2020年06月15日(月) 更新

【世界・国内】広告代理店の売上・年収・業界に関わるランキングを紹介~就活に活かせるポイント・志望動機例アリ~

広告業界を目指す就活生の声

まず広告業界とはどういったものなのでしょうか?キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。

質問:あなたは志望業界・職種をどのようにして決めましたか?また、それに決めた理由とあなたが選ぶ際に重視するポイントを教えてください。

就活生の回答

私が志望する業界は広告業界です。決めるに至った理由としては、リクナビで漠然とした希望業界で検索をかける中で単純に「面白そう」だと思ったからです。良く街中で広告の看板などを目にしますが、今ではネットの広告を見ることの方が多いです。そう言ったネット広告を重視していて、なおかつ、日本国内の広告だけでなくグローバルな広告にも力を入れている会社を志望しています。重視しているポイントは、ネット広告をメインにしている、日本だけでなく海外のクライアントの広告も請け負っているところです。それを踏まえて、ぱっと見て惹かれる表現をしている会社はすごく気になります。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

これが広告代理店に学生がもつイメージ!

調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/11
投票数:158

本記事で、まずみなさまにご紹介したいのが、キャリアパーク編集部で独自に行った、就活に関する意識調査の結果です。Twitterを利用しフォロワーである学生に「広告代理店のイメージは?」というアンケートを実施しました。

結論、「めちゃくちゃ激務!」と思う学生が全体の64%となり過半数を超えました。続いて「超体育会系!」が17%、「給料高そう!」が11%、「モテそう!」が8%、という結果になっています。 最近では広告代理店を含め、広告業界そのものが「激務」というイメージを持つ学生が非常に多いことがわかりました。実際のところ広告代理店は、企業によって労働時間や環境などは大きく異なります。この記事では広告代理店のランキングについて記述していますので、さっそく確認していきましょう。

広告代理店の概要を知ろう

就職人気ランキングで上位に入ることも多い電通や博報堂をはじめ、就職希望者の多い広告代理店。

広告代理店と聞くと、華やかな仕事をイメージする人もいれば、「どれくらい給料を貰っているのかな?」とお金のことが気になって仕方がない人もいるのではないでしょうか?まずは、広告代理店の概要をチェックしましょう。

概要①:仕事内容

顧客企業の課題解決のためのあらゆる手段・戦略を見つけ、成長を手助けする広告代理店ですが、業務内容は実に様々。何でも屋と表現する人もいるほどです。

広告代理店での仕事内容

  • 営業
  • コピーライター
  • アートディレクター
  • クリエイティブディレクター
  • WEBプランナー

職種については大まかに営業、マーケティング、クリエイティブの3部門に分類可能。広告業界が手掛けるのは制作のみに限らず、企画や発売、リニューアルなど、とても幅広い仕事を担当します。あらゆる業界と接点を持つこともできるので、そこに魅力・やりがいを見いだす人も多いようです。

職種別の具体的な仕事内容

 コピーライター

広告代理店におけるコピーライターは、クライアントの広報担当者などと、何をつくるのか、どんなイメージなのかの打ち合わせをおこないます。その後、リサーチをかけて、広告のキャッチコピーなどを作成します。

 アートディレクター

制作を手掛ける全体の責任者です。クリエイターやデザイナーにビジュアルの共有をおこなったり、自らがアイディアを出したりすることもあります。

 クリエイティブディレクター

クリエイティブディレクターはアートディレクターのさらに上の職種になります。企画から納品までの全てを監督します。クリエイティブディレクターの腕次第で、舞い込む仕事の量が変わることもあるほど、責任のある職種だといえるでしょう。

自分は広告業界に向いているタイプか、適性を診断してみよう

自分の適性や性格が、広告業界の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。
My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分が広告業界に向いているタイプか、診断してみましょう。

概要②:世間のイメージ

広告代理店に対する世間のイメージを見てみると、コピーライターやデザイナーなど、きらびやかな姿を思い浮かべる人もいれば、真っ先に"激務"という言葉を思い出す人もいます。

しかし、共通しているのはなんといっても「給料が高い」というイメージ。合コンや飲み会で「広告代理店勤務です」というと、とりわけ注目の的となるようです。大変そうという意見に負けないくらい”勝ち組”というイメージが浸透しているかもしれませんね。

