2017年07月07日(金) 更新
【大学を卒業できなかった場合】企業からもらった内定はどうなるのかご紹介します【留年・中退・入社延期】
目次
入社延期は人事担当者にとって恐怖の言葉
人事担当者にとって恐怖の言葉があるのはご存知ですか。毎年この言葉聞かないことを祈りながらもやはりまた今年も聞いてがっかりする言葉、それは「入社延期」です。人事担当者ががっかりする入社延期という言葉は、どういう意味を持っているのでしょうか。
入社延期ってどういうこと?
延期はそのまま遅くなるという意味です。つまり、新入社員が入社するのが遅れるという意味なのですが、なぜこれが人事担当者にとって恐怖なのでしょうか。
各企業の人事担当者は、毎年4月に入ってくる新入社員たちを適切な部署に配属させるため、日夜会社と調整を重ねます。様々な部署や部門から今年は何人ほしいなどの要望を吸い上げて、頑張って採用活動をしているわけです。新入社員が予定通り入社してこないということは、会社にとっても大きな痛手であり、その責任を痛感するのが人事担当者といえます。したがって、人事担当者にとって延期という言葉は恐ろしいものなのです。
なぜ入社延期になる?
しかし、普通新入社員は4月に入社するものですし、採用の段階でそれも伝えているわけですから、入社延期なんて起こらないはずです。しかし、必ず入社延期になる学生が出るのは不思議ではありませんか?いったいなぜ、毎年入社が延期になる学生がでてくるのでしょうか。
大学や専門学校を卒業できなかった
「卒業できませんでした」という連絡を3月に入ってから受けるときほど、人事担当者にとってがっかりする瞬間はありません。ですが、皆さんが想像しているよりもこの卒業できなかったパターンは多く、採用人数が多い会社などでは毎年必ず一人は卒業できない人がいるというほどです。
卒業発表で卒業できないと気が付く
学生も、会社をだまそうとしているわけではないのです。卒業できるはずだと思って単位数も確認し、安心して就職活動に励んでいたところ、いざ卒業発表の掲示板を見にいったら自分の学籍番号がなくて呆然とするのです。そういったミスがないように、学生はよく気を付ける必要があります。
単位の登録ミスで卒業できない
卒業できなかった理由としては、単位数が足りていなかったという単純なケースや、トータルの単位数は足りているけど、必修の単位数が足りなかったという場合があります。事実に卒業発表のその日まで気が付かずに、当日自分のミスにショックを受ける学生が多いのです。就職活動中の皆さんは、必ず自分の単位数をチェックして就職活動に臨んでください。
卒業できなかった場合は「留年」
大学を卒業できなかった場合は、留年ということになります。卒業間際に留年を通知されることになる就活生もいますので、注意が必要です。留年することになると1年分の学費を払うことになりますので、想定外の費用がかかるでしょう。また、就職活動を一からしなければいけない場合もあります。
卒業できなかったなら早めに企業に連絡する
大学を卒業できなかった場合は、早めに内定先の企業へ連絡をおこないましょう。今後について企業も考えなければなりませんし、早めに連絡を取らなければ対応が遅れてしまいます。卒業できなかったことを報告するのはかなり気が引けるとは思いますが、正直に落ち着いて話し、指示をもらいましょう。
卒業できないと内定取り消しになる場合がある
大学を卒業できない場合、内定が取り消しになる可能性もあります。内定を取り消されてしまった場合は、単位を取得するために大学に通い続けることになるでしょう。そして、2回目の就職活動が始まります。しかし、大学を卒業できない全ての人が内定取り消しになるわけではありません。
9月卒業まで待ってくれる企業もある
場合によっては、単位を取得して卒業するまで内定を取り消さずに待ってくれる企業もあります。9月の卒業を迎えてから、正式に入社させるという対応を取る企業もあるのです。しかし、給与や待遇の面で一緒に入社する予定だった他の新入社員と、差が出るかもしれないと覚悟しておきましょう。
会社によっては勤めながら大学に通わせて卒業させる
単位によっては、土曜日に大学に通うだけで卒業が可能になる場合もあります。平日は会社で働きながら、学校に通うことで対応する企業もあるのです。その場合、大学に通っている間は社員ではなく、アルバイトという扱いになる可能性があるでしょう。アルバイトであれば、正社員と同じだけの給料を貰えないことがあります。
内定を優先して大学を中退する人もいる
卒業できない場合は、内定を優先して大学を中退するという人もいます。その際には、大学と企業側に確認を取ってから手続きをするようにしましょう。なぜかというと、就職先が大学卒業を採用の条件にしている場合があるからです。また、大学を中退すると学歴が高卒になりますので、よく考えて判断しましょう。
大学が卒業できなかったという事態にならないようきちんと単位を確認しよう!
毎年、大学を卒業できなかったせいで、入社延期になる内定者が後を絶ちません。多くの場合、卒業できると思っていたのに単位数が足りず卒業できなかったり、単位数は足りているけれど必須の授業をとり忘れていて卒業要件を満たしていなかったり、というのが理由です。人事担当者をがっかりさせないように、きちんと自分の単位数は確認しておくようにしましょう。
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