2020年07月02日(木) 更新

就活中の内定者懇親会にはお礼メールを出そう|書く上での注意点や例文をご紹介

内定者懇親会とは

内定者懇親会は、入社前に企業の先輩や同期となる内定者同士の親睦を深めることを目的とした懇親会です。一般的には企業側が内定者を招いて開催するイベントになります。企業側には、内定者の内定辞退を防ぎたいというねらいがあるのです。
就活生にしてみれば、その企業の雰囲気を知ることができますし、同期となるであろう内定者や先輩社員とコミュニケーションがとれます。そこから入社後の自分のイメージをより具体的にできるでしょう。

内定者懇親会のお礼メールは送るべきか

■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/26~1/29
■投票数:438

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「内定式・内定者懇親会の後にお礼メールを送ろうと思いますか?」という質問に対して、72.8%の人がYes、27.2%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)
懇親会の案内メールや懇親会後には、お礼のメールを送るのが礼儀といえます。お礼メールも立派なビジネルメールですので、きちんとマナーを守って書かなければなりません。お礼メールの書き方のポイントを見ていきましょう。

懇親会の案内に対するお礼メールの書き方のポイント

お礼と出欠を先に述べる

企業側はメールの返信で懇親会の出欠の確認をしていますので、懇親会の案内に対しては出席・欠席どちらの場合でも必ず返信するのがマナーです。
内定者懇親会の案内のお礼メールの書き方として、お礼と出欠から書き始めましょう。一目見てお礼と出欠が伝わるようなメールにすることが大切ですので、簡潔でわかりやすい件名をつけるようにします。最初に「○○株式会社○○様」と宛名を入れたら、「こんにちは。○○大学の○○です。」と名乗り、「この度は内定者懇親会への案内を頂き誠にありがとうございました。是非出席させて頂きたいと思っております。」としてお礼と出欠を述べましょう。

お礼の挨拶は学生らしいものにする

最初の挨拶も「お世話になっております。」などの、ビジネスマンのような挨拶や時候の挨拶などはいりません。学生らしいシンプルな文面の方が好感を持たれるものです。すぐに内容がわかるようにするためには、挨拶はこんにちは程度で十分でしょう。

懇親会後のお礼メールのポイント

お礼の気持ちを伝えることが必要不可欠

お礼の気持ちを伝えるというちょっとした気遣いが、今後の社会人としての成功に繋がってきたりもします。今のうちから気持ちを伝えることに慣れておいてください。 お礼の気持ちを伝えることが大切なので、そのような文章になるように心を込めて書きましょう。なお、お礼のメールはすぐに出すのがマナーです。懇親会が終わった当日中に書くようにしましょう。

入社する熱意や意気込みを伝える

お礼メールに、懇親会に参加して感じたことを記入すれば、熱意や意気込みが伝わります。簡潔に「先輩方とお話をして、一日も早く入社したくなりました」などの1文を添えましょう。
また、入社までの過ごし方などを添えると好印象を与えられます。「同期のみなさんや先輩方に遅れをとらないように、入社までの期間を○○の勉強をしながら過ごし、少しでもスキルをあげておきたいと思っております。」などと記載するとよいです。

メールアドレスがわかる範囲で全員に送る

内定者懇親会のお礼メールは、メールアドレスがわかる範囲で、就活でお世話になった人全員に送るようにしましょう。お世話になった先輩や、人事担当者に挨拶をかねて送るようにすると好印象を持たれます。また、配属予定の部署の人にメールを送るのもよいでしょう。
メールの内容は一緒でかまいませんが、相手によって部分的に内容を変えるとよいです。全員に一斉送信するのではなく、ある程度分けて送った方がよいでしょう。お互いが面識を持っていない、複数の相手に一斉送信する場合は、宛先でBccを指定します。Bccでは送信者全員に送信先のアドレスが表示されることが無いため、個人情報を守る意味でも有効です。

誤字・脱字に気をつける

メールは、一度送信してしまうと取り消すことができません。誤字・脱字に気をつけて、丁寧にお礼メールを作成しましょう。宛名や署名の間違いは、とくに注意すべきポイントです。お礼メールを書き上げた後は、間違いがないか、何度も読み返して確認してください。声に出して読むと、間違いに気づきやすくなります。

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就活における懇親会のお礼メールの例文

懇親会の案内に対するお礼メールの出席の場合と欠席の場合、および懇親会が終わった後に出すお礼メールの例を紹介します。お礼メールを書く際の参考にしてください。

例文①(案内に対するお礼:出席の場合)

件名:●月●日開催の内定者懇親会「出席」のご連絡/○○大学■■学部××学部○○

○○株式会社 総務部人事課 △△様

大変お世話になっております。
○○大学■■学部××学部の○○と申します。

御社からの内定者懇親会の案内メールを頂き、誠にありがとうございました。
是非参加したいと思いますので、宜しくお願い致します。

当日お会いできることを楽しみにしております。

以上、宜しくお願い致します。

例文②(案内に対するお礼:欠席の場合)

件名:【○○大学■■■■】●月●日(月)内定者懇親会についてのご連絡【採用担当 ○○様】

内定者懇親会のご案内、確かに受け取りました。

ありがとうございます。



大変心苦しいのですが、実はその日は教育実習の予定が入っており、どうしても伺うことができません。せっかくご案内をいただきながら、誠に申し訳ございませんが、今回は欠席させていただきます。

また別の機会がございましたら、その時はぜひとも参加させていただきたい所存です。



ご案内ありがとうございました。改めて参加できませんこと、心よりお詫び申し上げます。

例文③(懇親会後のお礼)

件名:●月●日(月)の内定者懇親会に対するお礼 【○○大学 ○○○○】
人事部 ○○○○ 様

いつもお世話になっております。
内定者の○○大学○○学部○○学科の○○○○です。

本日は、内定者懇親会にお招き頂き、誠にありがとうございました。

先輩や同期など多くの方と交流をもつ事ができ、
大変有意義な時間を過ごすことができました。

入社までの時間を学業に費やし、即戦力として活躍できるよう、精進してまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
重ねて感謝申し上げます。

まずは略儀ながら、メールにてご挨拶させていただきます。

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内定式や懇親会におけるお礼メールは入社する意気込みを添えると好印象

内定者懇親会におけるお礼メール書き方や例文について、見てきました。内定者懇親会への案内に対してのお礼メールは、お礼とともに出欠もきちんと返事するようにしてください。
懇親会後のお礼メールでは 、お礼の気持ちを伝えることが大切になります。同時に入社に対する熱意や意気込みも書くとよいでしょう。印象に残るお礼メールが書けるように、今回紹介した例文を参考にしてください。

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