達成感や充実感が高そう

広告代理店を含む、創作物が世の中に出る仕事へのイメージには、達成感や充実感が高そうというものがあります。例えば、自分が手掛けた広告が全国で公開されて反響が大きかったり、チームで大きなプロジェクトを成功させた時の気持ちなどが想像されているのでしょう。実際に、自分が制作した広告が誰かに見られることを喜びとして仕事をしている人もいます。

概要③:市場規模

日本の広告費はどれくらいなのでしょうか?『電通』の発表によると、2015年の広告費は前年比100.3%の6兆1,710億円、4年連続増加となりました。特に好調なインターネット広告は、前年に比べて10.2%伸長しました。

なお世界全体ではおよそ60兆円~70兆円ほどの市場規模。国別にみると、GDPの高いアメリカ、中国、日本が圧倒的シェアを占めています。

広告費に対する媒体別構成比

※参照元→電通

日本には様々な情報を伝える媒体がありますが、広告費はそれぞれどのくらいで構成されているのでしょうか。上のグラフは、2015年に電通が公表した広告費の媒体別構成比です。

この中でも変動が1番大きいのが、インターネットです。2013年は15.7%でしたので、2年間で約3.0%も上昇しています。近年、増々発達しているネット社会が後押ししているのでしょう。

広告代理店の最近の動向と今後の課題

毎日、様々な業界や企業から新しい良い・悪いニュースが飛び込んできます。それでは、広告代理店が属する業界では何が起こっているのでしょうか。最近の動向と併せて、広告代理店が抱える今後の課題を紹介します。

最近の動向:ネット広告が拡大

インターネット環境がものすごい早さで展開されている近年ですが、それにあわせてネット広告が拡大されてきています。インターネットが一般的でなかった時代は、テレビや新聞、ラジオなどがメインでしたが、現代ではスマートフォンの普及などもあり、動画の広告も増えてきています。今後もネット社会は進化を続けていくと予想されるので、テレビ広告を追い抜く日がくるかもしれません。

広告業界で“電博”の寡占化が進む

新聞、雑誌、ラジオはやや低迷気味ですが、インターネット広告が今後ますます成長することは、ほぼ間違いありません。売上ランキングにも、インターネット広告代理店が複数入るようになっています。一方、広告業界全体については”電博”こと「電通」「博報堂」の2社が圧倒的シェアを誇り、寡占化が進む見込みです。

今後の課題:国内市場の全体的な底上げ

上記でネット広告が拡大してきていると紹介しましたが、実は総広告費は横ばい状態になっています。こちらも電通調べですが、2009年からはほぼ変動がありません。ネット広告が伸びても、他の媒体での広告費が下がっては意味がありませんので、各広告代理店をはじめ、業界全体での底上げがカギになってきます。

東京五輪に向けた広告活動が重要

2020年に東京でオリンピックが開催されることが発表されました。東京五輪に向けて様々な準備が各所でおこなわれていますが、もちろん広告業界も大きく関わってきます。

そんな中、東京五輪の専任代理店に電通が指名されました。電通はスポンサー企業を募集し、大会組織委員会との仲立ちを担います。電通の五輪ビジネスの成果が、広告業界の成長につながるでしょう。

広告代理店は大きく3つのタイプに分類できる

広告代理店は、その性質によって3タイプに分類できます。強みや事業方針は企業ごとにまちまちですが、広告代理店を志望する上では選択の分かれ道となる大事なポイントです。ここでは3つのタイプの特徴を見ていきましょう。

タイプ①:総合広告代理店

広告代理店というと、多くの場合は総合広告代理店を示しています。有名なのは、電通、博報堂、アサツーディ・ケイ、大広など。 あらゆるメディアに対応可能で、まさに何でも屋という言葉がぴったりですね。制作会社などの子会社を持ってグループを形成している大手もあります。

タイプ②:専門広告代理店

特定の分野に秀でている専門広告代理店は、メディア側に立った代理店であり、広告枠を売る営業活動をします。近年では、インターネット広告に特化した代理店の発展が著しく、サイバーエージェント、オプト、セプテーニなどの企業が代表的です。

