2020年07月31日(金) 更新

【内定辞退を取り消したい人必見】辞退撤回が企業側に認めてもらえる可能性と必要な条件3つ

内定辞退を取り消したい時はどうしたらいいのか

せっかく内定をもらった会社の内定辞退をした後、「やっぱりこの会社に入社したい」と思うケースもあるでしょう。たとえば、内定辞退をした後に本命企業が不採用になってしまった場合などです。そういったケースでは、内定辞退の撤回は果たしてできるのでしょうか。
理由はどうあれ、一度、内定辞退を行った後に取り消しするなんて気まずいもの。取り消しは一般的にしてもいいものなのか、内定辞退した会社に入社するのは可能なのか。まずはその点を確認しましょう。

内定辞退の取り消しは受け入れてもらえないのが一般的

一度、内定を出してもらった企業に対して「やはり入社させてください」と、内定辞退のお願いをするのは、当然ながら企業側に対しては失礼な行為となります。内定辞退を取り消したいと願い出たところで、ほとんどの場合が内定辞退の撤回をOKとはしてくれないでしょう。
「一度した決断」を撤回し、自分で覆すことになりますから、当然といえば当然かもしれません。厳密にいえば、法的に内定辞退の取り消しは問題ありませんが、一般的なモラルやマナーに反しているという認識で、内定辞退の取り消しは難しいと覚えておきましょう。

取り消しできたとしても評価にペナルティが

企業側は、最低限「申し訳ない」という誠意を持っていない限りは、内定辞退の取り消しを認めてはくれないでしょう。それに、いくら気持ちを込めて伝えたとしても、既に採用枠が埋まっている場合はどうやっても変えられません。さらに、万が一その内定辞退の取り消しを承諾してもらったとしても、入社後にその事実が残り、あなたは周りより低い評価で社会人生活をスタートせねばならなくなります。同僚などには明かさなければ解らないかもしれませんが、人事担当者や直属の上司になる人は把握しています。始めのうちだけかもしれませんが、少し肩身の狭い思いをしなければならなくなる危険があることは覚悟しておいて下さい。

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内定辞退をした人はマイナス評価を受ける

内定辞退を取り消したい人にも、様々な事情があるでしょう。どうしてもその会社で働きたい場合、内定辞退の取り消しはどう伝えれば人事担当の方に気持ちが伝わるのでしょうか。まずは、内定辞退した就活生が一般的にどのような評価を受けているのかを見てみましょう。少なくとも、プラス評価は受けられません。確実にマイナス評価を受けています。

内定辞退により「意思が弱い」という評価をされる

企業側としては、

「働きたいと応募してきた」
    ↓
「選考の結果、内定を出した」
    ↓
「やっぱりやめます」
    ↓
「よく考えたのですが、やはり働かせてください」

という現状がある訳です。
当然ながら、話が一転二転する応募者だと感じますし、意思が弱いと思われるでしょう。そんな評価をされた人間が入社させてほしいとお願いするわけですから、相応の取り消し理由をきちんと説明しなくてはいけません。内定辞退の取り消し理由を曖昧にしたままでは、意思の弱さの表れといえます。内定辞退の取り消しなどは絶対にできません。

内定辞退の「取り消し理由」は正直に話すべき

内定辞退の取り消しを申し出るには、相応の理由があるはずです。その後の就職活動でなかなか内定が出なかった。内定はもらえたけど、良い企業がなかったなど色々あるでしょう。当然ながら企業としては良い気持ちにならないでしょうが、内定辞退を撤回してもらうには、事情を正直に人事担当者に話して、入社させてもらうようにお願いするしかありません。内定辞退をした時点で、その企業での評価は思っているよりも低いのです。真摯な姿勢で内定辞退の取り消しを頼み込むのが大切です。

内定辞退の取り消しを認めてもらえる条件

「堂々と正直に話してくれれば、内定辞退の撤回は目をつぶろう」といってくれる人事担当者の方も、企業の中にはいるかもしれません。しかし、基本的には内定辞退を取り消してもらうための条件はいくつかあります。自分の不利な状況をひっくり返せるか、それを把握するうえで条件を知っておくのは役立つはずです。

内定辞退の取り消し条件①:採用枠に空きがある

まず最低条件として、企業側の採用枠が空いていること、です。このケースは、もしも採用枠が埋まっていた場合、どう頑張っても内定辞退の取り消しは認めてもらえません。内定を辞退してから日が浅ければまだしも、既に別の応募者に内定を出してしまったのなら、難しいと考えてください。

内定辞退の取り消し条件②:好評価での内定

内定辞退をしたということは、企業側が内定を出したという意味です。その内定が、悩みぬいた末の内定であったのか、高評価の内定であったのかによって話は変わってきます。ギリギリの内定だった場合は、一度辞退してしまったら取り消しをしてくれる可能性は低いでしょう。もし高評価だった場合は、企業にとって欲しかった人材なので、内定辞退の取り消しを受諾してくれる可能性が上がります。

内定辞退の取り消し条件③:誠意がある

内定辞退の取り消しが行われる重要なポイントは「一度は内定辞退の返事をしたものの、やはり働かせていただきたい」という熱意があるかどうかです。企業からは、その考えに至った経緯を聞いてくるはずです。その際に、しっかりとした自分の意見を伝えられれば、結果が良くなるかもしれません。たくさん悩んで考えて、辞退の撤回という結論に至ったと説明しましょう。しかしあくまでも、上記の2つの条件が揃っていなければ、そもそも内定辞退の取り消しは難しいと考えておくべきです。そして最後に、内定辞退の取り消しが行われる重要なポイントは「一度は内定辞退の返事をしたものの、やはり働かせていただきたい」という熱意があるかどうかです。企業からは、その考えに至った経緯を聞いてくるはずです。その際に、しっかりとした自分の意見を伝えられば、結果が良くなるかもしれません。

たくさん悩んで考えて、辞退の撤回という結論に至ったと説明しましょう。しかしあくまでも、上記の2つの条件が揃っていなければ、そもそも内定辞退の取り消しは難しいと考えておくべきです。

内定辞退の取り消しは条件が必要で可能性は低いが撤回する価値はある

内定辞退を取り消しにしたい時の方法と条件に関して見てきました。内定辞退した会社に入社するには、それなりの覚悟が必要です。内定辞退の撤回は、伝える時期が入社日ギリギリになるとほぼ不可能です。必ず、日数に余裕をもって伝えましょう。そして、内定辞退の返事をしてしまった以上、そう簡単には取り消せないという現実を覚えておく必要があります。
それでもなお、内定辞退を取り消したいという状況になったら、誠意を持って「ダメで当たり前」という気持ちで企業側にアタックしましょう。そうすれば、わずかでも可能性が生まれるかもしれません。

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