2018年05月24日(木) 更新

就活のエントリー数はどの程度が最適なのか|志望先を増やす場合に気をつけたいポイントもご紹介

就活では約15~30社ほどエントリーする学生が多い

就活生の声

  • 5社
  • 30
  • 16社
  • 20数社
  • 15社ほど

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「あなたは現在何社エントリーしていますか?」

キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたは現在何社エントリーしていますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
調査によると、就活では15社以上エントリーしている就活生が多いことがわかります。5社と少ない企業に絞る人もいますが、ほとんどの就活生は多くの企業にエントリーするようです。それでは、就活を始めたらどれくらいエントリーするものなのでしょうか。

3月時点の平均エントリー数は約27社

2018年卒の就活生はどのくらいエントリーしているのかをみていきましょう。マイナビがおこなったモニター調査によると、エントリーが解禁された2017年3月次点で、平均エントリー数が約27社となっていることがわかりました。この調査によると、理系・文系ではエントリー数が異なり、理系は平均20社台、文系は平均30社台といった状況です。
平均約27社と聞くと多いように感じますが、過去の調査と比べると減少傾向にあり、就活スケジュールが同じだった2017年卒と比べて約3社も減っています。2018年卒と同じ就活スケジュールとなる2019年卒以降も、この数字がエントリー数の目安となるでしょう。それでは、内々定が出る7月までの累計エントリー数はどれくらいなのでしょうか。

内々定が出る7月ごろまでには約40社

上記の調査から4ヶ月後の2017年7月にマイナビがおこなったモニター調査によると、3月のエントリー解禁から調査時期までの累計エントリー数は、平均約40社でした。つまり4月以降、さらに13社追加でエントリーを出したことになります。2017年卒(2016年)と比べると約5社減少しており、過去10年間で最も少ないエントリー数となったそうです。
参考として、3年前の2015年卒(2014年)のデータを見てみると、エントリー解禁から4ヶ月後の時点でなんと約85社もエントリーしていました。わずか3年で累計エントリー数が半減したことになります。一体なぜエントリー数が急激に減少したのでしょうか。

エントリー減少の理由①「売り手市場」化が進んだ

平均エントリー数が減っている理由として1つ目に挙げられるのが、「売り手市場」の進行です。これまでは、景気の落ち込みで企業の採用枠が減っていたため、就活生がエントリー数を増やしてチャンスを掴もうと右往左往する「買い手市場」の状態が続いていました。
しかし、ここ数年はアベノミクス政策などによる景気の回復が進み、各企業からの求人数が増加しました。その影響で、エントリー数が減っても内定を得られるチャンスが増えたことから、相対的にエントリー数が減少したとみられます。

エントリー減少の理由②選考期間短縮による影響を受けた

選考期間の短縮も理由のひとつです。これまで12月からエントリー開始だった就活シーズンが後ろ倒しされ、3月開始に変更となりました。また、面接選考の解禁も6月からと、エントリー開始から面接までわずか3ヶ月の短期決戦となったのです。
活動期間が短くなる分、説明会や選考に参加する機会も限られてくるため、エントリー数が減ってしまう結果になったと考えられます。また、選考期間が短くなったことを逆手にとり、事前に企業研究・自己分析で志望企業を絞りこんだうえでエントリーをしたとも考えられるでしょう。

エントリー数が増えても内定数が増加するとは限らない

エントリーを申し込む際に、押さえておきたい点についてみていきましょう。まず、エントリー数を増やしても、内定数が増加することはありません。数十社にエントリーを出したとしても、実際に選考に至るのはその半分にも満たないとされています。また、そこから選考まで進めたとしても、複数の企業から内定が出るとは限りません。

そのため、しっかり業界と企業を絞った上でエントリーすることが求められます。業界マップで業界全体を確認した上で、企業選びをすると効率よくエントリーできるので是非ご活用してみてください。

エントリー後に面接できるのは10社未満

就活の際にいくらエントリー数を増やしても、全ての選考に参加できるわけではないことも忘れてはいけません。マイナビのモニター調査によると、面接まで至った企業数は、エントリー数の3分の1程度にあたる8~9社しかありませんでした。これは、説明会の時間がブッキングしたり、書類選考などで絞られたりするためです。
就活で実際に面接へこぎつけるのは、10社未満ほどというのを念頭におくと、30~40社程度が望ましいでしょう。

エントリーは管理できる範囲が望ましい

エントリー数を増やすと、1日で複数社の試験を受けるケースが考えられます。そうなると、エントリー数が多いほど1社にかける準備時間が減少するでしょう。また、就活中は、企業から様々な情報のメールが送られてきます。選考に関する大事なメールなどが紛れてしまい、見落としてしまうリスクが増えるかもしれません。就活を始める際はそれらのリスクを見越したうえで、スケジュールとメールの管理が行き届く数のエントリーをおこなうことをおすすめします。

プレエントリーは多くの企業に行うべき

今後の就活情報を得るために、プレエントリーは多くの企業に対して行うようにしましょう。プレエントリーとは、就活関連サイトや企業の採用サイトへ登録をすることです。プレエントリーを行うと、登録した住所に企業から資料が届いたり、説明会や選考に関する情報がメールで送られてくるるようになります。多くの企業では説明会の予約をする際にプレエントリーが必要です。
プレエントリーをしていないと重要な就活情報を見落としてしまい、応募締め切りが過ぎていたのに気づかないという事態に陥る可能性があります。プレエントリーしておけば、向こうから連絡がくるため見落としを防ぎやすいです。プレエントリーは本選考ではないため、気になる企業に対して気軽に登録するようにしておきましょう。

企業での予定が重なることがある

エントリー数を増やしすぎると、複数の企業で面接などの予定が重なってしまう可能性が高くなります。日程が重なってしまった場合は、どちらかの企業をあきらめることになるでしょう。そうした事態を防ぐためにも、エントリーは管理できる範囲でするのが望ましいです。
気になる企業が多かったとしても、ある程度エントリーする企業を絞っておくようにしましょう。いくつもの企業に対してエントリーを行うと、一つひとつの企業に対する扱いが軽いものになってしまいやすいです。受かっても受からなくても気にしないような企業に申し込んでいると、選考対策やエントリーシートに記載する内容が中途半端なものになってしまう可能性があるため注意が必要です。

スケジュール管理が出来なくなる

複数の企業にエントリーしていると、上記で述べたように企業での予定が重なりやすくなります。そうなると、スケジュール管理が出来なくなってしまう可能性があるでしょう。日程を間違って覚えてしまうといったミスが発生しやすくなりますし、予定変更の連絡など余計な作業が必要になります。企業同士の予定以外にも、大学での予定と重なってしまうことが考えられます。
また、1日のうちに何社も選考を受けていると、就活に対する疲れを感じやすくなるでしょう。自分の許容範囲を超えてしまうと、本来の能力が発揮できなくなってしまいます。複数の企業にエントリーする場合は、自分で把握できる範囲を超えないように注意することが大切です。

就活のエントリー数は20後半~40社程度で減少傾向

就活におけるエントリー数は、景気回復や選考期間の短縮に伴って年々減少しており、2018年卒は3月時点で平均27社、選考が進んだ7月で平均40社となっています。
今後も人手不足の状況が続くことから、ますますエントリー数が減少する可能性も考えられます。志望企業への入社を果たすためにも、自己分析と企業研究をしっかりおこなったうえで、しっかりとチャンスを掴めるよう行動を起こしましょう。

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