タイプ③:ハウスエージェンシー

親会社の宣伝活動をするハウスエージェンシーは鉄道会社に多く見られ、東急や小田急、JR系列のハウスエージェンシーがあります。東急エージェンシー、JR東日本企画などがハウスエージェンシーです。 こちらは、企業の宣伝部が独立分社化しているもの。とはいえ、東急エージェンシーのようにハウスエージェンシーでありながら、他業種・他企業の広告を手掛けるようになるケースもあります。

広告代理店の売上総利益TOP10【世界】

世界ランキング第一位:WPPグループ

広告業界の世界ランキングはAdvertisingAgeのAGENCY REPORT 2016を参考に見ていきましょう。取引規模として世界トップを誇っているのが、このWPPグループです。税務上の理由により、登記のうえではアイルランドが本社となっていますが、活動の拠点はロンドンにあります。

その規模はまさにグローバル企業そのもので、107か国に進出。積極的にM&Aをおこない、世界初の広告代理店『JWT』をはじめ、世界有数の広告代理店を傘下にしています。日本ではADKと資本関係にあり、株式の24.5%を保有するADKの筆頭株主です。

世界ランキング第二位:オムニコムグループ

アメリカのニューヨークに本社を置くオムニコムグループ。2013年、ピュブリシスグループとの合併が発表され、WPPを超える世界最大の広告代理店が誕生するとみられていましたが、2014年に計画の撤回が報じられました。とはいえ、名立たる企業の買収・資本提携を進めていることに変わりはなく、日本でも東急エージェンシーと業務提携契約を結んでいます。

世界ランキング第三位:ピュブリシスグループ

フランス・パリの広告代理店。世界108か国で事業展開していて、グループ全体で64,000人もの従業員を擁しています。『電通』とも手を組んでいた時期もありましたが、現在は全く関係を持っていません。

現在は先ほどご紹介したように、世界第二位のオムニコムグループとの合併計画が発表されましたが、撤回されました。なお、日本での事業に関しては現地法人ではなく、「ビーコンコミュニケーションズ」などの傘下企業が担当しています。

世界ランキング第四位:インターパブリックグループ

オムニコム同様、ニューヨークに本拠地を置くインターパブリック。「マッキャンエリクソン」や「ドラフトFCB」などの広告会社が傘下に抱えられ、日本の「大広」とも業務提携しています。世界トップの広告代理店は、他国の企業も巻き込んで事業展開しているのがよく分かります。

世界ランキング第五位:電通イージス

日本の広告代理店の首位「電通」グループが、世界のTOP5にランクイン。国内ではいわずとしれた圧倒的シェアを保持していますが、世界でも124か国で事業を展開。2013年にイギリスの「イージスグループ」を買収したことで、その存在感をさらに大きくしました。

世界ランキング第六位:アバス

フランスのパリに本社を置く大手広告代理店。世界75ヵ国で316もの拠点を持ち、日本法人であるハバスワールドワイドジャパンは都内にあります。武田薬品工業やノバルティスファーマ、バイエル薬品などの超大手製薬会社をはじめ、世界中の有名企業がクライアントとなっています。

世界ランキング第七位:アライアンス・データ・システムズ

アライアンスデータシステムズは厳密にはクレジットカードの運営会社であり、広告代理店事業を担っているのは子会社のイプシロンです。ビッグデータを活かした一般消費者向けのマーケティングや、ロイヤリティサービスに強みを持っています。クリエイティブとマーケティングが両立可能な、まさに新しい広告代理店。

世界ランキング第八位:博報堂DYホールディングス

後述するように、国内では電通とともにトップシェアを誇る、1895年創業の博報堂。2016年4月現在の社員数は、契約社員も含めて3,305名にものぼります。こちらも世界の広告代理店ランキングでトップ10入りを果たしています。

世界ランキング第九位:IBMインタラクティブ・エクスペリエンス

コンピュータ関連製品やサービスを提供するIBMは、広告業界でも際立った存在感を発揮。そんなIBMのコンサル部門から誕生したIBM インタラクティブエクスペリエンスは、革新的な体験を創造する取組みを強化しているようです。戦略・クリエイティブ・モバイルそれぞれの専門家が共同となり、リアルとデジタルの融合を目指しています。

