2017年10月03日(火) 更新

就活のエントリー数はどの程度が最適なのか|志望先を増やす場合に気をつけたいポイントもご紹介

就活では約15~30社ほどエントリーする学生が多い

キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたは現在何社エントリーしていますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の声

  • 5社
  • 30
  • 16社
  • 20数社
  • 15社ほど

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「あなたは現在何社エントリーしていますか?」

調査によると、就活では15社以上エントリーしている就活生が多いことがわかります。5社と少ない企業に絞る人もいますが、ほとんどの就活生は多くの企業にエントリーするようです。それでは、就活を始めたらどれくらいエントリーするものなのでしょうか。

2018年卒の就活生における時期ごとのエントリー数

3月時点の平均エントリー数は約27社

2018年卒の就活生はどのくらいエントリーしているのかをみていきましょう。マイナビがおこなったモニター調査によると、エントリーが解禁された2017年3月次点で、平均エントリー数が約27社となっていることがわかりました。この調査によると、理系・文系ではエントリー数が異なり、理系は平均20社台、文系は平均30社台といった状況です。
平均約27社と聞くと多いように感じますが、過去の調査と比べると減少傾向にあり、就活スケジュールが同じだった2017年卒と比べて約3社も減っています。2018年卒と同じ就活スケジュールとなる2019年卒以降も、この数字がエントリー数の目安となるでしょう。それでは、内々定が出る7月までの累計エントリー数はどれくらいなのでしょうか。

内々定が出る7月ごろまでには約40社

上記の調査から4ヶ月後の2017年7月にマイナビがおこなったモニター調査によると、3月のエントリー解禁から調査時期までの累計エントリー数は、平均約40社でした。つまり4月以降、さらに13社追加でエントリーを出したことになります。2017年卒(2016年)と比べると約5社減少しており、過去10年間で最も少ないエントリー数となったそうです。
参考として、3年前の2015年卒(2014年)のデータを見てみると、エントリー解禁から4ヶ月後の時点でなんと約85社もエントリーしていました。わずか3年で累計エントリー数が半減したことになります。一体なぜエントリー数が急激に減少したのでしょうか。

なぜ平均エントリー数が減少しているのか

①景気の回復に伴う「売り手市場」化が進んだため

平均エントリー数が減っている理由として1つ目に挙げられるのが、「売り手市場」の進行です。これまでは、景気の落ち込みで企業の採用枠が減っていたため、就活生がエントリー数を増やしてチャンスを掴もうと右往左往する「買い手市場」の状態が続いていました。
しかし、ここ数年はアベノミクス政策などによる景気の回復が進み、各企業からの求人数が増加しました。その影響で、エントリー数が減っても内定を得られるチャンスが増えたことから、相対的にエントリー数が減少したとみられます。

②選考期間短縮による影響を受けたため

選考期間の短縮も理由のひとつです。これまで12月からエントリー開始だった就活シーズンが後ろ倒しされ、3月開始に変更となりました。また、面接選考の解禁も6月からと、エントリー開始から面接までわずか3ヶ月の短期決戦となったのです。
活動期間が短くなる分、説明会や選考に参加する機会も限られてくるため、エントリー数が減ってしまう結果になったと考えられます。また、選考期間が短くなったことを逆手にとり、事前に企業研究・自己分析で志望企業を絞りこんだうえでエントリーをしたとも考えらるでしょう。

エントリーする際に知っておきたい点

エントリー数が増えても内定数が増加するとは限らない

エントリーを申し込む際に、押さえておきたい点についてみていきましょう。まず、エントリー数を増やしても、内定数が増加することはありません。数十社にエントリーを出したとしても、実際に選考に至るのはその半分にも満たないとされています。また、そこから選考まで進めたとしても、複数の企業から内定が出るとは限りません。

エントリー後に面接できるのは10社未満

就活の際にいくらエントリー数を増やしても、全ての選考に参加できるわけではないことも忘れてはいけません。マイナビのモニター調査によると、面接まで至った企業数は、エントリー数の3分の1程度にあたる8~9社しかありませんでした。これは、説明会の時間がブッキングしたり、書類選考などで絞られたりするためです。
就活で実際に面接へこぎつけるのは、10社未満ほどというのを念頭におくと、30~40社程度が望ましいでしょう。

エントリーは管理できる範囲が望ましい

エントリー数を増やすと、1日で複数社の試験を受けるケースが考えられます。そうなると、エントリー数が多いほど1社にかける準備時間が減少するでしょう。また、就活中は、企業から様々な情報のメールが送られてきます。選考に関する大事なメールなどが紛れてしまい、見落としてしまうリスクが増えるかもしれません。就活を始める際はそれらのリスクを見越したうえで、スケジュールとメールの管理が行き届く数のエントリーをおこなうことをおすすめします。

就活のエントリー数は20後半~40社程度で減少傾向

就活におけるエントリー数は、景気回復や選考期間の短縮に伴って年々減少しており、2018年卒は3月時点で平均27社、選考が進んだ7月で平均40社となっています。
今後も人手不足の状況が続くことから、ますますエントリー数が減少する可能性も考えられます。志望企業への入社を果たすためにも、自己分析と企業研究をしっかりおこなったうえで、しっかりとチャンスを掴めるよう行動を起こしましょう。

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