2019年12月12日(木) 更新

新卒採用面接の質問集のポイント

新卒採用面接の質問集①自己分析による企業への志望度

就職活動において『自己分析』は基本中の基本、必須の作業ですよね。これ無くして自分自身のことを深く理解することはできませんし、その状態で将来のキャリアビジョンを考えることは困難です。企業側にとっても、採用を受けにくる学生がどれくらい自分自身のことを理解した上で企業を選び、選考をうけているのかを知ることは、学生の志望度を知る上でもとても重要になります。そのため、企業の新卒採用面接では学生がそれまでの人生を振り返って、自分を見つめ直し、その結果どのように考えたかを量るための質問が多くなります。

よくある質問集例から学生の人格を見る

両親からはどのように育てられたと感じていますか?小学校、中学校、高校それぞれで最も頑張っていたことは何ですか?友達からはどんな人物だと言われますか?今までに挫折をした経験はありますか?今通っている大学を選んだ理由は何ですか?大学で最もやりきったことは何ですか?人生で最も大きな挑戦はどんなことでしたか?…等。企業は、これらの質問に対する返答から、学生がどんな人生を歩み、どんな人格が形成されたのかを読み取ります。

適職診断もできる自己分析マニュアル

自分にどんな職が向いているか考える際にやっておきたいのが、自己分析です。でもいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのか解らず、すぐに行動に移せないことがあります。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

新卒採用面接の質問集②キャリアビジョンを説明する

『この学生の持つポテンシャルを生かすと、企業に入社してからどのようなパフォーマンスを発揮できるのか…?』企業は、面接中のやりとりから学生の将来を予想します。企業側も、学生の人格を把握しようと努力し、将来どのような活躍が出来そうか、また、もし採用となった場合にどのような部署だとより力が発揮されやすいかなど、様々なことを考えて面接に臨んでいます。学生側も、企業に自分の未来の活躍をイメージしてもらうためには、十分にキャリアビジョンを説明できるようにしておく必要があります。

よくある質問集例から企業と学生の入社後イメージの相違をなくす

新卒で入社してから10年間のあなたのキャリアビジョンについて教えてください。あなたの希望する部署とその理由を教えてください。あなたしかできない企業への貢献があるとすれば、どんなことですか?同僚や先輩とはどのような関係を築きたいですか?20年後あなたは何をしていると思いますか?…等。企業は、学生が入社した場合のイメージをできるだけ明確にするために、また、どれだけ学生が入社後のイメージを持って採用面接を受けているかを知るために、このような質問を繰り返します。

新卒採用面接の質問集③学生からも質問して企業の性質を読み取る

採用面接は、どうしても採用する側とされる側という立場上、企業の方が上のように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。企業が学生を選ぶように、学生も無数の企業の中から本当に入社したいと思える企業を選びます。つまり、就職活動では、学生だけが必死なのではなく、企業も学生も真剣勝負で臨んでいるのです。したがって、企業と学生が相互にマッチングを図る必要があります。このマッチングを図るのに有効なのが学生からの『逆質問』です。面接の際に質問するのは企業側からだけではありません。学生も、疑問や不安をぶつけてみてはじめて、その答えから企業の性格や性質を読み取ることができます。

マッチングを図るために有効な質問3つ

①将来のキャリアビジョンなどについて面接できかれた質問があれば、それについての意見をきいてみる。『例)先ほど、3年以内に~したいというビジョンがあると申し上げましたが、実際新卒社員の方でそれを達成した例などはありますか?』等②その他説明会や面接で知りえていない情報について、気になる点を質問する。③面接のフィードバックをもらう。…等特に③では、企業が自分自身に対してどのような印象を抱き、どんなところに期待しているかがわかるため、その後の面接でも活かすことができます。面接では、お互いの質問を通して企業と学生両者がお互いの意思を確認し合えるようなコミュニケーションが取れると、自然とよい結果に結びつくのではないでしょうか。

新卒採用の面接を受けるなら質問集を押さえて自分をアピールして企業を知る姿勢を見せる

新卒採用の面接において最も大切なことは『面接を受身で受けない』ということ。企業から企業が学生を選ぶように、学生も企業とのマッチングを図り、最終的に1社に決める必要があります。せっかくの貴重な新卒採用の面接の機会です。自己分析の成果を問うような質問集や、逆質問の質問集などを参考に、企業とベストなコミュニケーションを取れるような万全の準備をして臨みましょう!

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