2021年09月08日(水) 更新

就活における一般教養・一般常識テストの合格ラインと勉強方法

一般教養テストは企業独自の常識テスト

就活の際の教養を問うテストというとSPIが有名ですが、それと同時によくおこなわれるテストとして、一般教養や常識を測るテストがあります。SPIとは別のwebテストではなく、一般教養テストの場合、大抵は企業独自におこなっている場合が多いようです。

一般教養テストは、就職する企業の属する業界によって、時事問題などの傾向が変わってくる場合があります。選考に優位に進むためにも、こちらの対策もきちんとしておくことが重要になります。

出題項目は国語・数学などから時事問題まで

ごく平均的な一般教養テストの出題内容は、国語や数学といった基本的な知識に関する問題だけではありません。時事問題のような、ニュースでも取り上げられるような話題についての問題も多いです。

非常に幅広い分野に渡りますが、SPIのような別の適性検査をあわせて実施する企業の場合は、主に時事問題や常識についての分野が多く出てくるようです。企業によっては時事問題の出題傾向も、業界に関連する内容にかたよる場合もあるため、希望業界のニュースは常にチェックしておきましょう。

また、企業や業界によっては、基本業務が時事に大きく左右される場合もあるため、就活対策だけではなく、入社後も使える知識です。

マスコミや出版社志望の人は時事問題を要チェック!

一般常識と一般教養の大きな違いはありません。しかし、一般教養では時事問題が多くなることをおさえてきましょう。普段からニュースや新聞を見ているか、基本的な知識を持っているか、そのような力が求められます。

特にマスコミや出版社などでは、時事問題に関する高い知識が求められるので業界ごとに重要度が異なります。また、大手の企業では一般教養テストとしてSPIを行なっているのも特徴です。

一般教養・一般常識テストの合格ライン

調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/18
投票数:1678

就活生を対象に1678名から集計したアンケートによると、「就活での一般常識テストの合格ラインを知りたい?」という質問に対して、96.8%の人がYes、3.2%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)

ほぼ全就活生が合格ラインについて知りたがっていることになります。しかし、これは企業によって様々です。

その就活生を即戦力として考えのレベルを見るための、一般常識テスト・一般教養テストなら合格ラインもかなり高いでしょうし、面接の点数のウエートが高いのなら形式的に一般常識テスト・一般教養テストを行う場合が多くその合格ラインもそれほど高くはないのです。

最低6割~7割

面接で決めかねた時に+αとして一般常識テストや一般教養テストの点数を加算して決める場合もあります。それでは一般常識テストの合格ラインはあってないようなものです。

いくらなんでも2~3割の合格率では、良い評価は得られないでしょう。この学生は勉強していないという評価がつきかねません。

一般常識テストも一般教養テストも合格ラインは最低でも6割~7割は取っておく必要があります。得意な教科は高いにこしたことはありません。それが何かの仕事に活かせる可能性もあるのですから、一般常識テストも一般教養テストの合格ラインは自身で高めに設定しておくべきです。

SPIの制限時間に慣れる方法

SPIの本番は問題ごとに制限時間があります。いくら練習問題を解いても、本番の形式に慣れていないとうまく解けず、不合格になるかもしれません

そこで活用したいのが「SPIパーフェクト問題集&模試」です。本番と同じ形式で、計100問の例題を解くことが可能です。

問題ごとに詳しい解説付きのため、復習にも効果的です。ぜひ活用し、志望企業の選考を突破しましょう!

一般教養・一般常識テストの勉強方法

一般教養や一般常識がテストで出る場合、対策をどこからすればいいか、分からなくなってしまうこともあるかもしれません。参考書を使っての勉強はもちろん有効ですが、これらの問題については、参考書がなくてもできる対策もあるのです。

ここでは、実際に就活向けの一般教養や常識について勉強をする際に、特に重要なポイントについて解説していきます。このポイントを押さえれば、比較的スムーズに対策をすることができるでしょう。

数学の公式や英語の単語・熟語は暗記しておく

一般教養として求められる数学や国語、英語の知識というのは、SPIと同じく中学~高校レベルの問題です。そのうえで大事なのが、「基本の暗記」です。

漢字の読みや文法、数学の公式、英語の単語・熟語というのは、大抵学生時代に暗記をして覚えたはずです。実際これらの問題には暗記をしておくのが一番簡単な方法ともいえます。

暗記であれば、移動中に公式や熟語を覚えることも難しくはありません。例えば暗記ノートを用いたり、これらの基本的な問題が出てくる参考書などを使用して、時間を見つけた時にこまめに覚えておくようにするだけでも、実際のテストの際スムーズに頭に浮かんでくる筈です。

一般教養・一般常識テストの暗記におけるポイント

国語は漢字やことわざ、文法を暗記しましょう。数学は計算問題が多く会社に入ってから必要となる利益や割合計算など、あと公式は覚えておく必要があります。英語は単語、熟語は暗記しておくのは必須ですが、長文問題の出題が多いのでしっかり繰り返しやっておくことです。

