2020年07月31日(金) 更新
面接で「健康状態はどうですか」と質問された時の適切な答え方|履歴書に書く場合の書き方もご紹介
目次
健康状態を答える際にはシンプルに伝える就活生が多い
キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接で「健康状態はどうですか?」という質問に、あなたならどう答えますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の声
- 良好です。
- 健康をアピール
- アレルギーも持病もなく、現在とても健康です
- 優れています
- いいです。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接で「健康状態はどうですか?」という質問に、あなたならどう答えますか?」
アンケート調査の結果、健康状態を聞かれた就活生は「良好です」「現在とても健康です」などと答えることがわかりました。就職するうえで体調に何も問題がない場合は、その部分をしっかりとアピールしなければいけません。また、もし体調面で不安がある場合には、その旨をしっかりと伝えるべきでしょう。そこで本ページでは、面接で健康状態を聞かれる理由や答え方を見ていきます。面接前に、しっかりと覚えておきましょう。
仕事に支障がないかの判断するために聞かれる

健康状態というのはプライベートに関わることです。しかし面接官も、興味本位で健康面について質問するわけではありません。受験者の病歴や通院歴などの健康状態を正確に把握しないまま採用して、入社後もしそれが原因で病気になれば、会社はそのリスクを負わなければなりません。未然にそれを防止したいと考えても無理はないでしょう。労働契約とは、会社の指示する業務に従事し、その対価として賃金を受け取ることです。入社後に病気を発症して業務にあたるのが困難になってしまったら、その契約が成り立たなくなるわけです。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るには、自己分析による自己理解が必須です。自己分析を疎かにしていると、説得力のある回答ができません。
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業務に従事できる健康状態は最低条件
「業務に従事できるだけの健康状態」というのは、ある意味最低条件です。そのため、業種によっては、健康面において一定の身体的条件や能力を確認します。運転を要する業務や、高度な機械作業、あるいは高所作業などに従事する場合です。面接で、こういった健康面の確認に対し、「個人情報だ!」と言って回答を拒否するのは適切ではありません。業務可能かどうかを判断するために、健康状態という個人情報の確認が必要なのです。ただし、面接で得た健康面に関する情報を、会社が違う目的で使用した場合は問題となります。
健康状態に問題がない場合は「良好」と答える

面接官が健康状態を問うのは、「業務に支障がない」というのを確認するためだとわかりました。もし、その質問が「健康状態はどうですか?」といった漠然とした問いかけの場合、無難なのは「良好です」という答え方です。
なお、病歴や既往症を聞かれた場合でも、現在の健康状態が良好で勤務に支障がないのであれば、すべてを詳しく答える必要はありません。たとえば、その治療のために休学期間があれば、学歴の欄に記載しているでしょう。その病気について面接で質問をされたなら、「現在は完治し、勤務に支障はありません」という答え方をすればいいのです。
どう良好なのかを伝えると自己管理能力がアピールできる
健康状態が良好な場合、具体的にどう良好なのかアピールする答え方をすれば、面接官の印象に残るでしょう。答え方の例を挙げてみます。
■「学校を風邪で休んだ記憶は殆どありません。学生時代は柔道の部活動に励んでいました。その体力を維持するため、現在もランニングと筋トレは続けています」
「健康状態はどうですか?」という質問をされた場合に、このような答え方をすれば、健康面だけではなく、メンタル面での長所のアピールもできます。健康を維持できている背景には、継続する力と自己管理能力があるからだという自己PRです。「健康状態はどうですか?」という質問に対して、このような答え方の工夫ができれば理想ですね。
通院中である場合は働きたい意志を伝える

「健康状態はどうですか?」と聞かれたが、現在治療中の病気や怪我がある場合、面接での答え方がわからないと思う人もいるかも知れません。もし通院が必要な健康状態であるなら、面接で正直にその旨を伝えるべきです。ただし、答え方のパターンを考えておきましょう。以下がその例です。
■通院加療中だが、勤務に支障はない
■通院のために仕事を途中で抜ける場合は、残業でカバーしたい
■勤務に支障がないような通院方法を、医師と相談する予定である
健康状態が良好でない場合はなかなか伝えにくい部分もあるかもしれませんが、働きたいという意思を面接官にしっかり伝えましょう。
正直に健康状態を伝えて前向きな姿勢を見せると良い
要点は、健康面で「勤務に支障がない、あるいは出ないよう努力する」と伝えることです。できるなら面接までに医師との相談を済ませ、「こういう勤務の場合はこうする」という、いくつかの対処法を考えておきましょう。そういった事前準備は、面接官にもポジティブな印象を与えるはずです。
面接官の評価ポイントを知れば、面接は楽になる
この健康に関する質問に限らず、面接で来る質問の意図がわかれば、面接はもっと簡単になります。
実際に面接官が使っている学生評価シートを見れば、面接官があなたのどこを見ているのかがわかります。
こちら無料でご利用いただけますので、是非活用してみましょう。
履歴書に健康状態を書く場合【例文】
最後に、履歴書に健康状態を書かなければいけない場合に、どう記載すべきかを紹介します。特に症状がなく、いたって健康であれば、「良好」と書けば大丈夫です。「(学生時代・前職)では~年間無遅刻・無欠席です」と追加でアピールするのも良いでしょう。健康状態が良好でない場合は、その旨をきちんと記載しましょう。
例:腰痛(ヘルニア)を患っているため、重い荷物などを運ぶことができません
長々と書く必要はありませんので、分かりやすく症状とできない業務について記載しましょう。
面接での健康状態の答え方は「良好」または「不安があるが働きたい」
面接での健康状態の答え方を見てきましたが、いかがでしたか。
面接で健康状態を聞かれるのは、健康面で「業務に支障がないか」を確認するためです。健康状態に不安がある場合は、正直に伝えておきましょう。ただし、あくまでも「働きたい」という強い意思をもった答え方が重要です。健康状態が良好な場合も、答え方を工夫して自己PRにつなげましょう。健康状態が良好でもそうでなくても、答え方によって面接官に好印象を与えることができるのです。
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