2019年12月04日(水) 更新

インターンシップに参加する効果|インターンシップの意味や目的と企業へのアピール方法

インターンシップとは

インターンシップは就業体験をする機会のこと

インターンシップという言葉の意味を何となくは説明できるけど、具体的に説明できない人も多いのではないでしょうか。インターンシップとは、学生が就業体験できる制度であり、実際に企業で一定期間の職場体験をさせるものです。就活生にとっては職業選択や業務に対する適性の見極めができ、社会人として必要なスキルも身につけられます。近年、大学生の就職活動においてインターンシップへの参加が定着してきており、最近ではインターンシップを大学の単位として認定している所も増えています。

インターンシップの種類には大きく分けて2つある

インターンシップには実施方法によって2つのパターンがあります。それは以下の通りです。

インターンシップの種類

「実践型インターンシップ」
実践型は、実際に企業の中で、業務経験ができる。長期型は1~3ヶ月 、プロジェクト型は2週間~1ヶ月
「体験型インターンシップ」
短期間のセミナーやワークショップ形式。1日~数日程度が多い。

実践型の場合、社員の方々と共に実際の業務に携わることになるので、厳しい指導を受ける場合があります。実際の社会の厳しさを知るという意味では、オススメのインターンシップです。一方、仕事や業界について体験ができるインターンシップが体験型です。短時間の職場体験型も用意されており、「働く」ということについて真剣に考える場所として最適です。

インターンシップに参加する意味と目的は?

インターンシップに参加してミスマッチなどを防ぐという意味がある

ある程度業界や職種を決めてインターンシップに参加する人もいれば、全く決めていないまま参加する人もいます。参加する意味として両者に共通しているのは、就職前に実際の業務内容を体験して、その業界や企業、職種が本当に自分に合っているのか考え直せるということでしょう。新卒の「3年後離職率」が問題になっていますが、就職してから「違う」という思いをしないためにも、インターンシップへの参加は貴重な体験になるに違いありません。
また、出遅れや失敗を最小限にするための意味もあります。就職活動が始まってから業界を体験しようとしても、説明会や選考が始まってしまい出遅れる可能性もあります。

インターンシップには目的を持って参加しよう

インターンシップへ参加する意味の次に疑問に思う事が、目的です。目的は、就活生自身がインターンシップに何を求めるかによって、それぞれ異なってきます。求めるものは何でもかまいません。体験しないとわからない技術やスキル・ビジネスマナーを少しでも吸収する、自分の苦手なことや合わないことを見つけるなど、今の自分が目標とすることで大丈夫です。参加する前に目的を決めてそれに向かって進むとき、インターンシップが有意義なものとなるでしょう。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

インターンシップが就活に与える効果5つ

①社会人として働く姿を具体的に確認できる

インターンシップでは「実践型」「体験型」のどちらであっても、業務を体験する機会はあります。その体験によって、具体的に自分の働く姿を想像しやすくなるでしょう。実践型のように、実際に企業の中で業務経験ができるタイプのインターンシップであれば、入社したらこんな風に働くんだというイメージがよりしやすいと思います。これは前述のミスマッチの防止にもつながります。

②企業・業界研究に役立つ

会社説明会やOB訪問で具体的にわからなかったことも、実際の業務を通して体験できます。内側から直接その企業を見ることができるのですから、これに勝る企業研究はないででしょう。また、実際に働いている社員から、業界や仕事の詳しい話を直接聞けるのも、大きな収穫になります。ぜひ、疑問に思ったことは思い切って聞いてみましょう。業界や企業への理解度を深めるきっかけになるかもしれません。

③自分を売り込む場として活用できる

先輩社員の方とともに働くので、仕事に取り組む姿勢、先輩社員への接し方などを直接アピールすることができます。インターンシップで印象に残れば、選考試験に結びつくかもしれません。
インターンシップは、社会人と交流できる絶好のチャンスです。先輩社員の方に好印象を与えれば、社会人との人脈を作ることも可能で視野も広がります。もし希望する企業の選考がダメだった時でも、業界などの情報をもらえれば、その後の就活へつながるでしょう。

④エントリーシートの内容に深みがでる

エントリーシートなどに「志望動機をどう書けばいいのかわからない」と悩んでいる就活生は多いと思います。インターンシップへ参加すると、実際の業務内容にに沿った志望動機が書けます。また、インターンシップでの経験で得たことをアピールするなど、企業に意欲を示せる志望動機が書けるので、その内容に深みがでます。
また、参加した会社を受けなかったとしても、体験したビジネスマナーや業界に入り考えたことを交えた理由ができ、参加していない人との差が確実にでます。そのようなエントリーシートには、採用担当者の目も留まりやすいです。

⑤本選考の面接でも役立つ

インターンシップに参加すると選考前に企業の内部が見られるので、その企業をよく知っているという余裕が持てます。それにより、面接に自信をもって臨むことができるでしょう。スポーツの試合と同じで、相手を知ることは重要です。このときにインターンシップでの経験をアピールすると、参加していない人よりも一味違ったものとなり、採用担当者により好印象を残せるでしょう。

インターンシップに参加すれば様々な効果が得られる!今後の就活に役立てよう

インターンシップに参加して就業体験することで、社会人としてのスキルが吸収できます。また、業務内容なども詳しくわかり、業界や企業研究に役立つでしょう。面接時にインターンシップに参加した経験をもとに、採用担当者の印象に残るようなアピールができるのも、ひとつの効果といえます。
インターンシップに参加しないと就職できないわけではありません。むしろそのまま就職、というケースの方が珍しいのです。しかし、インターンシップに参加しておいてよかったと思えることはひとつでもあります。いろんな効果のあるインターンシップに参加して、ぜひとも就活に生かしましょう。

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