世界ランキング第十位:デロイトデジタル

コンサルティング会社として有名なデロイト。サービス提供の際には、必ず戦略コンサルティングから課題解決を始めているのが特徴的です。このように、近年ではコンサルティングファームがデジタルマーケティングでのシェアを飛躍的に伸ばしており、深い知見や洞察をもった会社が今後もますます活躍していくことが見込まれます。

広告代理店の売上高ランキングTOP10【国内】

第一位:電通

世界でもトップクラスの電通は、日本で堂々の首位。「Good Innovation.」という企業理念が表す通り、常に変革を起こす”攻めの姿勢”で社会や企業が直面する課題の解決に取り組んでいます。

超体育会系といわれており、成果を出すには気力・体力・精神力など、総合的なエネルギーが求められるようです。

第二位:博報堂

博報堂は電通とともに”電博”といわれることが多く、就職人気ランキングでも上位。電通に比べて体育会の要素はそれほどなく、”スタイリッシュな個人主義”と呼ばれることも多いです。制作部門の強さと、ユーザーデータの活用などに見られる論理的な戦略が業界での地位を確固たるものにしています。

なお、博報堂と大広・読売広告社を完全子会社として傘下に置く博報堂DYホールディングスは、国内で前例のない広告グループの持ち株会社で、売上は1兆円を超えます。

第三位:アサツーディ・ケイ

海外にも影響を与えるコンテンツ・パッケージを広告として展開しているアサツーディ・ケイ(ADK)は、業界TOP3に入っていながら社風は「広告代理店らしくない」といわれています。上位3社はまさに三者三様なのです。

アニメとハイブランドにおける大きな強みが、高い業績につながっています。有名アニメ作品の制作に携わったり、ルイヴィトンやクリスチャンディオールの広告を担当したりしています。

第四位:サイバーエージェント

創業以来、インターネット領域で成長し、現在ではメディア、広告、ゲームを柱に事業を展開するサイバーエージェント。『21世紀を代表する会社を創る』というビジョンの通り、インターネット領域で著しい活躍を見せています。インターネット広告の売上高・営業利益率は国内首位で、Amebaのメディア事業も好調。

第五位:大広

こちらも博報堂DYホールディングスの傘下で、DMや顧客管理に強みを持っています。社内外からクリエイター、経営者、学者等などの多彩な講師を招く「大広創塾」を開催するなど、発想の源泉を満たすと共に学びあい・育てあう風土作りを徹底しています。

第六位:JR東日本企画

ハウスエージェンシーのJR東日本企画。従来型の媒体である交通広告におけるデジタル対応の推進や、他媒体とのクロスメディア提案など、様々な取り組みを進めています。

また、広告媒体などから発生する廃棄物の削減など、エコロジーを意識した活動も積極的におこなっているのが特徴です。

第七位:東急エージェンシー

「Inspiring Idea」=「心を触発するアイデア」をマーケティングソリューションの核とする東急エージェンシー。東急グループならではの強みを活かした交通・空港・屋外等のOOH等、生活者の声をリアルにキャッチして事業展開しています。

第八位:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)

第8位は、1996年から広告取引・広告技術のエキスパートとして、事業領域を拡大してきたデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)です。博報堂グループに属していて、ネット広告で有名なアイレップもDACグループとなっています。

第九位:読売広告社

博報堂DYホールディングスの傘下の中で、特にアニメとスポーツに強みがあるといわれている、1946年設立の読売広告社。読売の由来は、読売新聞の広告枠買付けから発祥したものですが、売上の主力は新聞ではありません。

第十位:デルフィス

第十位にランクインしたデルフィスは自動車会社として有名なトヨタの傘下企業です。世界を代表するトヨタ自動車のマスキャンペーンや大規模イベント、WEB制作からショールーム管理まで幅広い業務を手がけています。この領域について、さらなる拡大が見込まれます。

年収&従業員数のランキングTOP10

「給料が高い」「高給取り」といわれる広告代理店は、実際にどれくらい給料を貰っているのでしょうか?ランキングで上位10社の年収をご紹介!また、従業員がどれほどかを見れば、別の視点で規模感を読み取れます。 従業員数ランキングTOP10&広告代理店の年収ランキングTOP10を続けてご覧ください。

広告代理店の従業員数ランキングTOP10

各企業のHPを参照したデータとなっています。 特徴としては、従業員数が増減を繰り返していることが挙げられます。 こちらのランキングでは、売上高と比較しながら、企業の大きさを把握するために活用してみてください。