化学や生物は化学反応式や環境に関わる問題、後気象、地層、地震など実際の生活に沿った問題をこなしておきましょう。社会は歴史的な事件や、現代社会など政治経済などが時事問題として出題される場合があります。

一般常識テストの暗記はこれらの点を頭に入れた上で問題集を何度もこなしていくか、ネットなどの一問一答形式の一般常識テスト暗記問題などを利用して効率よくこなしていきましょう。

時事問題はニュースや新聞のチェック

時事問題については、基本的にニュースや新聞のチェックが大事です。時事問題を一番手っ取り早く知るには、こういった情報をチェックすることから始まります。近年では新聞やニュースもスマートフォンを使って確認することができるので、情報収集にはスマートフォンを使うという方法もあります。

テストについての対策としては、ただニュースをチェックするだけではなく、例えばノートに自分なりにまとめてみるなどの方法もあわせておこなうとよりしっかり記憶に残るでしょう。自分の意見についてすこし書き残しておく、紙面であればスクラップしておくのでも構いません。

自分の考えや意見をニュースの情報や、写真などとあわせて残しておくことで、はっきりと自分の頭の中に時事問題についての情報を残しておけます。

一般教養テストでは時事問題が多く出題される

一般教養テストは、一般常識テストの内容と大きな違いはありません。よく一般常識(教養)と表記される場合が多いです。しかし、違いとして、一般教養テストの内容は時事問題が多くなっています。

時事問題を対策するためには、日頃から情報収集が癖ついていると効果的です。とはいえ、いままで新聞も読んでいなかった人にとっては、就活を始めてから新聞を読みはじめてもすぐに理解できるものばかりではないでしょう。

時事問題を理解するためにも重要な用語は覚えておく必要があります。下記からダウンロードできる「時事問題集」は、就活の際におさえておくべき用語をまとめて解説してあり、難しい時事問題をクイズ形式で気軽に覚えられるようになっています。一般教養テストに備えて使ってみましょう。

一般教養・一般常識テスト対策におすすめの問題集

参考書がなくてもある程度は勉強で対策できる一般教養・常識テストですが、やはり参考書や問題集を使いたい、という人もいるでしょう。

ですが、実際に書店にいくと、同じような書籍は大量に販売されています。どの本を使えばいいか分からない、ということになってしまいかねません。

ここでは、特にテスト対策としておすすめできる参考書や問題集について、その特徴や使い方などを解説していきます。実際に問題集を選ぶ際の参考にするといいでしょう。

最強の一般常識

この「最強の一般常識」は、SPI問題集なども出版している成美堂出版から販売されている書籍です。書店に行けば目に入ることも多い位には、出版数自体が多い問題集でもあります。

この問題集のポイントは、時事問題の豊富さです。テストでよく聞かれることになる政治・経済関係の時事問題への対策だけでなく、スポーツや芸能の分野などを加えた10分野の主要・頻出内容を学ぶことができます。また年度ごとに内容改定もおこなわれているので、最新の時事問題についても学ぶことができるのがポイントといえるでしょう。

書籍には外して使える別冊付録がついており、重要ポイントに絞って見返すのに活用できます。また答え合わせの際に使える赤シートもあるので、日々の暗記に用いるのにも最適な問題集です。

カンタン総まとめ 就活の一般常識&時事

この書籍は実務教育出版から販売されている問題集です。コンパクトなサイズに加えソフトカバータイプなので、持ち歩きにも向くのがポイントのひとつです。また、問題は一問一答タイプで復習が可能なので、クイズ感覚で移動中に読み返すこともできます。

また、一問一答の問題だけでなく、要点まとめも各内容ごとに用意されているため、基本的な内容をある程度つかんだ上で問題を解くという使い方も可能です。この書籍は一般常識についての情報が特に多く、時事や国・数・英以外に社会や理科などの全般的な基本知識を学び直すこともできるようになっています。

SPI問題集&模試を無料で手に入れよう

SPIをクリアしなければ、面接を受けることさえできません。対策には、多くの問題集を解くことが効果的です。

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就活での一般教養・一般常識テストは反復して問題を解き最低でも6割~7割はとろう

就活の際に受ける一般常識テストの内容と、一般教養テストの内容、そして合格ラインと対策のコツについてご紹介しました。大人になってからの主要5科目の勉強ですから少し不安になるものです。しかし、あくまで一般常識のテスト・一般教養テストですので、ある程度ちゃんと勉強していたらわかる範囲の問題は出されます。

暗記のためのコツは声に出しながら問題を解いたり、とにかく反復で問題に手をつけ暗記するしかないです。そして、テストで良い点数をとる為には合格ラインを自身で高めに設定すると良いでしょう。

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