2020年06月25日(木) 更新

履歴書の郵送は速達の方が好印象を残せるのか~3つの郵送方法のメリット・封筒の選び方・書き方のマナーをご紹介【速達・書留・普通郵便】~

就活生にアンケートで聞いた生の声はコチラ!

エントリーシートを郵送で送る際の注意点とは、どういったものなのでしょうか。キャリアパーク編集部が独自にアンケートをおこない、学生たちの生の声を集め、代表的なものをまとめました。

質問:エントリーシートを郵送で送る際に、封筒の選び方、宛名の書き方などの郵送マナーで気をつけている点はどんなところですか?また、そう思う理由を教えてください。

就活生の回答

私がエントリーシートを郵送する際に気をつけている点は、封筒の選び方と文字の書き方です。封筒はシンプルで奇麗なものを使い、宛名などの文字は丁寧でわかりやすい字を書くことを意識しています。シンプルで奇麗な封筒を使う理由は、派手な封筒や曲がっている封筒を使用すると、受け取った採用担当者にいい印象を与えないのではないかと思ったからです。宛名などの文字を丁寧にわかりやすく書く理由は、最初に採用担当者の目に留まるからです。初めに見た文字が汚かったり、小さくて読みづらかったりすると、その中身の文章も見る気がなくなると思ったからです。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

履歴書を速達で郵送すると印象が良くなるのか

速達で郵送することで印象が変わることはない

履歴書を速達で郵送した場合、採用担当者からの印象は変わるのでしょうか。郵送方法が速達だからといって、良い印象を与えられるわけではありません。会社には、履歴書やエントリーシートなどの応募書類がたくさん届くので、速達かどうかはあまり確認していないのです。大事なのは、郵送する方法より履歴書の内容だといえるでしょう。

速達での郵送は評価が下がる可能性もある

履歴書を速達で郵送すると、かえって印象が悪くなる可能性があります。提出期限ぎりぎりに届いた履歴書が、速達で郵送されたものだったら、「この就活生は慌てて提出してきたんだ」と採用担当者に思われてしまうのです。期限に余裕があるのに速達の場合も、「合理性がない」「コストのことを考えていない」と、評価が下がってしまうかもしれません。

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履歴書の郵送方法は3つ

提出が遅れた場合や間に合わない場合は速達で

履歴書の郵送方法は、普通郵便・書留・速達の3種類です。では、履歴書を送る際は、どの方法が最も良いのでしょうか。何かしらの理由で提出が遅れた場合は、速達で郵送するのがマナーです。速達で送っても印象は変わらないとご紹介しましたが、提出期限を過ぎてから普通郵便で届く方が失礼なのです。一刻も早く提出しなければいけないときは、速達で郵送するようにしましょう。

提出期限に余裕があるなら普通郵便で

提出期限まで余裕がある場合は、普通郵便で送ると良いでしょう。期間に余裕を持って普通郵便を用いれば、コストの節約という面でアピールができます。ただし、提出期限までの期間があまりない場合は、締め切りまでに履歴書が届かない可能性もあるので、注意が必要です。また、会社によっては郵送方法を指定している場合もあるので、しっかりと確認しておきましょう。

書留での郵送は会社側に手間がかかる

書留とは、万が一破損や紛失などが起こった際に、保証をおこなってくれる郵送方法です。書留を利用すれば送達状況が分かりますので、「履歴書が届かない」などの事態に迅速に対応できるでしょう。しかし、受取時に受領印が必要となるので、会社側に余計な手間をかけてしまいます。余計なコストと判断される可能性があるので、指定がない場合に書留で郵送するのは、避けましょう。

履歴書を郵送する際の封筒の選び方

封筒の色は「白色」が無難

履歴書の適切な郵送方法を、ご紹介しました。状況にあった郵送方法で送らないと、印象を悪くしてしまう可能性があります。これは、封筒の選び方にもいえるのです。書類などを送るときによく目にする茶封筒は、文字が見えにくいためおすすめしません。履歴書を郵送する際の封筒は、採用担当者が見やすいように白色のものを選びましょう。

履歴書が曲がらない「角2」サイズを使う

履歴書を郵送する際の封筒は、角2サイズを使いましょう。履歴書を郵送するときに、同封する書類の数が多い場合があります。そういった場合に、A4サイズの用紙が折り曲がらずに入る角2サイズの封筒は、ぴったりだといえるのです。大きすぎると見栄えが悪くなるので、考えて選ぶようにしましょう。

履歴書を郵送する際の封筒の書き方

【封筒の表】郵便番号・住所

履歴書を郵送する際の、封筒の書き方をご紹介します。封筒の表に書く郵便番号は、郵便番号記入欄に書きます。記入欄がない場合は、枠を自分で作らず、右上に郵便番号のみを書きましょう。そして、封筒の右側に縦書きで住所を書いてください。住所は、都道府県名を省略せず、番地まで書くようにしましょう。

【封筒の表】会社名・宛名

封筒に提出先の会社名を書く場所は、封筒の中心より少し右側になります。(株)と省略せず、「株式会社」と正式名称で書きましょう。続いて、宛名を中心に大きく書きます。部署宛ての場合は「御中」、担当者宛てには「様」と書いてください。担当者名が分からない場合は、「採用後担当者様」で問題ありません。郵送方法が速達の場合は、左下に「速達」と赤字で書くのがマナーです。

【封筒の裏】郵便番号・氏名・住所

封筒の裏には、自分の郵便番号・氏名・住所を書きます。位置は左下で、氏名は郵便番号と住所より少し大きめに書くのがポイントです。日本郵政が正式に発表している書き方では、氏名を中心に書いていますが、封筒につなぎ目がない場合は左下で問題ありません。

【封筒の裏】投函日・〆マーク

郵便番号の上にあたる左上に、封筒を投函する日付を縦書きで書きます。この日付だけは、書いていなくてもマナー違反となりません。もし採用担当者が提出に気づかなかった場合に、早々に提出していたことがわかるので、書いておくことをおすすめします。すべて書き終えたら、のり付けして封をしましょう。きちんと封がしてあるか確認し、最後に〆マークを書きます。

履歴書は基本的なルールやマナーを守る

履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。

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履歴書を郵送する際の注意点

封筒の大きさ・郵送種類・重さで料金が変わる

履歴書を郵送する際の注意点を、2つご紹介します。1つ目は、封筒の大きさや郵送の方法、封筒の重さで料金が変わることです。もし、ポストに投函したものが料金不足だった場合、差出人の住所へ戻ってきてしまいます。そうなると、提出期限に間に合わくなる可能性もあるのです。自分で料金を計算するのが心配な就活生は、郵便局の窓口で送りましょう。郵便局の窓口だと、速達の場合も対応してくれるので、封筒に自分で「速達」と書く必要がなくなるのです。

封筒に入れる順番には決まりがある

2つ目の注意点は、封筒に入れる順番です。封筒に書類を入れる順番には、決まりがあります。送付状を一番上にして2番目に履歴書、そしてそのほかの書類と続きます。このとき、送付状の記書きと同じ順番になるように確認しましょう。クリアファイルに入れておくと、雨などで濡れてしまう心配もなく、貰う側にとっても親切です。

就活で使う履歴書を速達で出しても評価は変わらない!余裕をもって提出しよう

履歴書は、提出する速さを競っているわけではありません。したがって、速達で郵送しても評価が上がることはないのです。提出が遅れた場合は、速達で郵送するのがマナーです。郵送する封筒は、角2サイズで白いものを選び、宛名や会社名をきちんと書く必要があります。提出期限ぎりぎりで慌てないように、余裕をもって郵送しましょう。

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