2020年06月25日(木) 更新

【内々定・内定辞退におけるメールマナー】正しい連絡方法を参考となる例文と一緒にご紹介

内々定と内定の違いとは?

内々定と内定の違いをひとまず押さえておきましょう。あまり大きな違いがないとも言われていますが、厳密には違いが存在しています。

内々定は企業からの採用予定通知で労働契約が締結されていない

内々定と内定の違いのポイントをいくつか挙げ行きます。

【内々定】
・企業からの採用予定通知であり、労働契約は締結されていない
・経団連の倫理憲章で定められている正式な内定日前の内定状態を意味する(新卒の就職活動時)

【内定】
・正式な労働契約とみなされる
・契約は企業と求職者の双方が合意したときに成立する

一言でいうと、内々定は労働契約が締結されていなく、内定は正式な労働契約とみなされているのが違いです。しかし、大きく異なるものではないというのが一般的な認識です。
就活ネットのこちらのページでも2つの違いについて詳しく解説していますので、参考にしてみましょう。

就活で内々定や内定辞退をするときにしてはいけないマナー

就活で、内々定・内定辞退をするのはやむを得ないことです。だからと言って開き直って無礼な態度をとってしまってはいけません。こ就活で内々定・内定辞退する際のマナーとして、してはいけないことをここで見ていきます。内定辞退する際は内々定・内定辞退のマナーがあります。ここでしっかりと確認しておきましょう。

内々定・内定辞退でのマナー違反①入社ギリギリにメール

内々定・内定辞退をする際は、出来るだけ早い内に電話連絡を入れるのがマナーです。
就活でお世話になった企業に内々定・内定辞退を伝えるのは嫌かもしれませんが、なるべく早い段階で連絡を入れましょう。ギリギリに、しかもメールで連絡するのは企業にとって1番迷惑ですし、マナーとして最悪です。

内々定・内定辞退でのマナー違反②辞退先の悪口を他社にもらす

企業から内々定・内定をもらい、辞退を決めた途端にその企業の悪口を言う就活生がいます。
悪口がそのまま内々定・内定辞退した企業に届くことはないかもしれませんが、お世話になり内々定・内定をもらった企業だという事を忘れてはいけません。当たり前のマナーとして悪口はダメです。

内々定・内定辞退でのマナー違反③辞退理由で嘘をつく

内々定・内定辞退の伝え方は考え過ぎず、正直に伝えましょう。企業は採用に慣れていますし、学生が複数の面接を受け、他に行く可能性がある事も分かっています。
就活での対応は正直に誠実に行う事がマナーです。「他社と最後まで悩みましたが…」などときちんと内々定・内定辞退の理由を伝えましょう。

就活で内々定・内定辞退のメールを送る前に知っておくべきマナー

内々定・内定辞退はメールで伝えたいという就活生が多いと思いますが、内々定・内定辞退のメールを送る前に知っておくべきメールのマナーとはどういったものがあるのでしょうか。
ここでは就活で内々定・内定辞退をする際のメールマナーについてまとめてみました。

ビジネスメールのマナーとして半角文字や記号は使わない

半角カタカナや記号などは、文字化けする恐れがあるので就活の場では避けた方が無難です。
内々定・内定辞退のメールを送る際は見やすさも大事です。ビジネスマナーとして、簡潔で丁寧な文章を書く必要がありますが、記号や半角文字を使うと全体的に統一感がなく、読みにくいメールになります。言うまでもなく顔文字もNGです。

内々定・内定辞退メールの書き方のマナー一覧

■件名は分かりやすく
ビジネスではメールをたくさん使います。不必要なメールはちゃんと読まない事も多いので、内定辞退のメールが他にまぎれてしまわないように、件名を分かりやすく端的に書きましょう。

■メール内容は用件のみ
内定辞退の内容だけを伝えましょう。

■メール本文に自分の名前と連絡先を入れる
誰からのメールなのかはっきり分かるようにしておきましょう。折り返しの返事もスムーズになります。

就活で使える内々定・内定辞退のメールの例文

就活では内々定・内定辞退の時もマナーを守ったメールを送る必要があります。最後に内々定・内定辞退のメールの例文を見て、メールの書き方を勉強しておきましょう。
以下、就活の内々定・内定辞退メールの例文です。

内々定・内定辞退メールの例文①

本日は、大変心苦しいながら、内定(内々定)を辞退させていただきたく、メールをお送りさせていただきました。私なりに貴社へ貢献できる事、そして私が今後希望をする将来やりたい事について考えた結果です。
○○様、そして選考でお世話になった皆様方には大変申し訳ない気持ちではございますが、何卒ご了解をいただきたくお願い申し上げます。
最後になりますが、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

内々定・内定辞退メールの例文②

先日は、内定(内々定)のご連絡を頂き、誠にありがとうございました。大変心苦しいことですが、○○の事情により、内定(内々定)を辞退させていただきたく、本日は連絡を差し上げました。
選考に際してお世話になりました皆様には、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げる次第です。何卒ご了承いただきたく存じます。
最後になりますが、貴社の益々のご発展と社員皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

メールなどのマナーを今一度確認しておく

就活中は、企業にメールを送ることや電話をかける機会が多くあります。これらは、ビジネスマナーをきちんと守ることが大切です。メールや電話のマナーは社会人として必要なスキルでもあるため、就活中から身に付けておくといいでしょう。マナーを身に付けるために目を通しておきたいのが「就活マナーマニュアル」です。就活に必要なマナーが網羅されており、メールや電話のマナーについても詳しく掲載されています。日程調整などのメール例も紹介しているため、確認しておくと役立ちます。 無料でダウンロードして、電話やメールでの失敗をなくしましょう。

内定辞退をするならリスクヘッジを忘れずに

最後にひとつだけ注意しておかなければならないことをお伝えします。

内定辞退をするということは、それなりにリスクも伴います。
決断を早まる前に、しっかりご自身でリスクヘッジができているかを考えてみましょう。

就活で内々定・内定辞退のメールを送る際はマナーを守った対応を

今回は、内々定・内定辞退をする際のマナーとメール例文について紹介しました。内々定・内定辞退をメールで伝えるにはマナーが大事です。

就活マナーは慣れない部分も多いと思いますが、もうすぐ社会人です! 内々定・内定辞退のメール連絡でもしっかりとした大人の対応を見せて気持ちよく入社に向けて準備しましょう。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント