2020年07月31日(金) 更新
【大学1年から必要な就活準備とは】やっておきたいこと一覧
目次
大学1年生、就活なんてヒトゴトだと思っていませんか?
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「大学1年生時からできる就活対策にはどんなものがあると思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 一般常識を知ること
- 英語力をつけること、なにか主体的に行動して経験すること
- 資格の取得と主体的に動く意識
- 業界研究
- TOEICのスコアアップ
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「大学1年生時からできる就活対策にはどんなものがあると思いますか?」
大学1年生からできる就活対策はたくさんあり、早い時期から下準備をしておくことが大切だとわかりました。
「英語力をつけること、なにか主体的に行動して経験すること」など自分の能力を高めながら、積極性を身に付けて経験を積むことができれば就活の時にも安心でしょう。
この記事では、就活の準備を早めにおこなって他の学生と差を付ける方法をご紹介します。
大学1年から就職活動の準備をする必要があるのか?
入学したばかりの大学1年生が、就職活動の準備をする必要はあるのかという疑問があるでしょう。アルバイト、サークル活動、留学、旅行、一人暮らしなど、多くの人は大学に入学してやりたいことがたくさんあるでしょう。もちろん単位も取らなくてはいけませんし、新しい仲間と一緒に過ごす時間も欲しいですよね。
入学と同時に就活というのは、実感が沸かないかもしれませんが、多くの大学1年生は夏ぐらいに何らかのアクションを起こしています。
大学1年生の早くから就職活動を意識すると大学生活が充実する
早い時期から少しずつ準備をして知識を持っておけば、簡単に就職活動を終わらせることができます。
大学1年生の早い段階で就活を意識すれば、自分が目指すものは何なのか、自分には何ができて何が足りないのか、と言った点を考える時間が多く取れ、自分にあった働き方や企業を選ぶ際にも役立つでしょう。
就職活動を早くから考えれば、選考もスムーズに進むのが予想され、大学生活も充実したものになるはずです。
3年で経験不足から履歴書・ESが書けない人は多い
就活が始まったら、履歴書もESもすらすら書けるだろうと考えてはいませんか。これまで数多くの就活生が書類作成に苦しんできました。
文章の構成の仕方がわからない、エピソードになるネタが思い浮かばない、そもそも何を書くべきなのかわからず言葉が出てこないという人は多いのです。
3年生になり突然ペンを持っても、自分の経験を言葉に置き換えることができません。早い段階から就活を意識しておかなければ、3年生になっても経験を言葉に換える力が乏しく、履歴書やESが書けなくなってしまうのです。
早い人は入学と同時に就活を始める
就職活動を始めるのは、大学3年になってからと考える人は多いでしょう。ですが、実際に就活をしている3年生、4年生に話を聞いてみると 「大学1年生・2年生の時にもっといろいろとやっておけば良かった」という意見もあります。
大学3年生、4年生になると、単位が取れていない人はもちろん、ゼミや卒論などで、思うように時間が取れなくなるのです。そういった点を考えると、就活の準備を始めるのが大学1年生の入学したてであっても、決して不思議ではないのです。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るには、自己分析による自己理解が必須です。自己分析を疎かにしていると、説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツール「My analytics」です。
My analyticsを使えば、質問に答えるだけであなたの強み・弱み・適職を見える化できます。
ぜひ活用して、就活を有利に進めましょう。
大学1年生から始める具体的な就活の準備
大学1年生のうちから行う就活の重要性は分かっても、いったい何をしたらいいの?と思う人のために、ここで大学1年生の時にしておくべき就活準備を確認していきましょう。
①ビジョンを明確にする
自分のやりたいことが解らない人は、まずはそこを明確にしましょう。自分の好きなモノは何なのか、何を自分の仕事にしたいのか、ぼんやりとでも良いので、まずはそこを見定めましょう。
そういった心構えを持っておくだけで、大学生活の充実度は大きく変わっていくものです。
②就活の軸を明確にして、選考に備えよう
採用活動の自粛などで、波乱続きの今年の就活。だからこそ、明確な「軸」を持って臨まなければ、後で失敗しかねません。でも、それが難しいという人も多いはず。
そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。
就活の軸作成マニュアルでは、「Will」と「Can」を使って、簡単にブレない軸を作ることができます。就活の軸作成マニュアルで揺るぎない軸を作成し、選考を突破しましょう。
③必要な資格を取っておく
大学1年生のうちに、資格の勉強をして就活の準備をしておくのは最も現実的な対策です。難易度が高い資格であるほど、早くからの対策が必要ですよね。
大学1年生の頃から就活に向けて資格の勉強をしておけば、就活に役立つ資格取得や卒業してすぐの国家試験取得などメリットが大きいのは間違いありません。欲しい資格は、大学在学中にとっておくと今後の就活や仕事で役立つでしょう。
ちなみに、業種、職種を問わずに、就活で評価が高いのは、MOS、TOEIC、初級シスアド、簿記、宅建などです。
④インターンシップ先の検討
1年生のうちから、どのようなインターンシップが存在するのか調査する就活準備も効果的です。インターンシップに参加すると、実際の就業体験ができ、社会人へのイメージがより鮮明になります。
また、入社したい企業のインターンシップに参加できれば、職場環境や事業内容にしっかりと触れることができるので、参考になるでしょう。
そして、人気のあるインターンシップの申し込みは先着順、募集受付の制限、抽選の場合があります。この企業のインターンシップは人気だからすぐに応募しなければならないとわかっているだけでも応募には非常に有利です。情報をいち早く取得しているだけで、インターンシップの応募方法や実施時期も想定できるので、準備ができます。
⑤就活セミナーに参加する
就活セミナーに大学1年のうちから参加しておくのもおすすめです。就活セミナーに参加すれば、様々な疑問や不安を解消するのに役立ちます。
しかし、周りは本格的に就活を始めている先輩たちなので、参加しづらいという人もいるでしょう。その場合は、ネット上で動画などを配信しているWeb就活セミナーがおすすめです。早めに就活に関する情報を集めることで、現実的な計画を立てやすくなります。
⑥面接で自己アピールに使えるような経験を積む
面接では、大学生の間に経験した出来事について訊ねられます。また、自分をアピールする際には、裏付けになるような納得できるエピソードが必要です。
そのためには、大学生のうちに学業やサークル活動、趣味など何かひとつのことに打ち込んでおきましょう。何かに熱中すれば、その結果が成功でも失敗でも、自分にとって大きな学びがあるものです。
また、新しい自分の一面を知ることもできるでしょう。自分だけの特別なエピソードを作り上げてください。
⑦大学の外でも人との繋がりを持つ
大学以外のところに人との繋がりを持つことも大切でしょう。学生の間は大学の友人やバイト先の知り合いなど、交流をもつ範囲を狭めてしまいがちです。
自分から行動的になって、様々な活動に参加してみましょう。人間関係が広がると、仕事に関する新しい情報を手に入れられることもあります。また、普段関わることの無い年代の人と接点を持つと、自分と比較して新たな視点を持てるでしょう。
⑧就活費をためておく
学業と就活を同時に進めると身をもってわかるのが時間管理の大切さです。就活が始まると、説明会、履歴書・ESの作成と送付、企業研究、面接、SPI対策などの予定が舞い込んできます。時間が奪われ、学業と就活の両立に苦しむ人は珍しくありません。授業を休んで企業の説明会に行く人も増えていくでしょう。
そうなってしまうと、アルバイトをする余裕がなくなります。就活には費用がかかります。移動にかかる電車代、バス代はもちろんのこと、遠方の場合は食事代、宿泊費もかかるでしょう。スーツのクリーニングも定期的にやらなくてはいけません。
色々と費用と時間のかかる就活で、アルバイトを同時にこなすことは、厳しい現実があります。1年生のうちから就活用のお金をためておくことは、未来の自分のためにも有効な準備になるでしょう。
就活の軸を定めておこう
働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。
そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、働くことや就活に迷いがある就活生はぜひ手に入れてみてください。
就活スケジュールの変更により選考が早まる可能性もある
「説明会のキャンセル枠が発生して、急遽説明会に行けるようになった」「面接日の調整の折り合いがうまくいかず、授業がある日に面接が入った」このように、就活は予定調整が思うようにいかないことがあります。
ですが、早めに就活準備をしておくことで、急な予定変更があっても臨機応変に対応することができます。準備をしていたからこそ余裕をもって、事前に把握しているリスクや対策ができるので、スケジュールに変更がでたとしても対応できるのです。
早めの就活準備で得られるものは多い
早めに就活準備をしておくと、書類作成や就活の軍資金の用意ができます。その他にも、履歴書やES、面接などで使えるエピソードの貯蓄もでき、話のネタや文章の作成に役立つでしょう。そして、インターンシップ先の検討や人脈の拡大にも有効です。
人生で一度しかない大学生活です。そこでどのように活動して、どのように学ぶかで一人一人の行動の質は変わります。何よりも就活を有利に動けるかどうかで、企業との出会い方も変わってくるでしょう。一方、就活は学業とアルバイトの兼ね合いにも影響します。
一人暮らしをしている人や生活費・学費を自分で工面している人は、気苦労が多くなるかもしれません。ですが、早めの就活準備を心掛けておくことで、就活が始まっても効率的に行動することができるでしょう。
大学1年生から出来る就活準備を1つずつおこなおう!
大学1年生からの就職活動の準備と心構えについて見てきましたが、いかがでしたか?
大学1年生で就活準備なんて早すぎると思っていても、いざ3年生になってから就職活動を始めたのでは、間に合わないような事もたくさんあります。就活の準備を始めておくなら、早いに越した事はないという点を覚えておきましょう。
大学4年間は人生で一回しかありません。就職活動はたくさんの時間を費やしますし、人生を左右する大切な時間です。後悔しないように、大学1年生の頃から就活を見据えて準備を行い、大学生活を有意義に過ごせるといいですね。
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