2018年10月11日(木) 更新
テストセンターの時間切れを防ぐ対策4つ|知っておきたいSPIの受検方法や制限時間の情報をご紹介
目次
SPIで問題を解ききれなかった就活生は多い!
キャリアパーク会員の就活生を対象に「SPIで問題を解ききれなかったことはありますか?理由も併せて教えてください。」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の声
- 時間がなかった、対策不足
- ある。時間配分が悪かった
- ある。時間が足りなかった。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年2月23日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「SPIで問題を解ききれなかったことはありますか?理由も併せて教えてください。」
就活生の多くは、SPIで問題を解ききれなかった経験があることが分かりました。
「時間がなかった、対策不足」「ある。時間配分が悪かった」など、SPIへの対策が不十分であったり、試験本番での時間配分でミスをしてしまったことが主な原因のようです。
そこで本ページでは、SPI試験を突破するための時間配分のコツを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、キャリアパークではSPIに特化した模試&問題集を無料でプレゼントしています。こちらを使えば、苦手分野の早期発見やそこだけを集中的に対策するという効率的な対策が可能です。ぜひこちらも利用してみて下さい。
テストセンターは専用の会場でSPIを受ける方式
企業の筆記試験で多く活用されているSPIには、複数の実施方式があります。テストセンターはそのひとつであり、専用の会場に出向きパソコンを使って受験する方式です。テストセンターのほかに、ペーパーテスト、WEBテスティングという受験方式があります。
受検可能期間中の都合がいい日時と会場で実施
テストセンターでSPIを受検する場合、都合がいい日時と会場を自分で選ぶことができるのが特徴です。常設会場は7ヶ所あり、東京や大阪といった大都市だけではなく、札幌や福岡など各地方の中心都市に設置されています。受検シーズンになると臨時の会場を全国各地に設置するので、遠方の人も安心です。
筆記用具とメモ用紙が貸し出される
テストセンターはパソコンを使った受検方式ですが、筆記用具とメモ用紙が貸し出されます。そのため、非言語(数学)の問題にも対応できます。頭で考えるだけでなく、計算問題を紙に書いて答えを導き出すことが可能です。
テストセンターの性格検査は自宅のパソコンで受検する
テストセンターを受けるには、日時などを決めて予約をする必要があります。そして、予約段階で性格検査を受けなければなりません。性格検査は申し込み日の翌午前3時までに受検しなければなりません。性格検査の受検をしないとテストセンターの予約が完了しないので、注意しましょう。
性格検査で時間切れになると企業が適性を判断できない
SPIの性格検査は、企業に適した人材かどうかを診断するものです。企業と受検者のミスマッチを防ぐ意味でも、時間切れになる前に回答を済ませる必要があります。また、企業によって求める人材は異なるため、社風や経営方針などを事前に調べておくといいでしょう。
テストセンターの出題内容は受検者ごとに異なる
テストセンターでは、出題内容や出題数が回答の状況によって変化します。ペーパーテストは出題内容や出題数が同じなので、そこが最も大きく異なる部分といえるでしょう。テストセンターを初めて受検する人は不安かもしれませんが、落ち着いて回答することが大切です。
試験時間は約35分
テストセンターの試験時間は、言語と非言語をあわせて約35分です。言語と非言語の問題数は、どちらも回答状況によって変わります。企業によって、英語検査と構造的把握検査をオプションとして実施する場合もあります。その場合の試験時間は、どちらも約20分です。
SPIの問題ごとに制限時間がある
上記で言語と非言語をあわせた全体の試験時間について紹介しましたが、SPIの問題ごとにも制限時間があります。制限時間を過ぎてしまうと、問題を解き終わっていなくても次の問題に進んでしまうのです。試験中は、常に制限時間を意識しましょう。
制限時間を警告するゲージに注目する
テストセンターの受検画面には、制限時間を警告するゲージが設けられています。画面の左下あたりに「回答時間」と表示があり、緑・黄色・オレンジ・赤と時間の経過に従って色が変化するブロックがあるのです。標準的な回答時間を意味する緑から、制限時間に近づくほど徐々に黄色・オレンジへと色が変わっていきます。ゲージの端まで赤になると制限時間終了となり、回答が済んでいなくても次の問題に切り替わるので注意しておきましょう。
テストセンターは速く正確な回答をすることが大切
テストセンターの問題を解く場合、速く正確な回答をすることが大切です。そのためには、時間切れを避けて、ひとつでも多くの問題に正解する必要があります。では、どのようにすれば速く正確に回答できるのでしょうか。ここからは、テストセンターの時間切れを防ぐ対策について紹介していきます。
テストセンターの時間切れを防ぐ対策①:計算問題は1の位を見る