広告代理店の年収ランキングTOP10

年収については平均年収.JPの記事をもとに、独自の調査を加えたランキングを紹介していきます。

2位にランクインしている博報堂DYホールディングスは、博報堂、大広、読売広告社の持株会社なので、各3社も給与が高いことが推測できますね。ただし、こちらはあくまでも平均年収ですから、ランキング外の広告代理店にも上位企業以上の収入を得ている人は大勢います。 国内の平均年収はおよそ440万円といわれていますので、トップ2社の年収は文字通り"超高給"といえるでしょう。

企業情報から見る広告業界の情報

広告業界の企業もIR(Investor Relations)で、平均年収などの情報を公開しています。以下、いくつかの企業を事例として紹介していきますので参考にしてください。

電通

  • • 住所:〒105-7001 東京都港区東新橋1-8-1
  • • 電話番号:03-6216-5111
  • • 代表者名:石井 直
  • • 設立:1906/12/27
  • • 市場:東証1部
  • • 従業員数:6,881人
  • • 平均年齢:39.5歳
  • • 平均年収:12,280千円

博報堂DYホールディングス

  • • 住所:〒107-6320 東京都港区赤坂5-3-1
  • • 電話番号:03-6441-9001
  • • 代表者名:戸田 裕一
  • • 設立:2003/10/01
  • • 市場:東証1部
  • • 従業員数:209人
  • • 平均年齢:42.9歳
  • • 平均年収:10,350千円

アサツー ディ・ケイ

  • • 住所:〒105-6312 東京都港区虎ノ門1-23-1
  • • 電話番号:03-6830-3811
  • • 代表者名:植野 伸一
  • • 設立:1956/03/19
  • • 市場:東証1部
  • • 従業員数:1,853人
  • • 平均年齢:41.7歳
  • • 平均年収:8,270千円

オプトホールディング

  • • 住所:〒102-0081 東京都千代田区四番町6-2
  • • 電話番号:03-5745-3611
  • • 代表者名:鉢嶺 登
  • • 設立:1995/04/01
  • • 市場:東証1部
  • • 従業員数:-人
  • • 平均年齢:35.4歳
  • • 平均年収:5,520千円

共同ピーアール

  • • 住所:〒104-8158 東京都中央区銀座7-2-22
  • • 電話番号:03-3571-5171
  • • 代表者名:谷 鉄也
  • • 設立:1964/11/14
  • • 市場:JASDAQスタンダード
  • • 従業員数:194人
  • • 平均年齢:38.2歳
  • • 平均年収:5,990千円

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム

  • • 住所:〒150-6033 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
  • • 電話番号:03-5449-6200
  • • 代表者名:島田 雅也
  • • 設立:1996/12/02
  • • 市場:JASDAQスタンダード
  • • 従業員数:441人
  • • 平均年齢:31.7歳
  • • 平均年収:6,020千円

憧れを抱く広告代理店の仕事ランキング

1位:手がけたCMが大ヒット

なぜ広告代理店を選ぶのかを、独自にアンケートをとってランキング形式でまとめました。他の就活生はどんな思いで広告代理店を選んでいるのかを知っておきましょう。

やっぱり広告代理店といえばCM、そんなイメージを抱く人が圧倒的に多いようです。テレビコマーシャルに関していえば、毎日のようにテレビで見れる作品もありますよね。広告代理店を志望しているかどうかにかかわらず、誰もが憧れる仕事ではないでしょうか。

2位:スポーツイベントの運営

意外と知られていませんが、広告代理店がスポーツイベントの運営を担当することがあります。特に電通の場合、FIFAクラブワールドカップの運営を2005年当初から担当していて、世界中が注目するイベントを何度も成功に導いています。クリエイティブ、というイメージ以上にダイナミックという言葉がぴったりの仕事ですね。

3位:マーケティング分析が的中

広告代理店はクリエイティブな仕事を創り上げるまでに、地道な市場分析を何百回何千回と繰り返しています。CMが流行るのもイベントが成功するのも、あらゆる条件がちょっとでもずれれば”起こり得なかった話”なのです。 もちろん運の要素も多かれ少なかれ関わってきますが、自分のマーケティング分析が的中した時は、流行や時代を引っ張っている感覚を味わえるのかもしれませんね。

