2019年11月08日(金) 更新

【お祈りフラグ】面接で落ちたと感じたときの挽回方法とは|合格フラグもあわせてご紹介

お祈りフラグとは面接の不合格通知から派生した言葉

面接中や終わったあとに、面接官の態度や発言から「これは落ちたな」と感じた経験は何度かあるかもしれません。そんな、不採用の可能性を察するヒントとなるサインを、「お祈りフラグ」といいます。これは、面接の不合格通知の締めくくりの文章である「、○○様の今後一層のご活躍をお祈りいたします」から派生した言葉なのです。

面接でお祈りフラグになる理由

理由①面接前の準備不足

面接でお祈りフラグになる理由として、準備不足が挙げられます。
応募書類の不備や遅刻、面接中の態度や言葉使いが悪かったりすると、面接に対する準備が不十分だとみなされます。これでは面接官に 、「本当に入社したいのか」と疑問に思われても仕方がありません。

理由②給与・制度ばかりの質問

面接官が応募の理由に疑問を感じたり、給与や制度・環境などばかりの質問をしていると、お祈りフラグが立つ可能性があります。
会社を選ぶ条件として給与や制度・環境は気になるところですが、これらばかりに注目しすぎると、仕事に対して消極的な人間と思われてしまいます。
入社後は会社の利益に貢献するために自ら動く積極的な姿勢が求められるものです。面接の段階でその意志がみえなければ、お祈りフラグが立ってしまうでしょう。

お祈りフラグかどうかは面接の開始時間だけでは判断できない

面接の時間指定の際に「○時に来てください」といわれますが、時間帯が遅いと不利になるのではと、不安になることもあるでしょう。夕方は面接官の集中力が切れてくるので、採用・不採用という重要な意志決定の判断力が鈍り、不採用の判断をされかねないからです。
しかし、これは面接官の単純なスケジュールの都合である可能性も考えられます。面接時間でお祈りフラグだと決めてしまうのは早計なのでご注意ください。

面接が予定より早く終わった場合

お祈りフラグの可能性が高い

「1時間の面接予定であったものが20分で終わってしまった」「30分の面接予定時間が10分で終わってしまった」面接がそんな早く終わるときは、お祈りフラグかもしれません。
しかし、これはあくまでも可能性のひとつです。早く終わったからといって、最後まで希望は捨てずにいましょう。「これ以上面接を続けなくても合格だ」と面接官が判断して早く終わるケースもあるのです。

お祈りフラグと勝手に思い込まないのが大事

面接官の態度や発言に不採用を感じさせるものがあっても、お祈りフラグだと勝手に思い込むのはやめましょう。面接中にお祈りフラグが見えたとしても、不採用かどうかは企業側が決めることです。自分の中でお祈りフラグが立ったからと言って、途中で希望を投げ出すようなまねはせず、最後まで全力で面接に取り組むように心掛けましょう。
面接が終わっていなければ、まだ挽回の余地もあるのです。

面接における合格フラグとは

お祈りフラグとは反対に、「これは合格だろう?」と感じるサインを『合格フラグ』といいます。しかし、自分の中での合格フラグが立ったとしても、最後の最後まで油断は禁物です。面接の最後に思いもかけぬ落とし穴が待っているかもしれません。面接中に合格フラグを感じても最後まで決して気を抜かないようにしましょう。
以下に面接における合格フラグが立つサインを紹介します。

面接における合格フラグが立つサイン一覧

■他の就活生よりも真剣に話を聞いてもらえている
■それが聞きたかった!と言われる
■一次面接から最終面接の日程の感覚が短い
■最終面接のときに配属先を告げられる
■最終面接の前に人事担当に呼ばれて話し合いをする
■お酒の話になる。最終面接後に誘われる

実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

面接でお祈りフラグを感じた時の挽回方法

挽回方法①企業への「想い」を語る

面接序盤でお祈りフラグが立ってしまったら、終盤にさしかかるまでに熱い想いを伝えてください。当然、就職を志望している企業の研究は万全のはずです。
お祈りフラグが立たないようにするためには、企業研究や業界研究をして、熱意の強さがわかる言葉が出てくるように心がけましょう。

挽回方法②マイナスな要素をプラスに変えて話す

もし、自分がアピールした部分について「企業にとってプラスになる要素じゃない」など、面接官にマイナスイメージを持たれてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。その場合は経験を通じて得たもの、学んだことなどを交えてプラス要素に変えて取り上げるといいでしょう。以下は、マイナス要素をプラス要素に変える際の挽回方法です。

お祈りフラグ返上の例

「私の取り組みは、確かに御社の業務との関連性はないかもしれません。しかし、この取り組みを実現するのに至るまで、家族や友人、地域住民など、多くの方からの反対意見がありました。そんな中でも、諦めずに取り組んだ結果が、地域の発展につながる結果を残したのです。入社後は、さまざまな形でご迷惑をお掛けするかもしれません。しかし、その中でご指導やアドバイスを通じて、実力を積むことによって、粘り強く、どんな企業にも正々堂々と営業活動ができる社員になれると思っています。」

挽回方法③企業にどう貢献できるかを伝える

お祈りフラグが立ったとしても、自分の長所やキャリアを活かして企業にどう貢献できるかを伝えるようにしてください。社風や経営理念を理解し、自分が企業とマッチしている点も織り交ぜながら、どう貢献できるのかを述べるようにしましょう。それには企業研究と自己分析を十分におこなう必要があります。
貢献できることを伝えることでフラグが折れる可能性もあリますので、あきらめずアピールしてみましょう。面接突破のチャンスが開けるかもしれません。

面接でお祈りフラグだと感じても諦めない

お祈りフラグとは、不採用を察するヒントとなる面接官の態度や発言のことです。面接前の準備不足だったり、給与・制度の質問ばかりを繰り返すと、お祈りフラグが立つことに繋がります。また、面接が予定の時間より早く終わったときはお祈りフラグの可能性が高いでしょう。
面接中にお祈りフラグだと感じても、そこで諦めてはいけません。企業への「想い」を語るや企業にどう貢献できるかを伝えて、挽回を試みてください。

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