすめです。昼休みや授業終わりに利用するといいでしょう。少人数用の教室なら事前に予約できる場合もあるため、より本格的な模擬面接が可能となります。このときに友人とフィードバックし合うと、より面接対策として充実した練習になるでしょう。大学の場所を有意義に活用してみてください。

③:貸し会議室

転職だと、就活生のように気軽に練習できるスペースはそうないでしょう。そのため、もし本格的な練習がしたい場合は貸し会議室を借りるのをおすすめします。レンタルスペースを数時間借りるだけなら大きな負担にはならないので、本番前にしっかり練習したい方におすすめです。就活生も何人かで借りれば負担は減るので、ぜひ活用してみてください。

④:ジョブカフェやハローワーク

面接練習の場所として、ジョブカフェやハローワークもあります。ジョブカフェやハローワークで事前に面接予約をすれば、模擬面接を実施してくれます。入退室や身だしなみのマナー、話した内容についてのアドバイスもしてくれるのでおすすめです。中には、元人事の方から志望する業界や企業のアドバイスを受けられるところもあります。全国に所在しているため、地域に関わらず利用できます。ぜひ活用してみてください。

⑤:実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

内定が早い企業の面接は積極的に受けておく

第一志望の企業に受かるためには、事前に多くの面接を受けておくことをおすすめします。本番の面接では唐突な質問をされたり、緊張するため上手く答えられなかったりすることも少なくありません。練習よりも実際の面接から学べることの方が多いため、内定を早く出す企業を受けておくといいでしょう。志望する業界や企業でなくても、実際の雰囲気を知ることは大切です。本命の面接まで時間があるなら、積極的に受験してみてください。

内定が早い分多く面接を受けられる

外資系企業やベンチャー企業は比較的に早い段階から面接を実施しています。時期が早いと、本番までに多くの面接を受けられるので練習におすすめです。実際の試験では緊張することが多いため、できるだけ早く就職試験の雰囲気に慣れる必要があります。就活では面接の受け答え方を知っていても、実際に活かせるかどうかはまた違ってきます。最初の面接は失敗しても大丈夫なので、本番でしっかり実力を発揮できるようにしましょう。

失敗した点を本番で活かせる

実際の面接では、練習していても上手く答えられない場合があるでしょう。内定を獲得するには、面接での失敗をしっかり次に活かしていくことが大切です。面接では実際に受けてみないとわからないことが多いため、実践しながら学んでいく必要があります。
また、内定が早い外資系やベンチャー企業の試験や面接は難易度も高いので練習には効果的です。特にベンチャー企業では理由などを深く聞かれることが多いので、志望動機を明確にするいい機会にもなるでしょう。

内定があると心に余裕もできる

早いうちから試験を受け、その中で内定を得られていると、その後の就活や転職も余裕を持って臨めます。本番の練習になるだけでなく、その後の焦りやプレッシャーが軽減されるので落ち着いて臨めるでしょう。また、同じ業界や業種の試験なら本番の参考になるのでぜひ受けてみてください。

面接の練習は重要!あらゆる方法でおこない万全の態勢で臨もう

就活や転職で内定を獲得するには、事前に練習しておくことが重要です。実際、面接は練習したほど上達するので早い段階から始めておきましょう。一人で練習する方法も多くあるので、アプリなどを上手く活用してみてください。本番で実力が発揮できるように、しっかり練習しておきましょう。

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