4位:展覧会が大反響

人気漫画やアニメの展覧会を開きたい。そのような思いは、作品への愛情が強い人ほど、一度や二度は抱いたことがあるのではないでしょうか?ダイナミックかつクリエイティビティな仕事ができる広告代理店だからこそ、人気作品の新しい可能性を無限に生み出せます。

もちろんそこでは、原作ファンの思いを裏切らない、ビジネスとして成功させるなど、たくさんの課題もありますね。

5位:クラインアントの商品企画から携わる

広告代理店は、企業の商品の企画構想段階から携わるケースもあります。非常に長いスパンの中で地道な作業も多くなりますが、商品が世に出たときの達成感は声にならないくらいのものでしょう。クライアントと自社という関係を超越するような企業間取引のあり方かもしれませんね。

CM好感度ランキングTOP10【2015年版】

CM総合研究所』が発表した、2015年度のCM好感度ランキングは毎年調査がおこなわれており、広告主はもちろん、一般消費者からも注目を浴びるランキングです。皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?気になるものがあれば検索して見てみましょう。

消費者の心をつかむのは見ていて楽しいCM

オンエア開始時から大注目されていたauのCMが第一位に輝きました。2014年までV8を達成していたSoftbankも2位に陥落したとはいえ、その好感度はいまだ健在。9位にはNTT DOCOMOが入っていることからも、携帯電話の大手3社が支持されているとうかがえます。

各社ともテイストの異なる楽しいCMを取り入れているのは、商品自体の差別化が難しくなってきたことが背景の一つとしてあり、消費者獲得のために企業イメージをどれだけ浸透させるかがカギになってきています。RIZAPのように、サービスはもちろんCMのキャッチコピーや音も消費者の間でブームになることから、広告の影響度の大きさが分かりますね。

広告代理店に興味があるなら毎年チェック

広告代理店を志望する就活生は、あらゆるCMをチェックしておかなくてはいけません。どんなCMが、なぜ、誰に受けたのかを自分なりに分析し、クリエイティブな発想力を磨いている学生が求められるからです。CMは時代の潮流にも影響を受けやすいものなので、アンテナを張っていないとヒット作は生めないでしょう。

また、社会人であってもCMをチェックしておくのがオススメ。社内外の人とのコミュニケーションを潤滑にしてくれるツールになるので、世の中のニーズをこまめにキャッチアップしてみてください。

業界を牽引しているのはSPとWEB広告

牽引分野①:SPの見通し

今後は、モバイルと連動したセールスプロモーション(SP)が増えていくことがほぼ確実。店頭でのPOPやノベルティ、イベント企画など、消費者の購買を促す様々な活動がますます注目されます。

セールスプロモーション例

  • 各種POP
  • 無料サンプル
  • ノベルティ
  • イベント、キャンペーン企画
  • 展示会

商品の認知・ファン獲得・購買促進は、消費が落ち込んでいる時には特に重要。セールスプロモーションは、大手百貨店の外商部隊やノベルティメーカーなども営業活動をしていますので、今後の動向に注目です。

牽引分野②:WEBの見通し

以前から「2017年にインターネット広告の市場規模がテレビ広告の市場規模を上回る」といわれてきたように、アメリカでは実質上のシェア逆転。日本でも1兆円規模の市場に成長しており、既存媒体以上を差し置いてどんどん成長しています。

広告代理店に勤める人はもちろん、あらゆる業界・業種で働く人も、インターネット広告を無視できなくなるでしょう。

Yahoo!マーケティングソリューション正規代理店にも注目

Yahoo!には、独自のノウハウや強みを持つ正規代理店がいます。『Yahoo!マーケティングソリューション正規代理店』の中でも、星を保有する代理店は評価が高く、ほんの一握りしか選出されません。一つ星~五つ星の5ランクあるなかで、五つ星・四つ星・三つ星の正規代理店を確認してみましょう。

星5つ(★★★★★)の正規代理店

★★★★★

  • アイレップ
  • サイバーエージェント
  • セプテーニ

星4つ(★★★★)の正規代理店

★★★★

  • GMONIKKO
  • トランスコスモス
  • オプト

星3つ(★★★)の正規代理店

★★★

  • ソウルドアウト株式会社
  • あとらす二十一
  • デジタルアイデンティティ
  • フリーセル
  • ブレイクフィールド
  • メディックス
  • DYM

