2020年07月31日(金) 更新
社会人としての自覚を持つ方法3つ|自覚が足りていないと思われる人の特徴一覧もご紹介
目次
社会人としての自覚とは
「やるべきこと」という考えを持つ
社会人になっても、「やりたいこと」と「やりたくないこと」があると思います。社会人としての自覚とは、そういった「やりたい」「やりたくない」という感情を二の次にして、「やるべきこと」という考えを持つことです。仕事をおこなううえで、「やりたい」「やりたくない」というわがままは通りません。
理想は、「やるべきこと」が「やりたいこと」になることです。そのためには、「やるべきこと」に対する楽しさを見出さなければならないでしょう。仕事内容が「やりたくないこと」の場合には、楽しさを探しながら取り組んでみてください。
行動の全てが自己責任
社会人としての自覚は、行動の全てが自己責任だと理解することを意味します。例え未成年でも、社会人になった時点で周囲からは大人として見られるでしょう。そのため、公共の場で無責任な発言をしたり、軽率な態度を取ったりするのは、絶対にいけません。自分が責任をとれる範囲内での発言や行動を理解することが、社会人としての自覚に繋がるのです。
自分の立場をわきまえた行動が分かる
社会人としての自覚とは、自分の立場をわきまえた行動が分かることです。社会人になれば、給料を対価に働くため、その金額に見合った働きをしなければいけません。働くうえでの理想は、「売り手よし・買い手よし・世間よし」の「三方よし」です。良い製品を提供すれば買い手が喜び、売れれば売り手が喜び、そうして得た利益で社会貢献をすれば世間が喜びます。
現代は、情報社会ということもあり、会社の評判がネットや口コミで広がりやすくなっています。だからこそ、自分の行動1つが会社の評判に影響を与えるという自覚を、持たなければならないのです。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るには、自己分析による自己理解が必須です。自己分析を疎かにしていると、説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツール「My analytics」です。
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社会人としての自覚が足りていない人の特徴
「学生気分のまま」は社会で通用しない
学生の間は、学費を納めて授業や講義を聞くことで勉強ができます。分からないことがある場合は先生に聞くと、何度でも教えてもらえるでしょう。しかし、社会人になれば、そういうわけにはいきません。
社会人になれば、自主的に取り組む姿勢が必要となります。分からないことがある場合には、自分で調べなければならないのです。社会人として、いつ誰に何を聞かれても答えられるだけの、知識・経験が求められるでしょう。「学生気分のまま」は、通用しないのです。
親に頼りっぱなしだと自覚が足りないと思われる
社会人としての自覚が足りない人は、親に頼りっぱなしという特徴があります。わざわざ朝になったら起こしてもらったり、生活費を全て出してもらったりしている間は、社会人としての自覚が足りないといえるでしょう。
いつまでも親に甘えていると、その癖が会社でも出てきてしまい、遅刻や「報・連・相」不足に繋がります。以下で、社会人としての自覚が足りない人の特徴を挙げていくので、自分に当てはまるかどうか、確認してみてください。
社会人としての自覚が足りない人の特徴
- 遅刻が多い
- 報・連・相ができない
- 敬語が使えない
- あいさつをしない
- 無駄な話が多い
- 休みの連絡をするのが親
- 身だしなみに清潔感がない
- 動きが遅い・マイペース
- 細かな部分への気配りができない
社会人としての自覚を持つのに必要な心掛けは?
キャリアパーク会員の就活生を対象に「社会人として自覚を持つには、どのような心がけが必要だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 切り替え
- 自身も社会の一部であるという感覚を持つ。
- 責任感
- 何事にも責任を持つことが必要。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「社会人として自覚を持つには、どのような心がけが必要だと思いますか?」
就活生の多くが、責任感を持つことで社会人としての自覚も持てると考えているようです。「自身も社会の一部であるという感覚を持つ」という回答も、社会人として責任感を持つことと同じ意味であると捉えられます。いつまでも学生気分でいては、社会人としての自覚が持てません。では、社会人としての自覚を持つには、どうすれば良いのでしょうか。
就活の軸を定めておこう
働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。
そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、働くことや就活に迷いがある就活生はぜひ手に入れてみてください。
社会人としての自覚を持つ方法3つ
①:経済的に自立する
社会人としての自覚を持つ方法をご紹介します。1つ目は、【経済的に自立する】です。社会人になって自分で稼ぎ出しても、親の世話になったままではいけません。「実家暮らしだから」といって、衣食住を親に任せっきりなのは、もってのほかなのです。
社会人になったら、仕事で得た収入をもとに保険料や衣食住にかかる費用を考えて、自分で支払うようにしましょう。実家暮らしの場合は、ある程度の生活費を親に渡す余裕が持てると良いです。
②健康面の管理を自分でおこなう
2つ目は、【健康面の管理を自分でおこなう】です。食事の栄養バランスや睡眠の仕方などを、自分で管理するようにしてください。いつまでも親に任せていてはいけません。体調を崩して仕事ができなくなれば、会社に迷惑をかけてしまいます。体調管理ができていないのは、社会人として恥ずかしいことなのです。社会人としての自覚を持ちたいなら、健康面の自己管理をおこないながら、ストレスを溜めないように気を付けましょう。
③当事者意識を持つように心がける
3つ目は、【当事者意識を持つように心がける】です。先述しましたが、人に頼り切っている間は、社会人としての自覚が足りていません。社会人になったら、何に対しても「当事者意識」を持てるように意識しましょう。何事も自分の力で解決しようとすることで、初めて社会人としての自覚が持てるのです。
「これは自分の仕事だ」と思えば、責任感が芽生えます。責任感を持って仕事に取り組めば、仮に失敗しても振り返ることができるでしょう。また、そういう姿を見た人からの手助けも、借りやすくなるのです。
経済的自立や健康面の管理をおこなって社会人としての自覚を持とう
社会人としての自覚は、今後必ず必要となるものです。社会人としての自覚が足りないまま働き出せば、仕事や人付き合いにおいて失敗してしまう確率が高くなるでしょう。自覚が足りない人には、親に頼りっぱなしという特徴があります。親に頼りっぱなしで働き出せば、会社に遅刻したり敬語を使えなかったりなど、社会人として恥ずかしい行動を取ってしまうのです。そういった事態を避けるためにも、本ページを参考に、社会人としての自覚を持てるように心掛けてみてください。
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