テストセンターの時間切れを防ぐ対策としてまずおすすめするのが、非言語問題の計算問題で、1の位を見るようにする方法です。計算問題ではついつい学生時代の癖が残り、最後まで答えを出してから解答するという方が多いです。しかし、SPIは選択式なので、わざわざ全部計算しなくても1の位だけ見れば答えが分かる場合があります。
1の位を見て消去法を用いる
例えば、743×15という問題があったとします。この場合、5×3で1の位は5となります。ですので、1の位が5の選択肢が正解ということになります。選択肢に1の位が5の回答がひとつしかなければ、圧倒的な速さで解答が可能です。消去法をしてもまだ候補があったとしても、1の位を求めて選択肢を見る解き方をしていけば、解くスピードが早くなるでしょう。
テストセンターの時間切れを防ぐ対策②:とりあえず答える
時間切れになる原因のひとつとして、わからない問題をなんとか解こうと悩み続けることが挙げられます。制限時間の表示が黄色になっても答えがわからないようであれば、いつまでも悩むのはやめましょう。とりあえず回答して次の問題に移ることがおすすめです。 事前にきちんと勉強しておけば、わからないであろう問題はすぐに判断できるようになるはずです。しっかり勉強して、その判断ができるくらいまではもっていくようにしましょう。
テストセンターでは間違えた回答の割合を計算していない
勘で解答したからといって、テストセンターではので結果は悪くなりません。考えてもわからないような問題で時間を使いすぎなければ、解ききれないで時間切れになることも少なくなっていくでしょう。SPIが解ききれない時の通過率UPの時間切れ対策としては、このようなこういう対策方法もあるのです。
テストセンターの時間切れを防ぐ対策③:筆算に慣れておく
テストセンターの時間切れを防ぐ対策として、筆算に慣れておくというのもあげられます。非言語の問題では、計算問題が多く出題されます。冒頭で紹介したように、テストセンターでは筆記用具とメモ用紙が用意されているので、積極的に活用しましょう。時間切れを防いで要領よく筆算を使って回答できるように、当日までに慣れておくことが大切です。
テストセンターでは電卓が使用できない
SPIの非言語には計算問題が多いため、どうしても電卓を使用したくなります。しかし、テストセンターやペーパーテストでは電卓の使用が認められていません。WEBテスティングの受検方式でのみ使用できるのですが、だからといってWEBテスティングが簡単というわけではないのです。WEBテスティングは正確な数値を求めて入力する形式の問題が多く、テストセンターのように選択方式ではありません。選択肢なしで正確な数値を求めるためにも、電卓が必須となっているのです。
テストセンターの時間切れを防ぐ対策④:普段から時間を意識する
テストセンターの時間切れを防ぐために、普段の勉強中にもできる対策があります。それは、普段から時間を意識して問題を解くようにすることです。スマホなどのストップウォッチを使用し、回答にかかる時間を確認しながら問題を解いていきましょう。時間を気にしながら回答すると意識が慣れていき、速く回答ができるようになります。
SPIの問題によってかかる時間を把握しておく
時間切れを防いで得点率をアップさせるためには、普段から時間を意識することが必要不可欠です。回答に時間がかかる問題と、そうでない問題の判別も明確にできるようになるでしょう。そうした問題の得意不得意がわかると、時間配分に大いに役立ちます。
テストセンターで時間切れを防ぐにはSPIの事前対策と悩み過ぎないことが大切
いかがでしたか。テストセンターについての紹介と、時間切れを防ぐための対策について紹介してきました。SPIの受検方式であるテストセンターは、専門の会場でパソコンを使用するスタイルです。時間切れになると自動的に次の問題に進んでしまうので、悩み過ぎずに必ず選択肢の中から回答を選ぶようにしましょう。テストセンターは、速く正確に回答をすることが大切です。
就活生にアンケートで聞いた生の声はコチラ!
最後に、SPIについて、キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。
質問:SPIを行っている会社に対してどのような印象をお持ちで、どのような対策をしていますか?苦手な問題とその理由、オススメの勉強法や書籍などもあわせて教えてください。(対策をしていない人はその理由を教えてください。)
就活生の回答
SPIを行っている会社に対して、ある程度の足切りとして能力を図って、ふるいにかけている印象を持っています。SPI対策については書籍で対応しています。SPIで苦手な問題は非言語分野です。特に、利益の計算や論理が苦手です。その理由は、計算方法や、考えるのに時間が足りなくなる傾向があるためです。オススメの勉強法は、時間を測って問題を解くことです。また、どうしても分からない問題は長々と考えすぎず、解説を読んで解法パターンを覚えるのもオススメです。解法パターンを理解していないまま、問題数をこなそうとしても、なかなか定着しないと思います。
※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。
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