2016年時点で東京で311社、全国で959社

星付き代理店はごくわずかしかありませんが、正規代理店の総数はかなりの数になります。2016年の時点で、東京だけでも311社、全国では959社にのぼります。それだけ、インターネット広告の市場が大きいことが分かりますね。なお、Googleでも5,000以上のパートナーを認定していて、非常に数が多くなっています。

広告業界の志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

広告業界の志望動機を作成する際、なかなか良い内容が思い浮かばない人も多いはず。

そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。

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広告代理店に就職するにはどうすればいいのか

高い給料、大きなやりがい、広がる展望…広告代理店で働きたい場合、どうすればいいのでしょうか?広告代理店に就職するためのコツや対策をまとめます。少しでも広告代理店に興味がある就活生は必見ですので、参考にしてください。

答えのない課題で”心を動かす”熱意が大事

広告の世界では、正解がないといわれることがしばしばあります。ある程度の論理的思考能力は求められますが、最終的に人が動くのは「気持ちが動いたとき」だからです。そのため、相手の意図をくみ取ろうという気配りや世の中の細かいニーズを見つける観察力、何よりも”心を動かす”熱意が大事になります。

応募者が他に受けるのは商社・テレビ・外資金融など

広告代理店を志望する就活生には、高収入を求める人、実力主義の世界に入りたい人が比較的多く、商社やテレビ、外資金融などと並行して受験するようです。いずれも”アップオアアウト(上昇か退出か)”といったスタンスの学生の方が受かりやすい業界でしょう。

志望動機は「論理的×個性」がベスト

課題解決のために、論理的思考能力は欠かせません。ですから、結論(会社で何がしたいのか)とそこに至るまでの過程(どんな体験からそう思うようになったのか)がはっきりと伝わるようにしましょう。志望動機は結論から書きだすなどの工夫も必要です。

また、広告代理店は志望者が多いので、ありきたりな言葉ではライバルに勝てません。差別化を図りやすいのは過程ですから、あえて「ん?」と思わせるエピソードを入れたりして個性を出しましょう。

面談や面接でコミュニケーション能力をアピール

電通の面談では「どうしてあんなことを聞いてきたのか分からなかった」という質問がされるようです。応募者に興味がないわけではありません。質問の意図を正確にキャッチできるか、急な話題にも瞬時に対応できるかといったコミュニケーション能力をチェックされているのです。 例年、内定者からは「面談で社員に笑ってもらえた」という声が出ていることからも、相手が求めている回答+αの驚きが好まれているのが分かりますね。面白い話でなくてはいけないわけではありませんが、目の前の社員の心を動かすつもりで臨みましょう。

広告代理店に受かる志望動機例

志望動機例文


私は人の心へ訴えかける力の強いキャッチコピーとデザインセンスのある広告を制作して、すべての人に考えるきっかけを与えたいと思い、貴社を志望しました。
近年ではネット広告が拡大し、動画を見る際に再生される広告も多くなりましたが、ユーザーの興味・関心が惹けていない、心に響いていない広告をとばさずに最後まで見る人は少ないと感じました。しかし、私は学生時代に貴社の進学支援に関する広告を見た際に考え方が180度変わり、進路の選択幅を広げることができ、今に至ります。
人の考えは何がきっかけで変わるか分かりませんが、私は広告の力で変えていきたいです。トレンドをいち早く察知して、ターゲットを明確にした上で興味を煽っていけるように、日々制作業務に励んで参ります。

広告代理店は業界全体での市場規模の底上げが必須!就活生はランキングを参考にして活動を進めよう

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。就活生に限らず、社会人からも大きな注目を浴びる広告代理店の各ランキングを紹介しました。 テレビCMはもちろん、今後はインターネットでの市場も拡大していく広告業界。社会へ与える影響力も強く、上位企業は平均年収が高くなっています。各企業のHPや口コミを参考にしたランキングからも、規模の大きさをうかがえるのではないでしょうか?

広告代理店の仕事に興味がある人、広告業界で働きたい人は、日常生活に隠れた”楽しいこと”を探す習慣を身に付けてみてください。

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