2020年06月30日(火) 更新
就活にふさわしいラフな格好とは|面接や説明会に臨むときに心がけたい服装のポイント
目次
就活生が思うラフな格好とは?
ラフな格好と聞いて、イメージする服装はそれぞれ違うものになるでしょう。そこで「面接で「私服で来てください」と言われたら、どのような服装で臨みますか?」という質問をしてみました。
就活生の回答
- シンプル
- オフィスカジュアル
- ビジネスカジュアル
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接で「私服で来てください」と言われたら、どのような服装で臨みますか?」
就活生を対象にしたアンケート結果から、私服で参加する面接ではラフになりすぎない服装を心がけていることがわかりました。
面接において、「ラフな格好で来てください」といわれることは珍しくありません。では、この際のラフな格好とは具体的にどのような服装を指すのでしょうか。そこで、面接におけるラフな格好とは何かを考える際、重要となるポイントをご紹介します。
面接や説明会における「ラフな格好」のポイント
あくまでもビジネスシーンの1つというのを念頭に置く
ラフな格好と聞くと、「自分の趣味を盛り込んだ私服」と思う就活生も少なくはないでしょう。「ラフな格好でOK」といわれても遊びに行く訳でなく、ビジネスシーンの1つであることには変わりありません。そのような場に、ジーパンやTシャツ、ミニスカートなどで行くのは避けましょう。「ラフな格好=私服」とはならないのです。
露出度の少ないものにする
面接の格好としてNGなのが、男女問わず露出の多い服装です。あくまでも面接なので、ラフな格好でもTPOを考えて露出が少ない服装を選びましょう。就活で露出度の高いものは、その場にそぐわず、よくない印象を与えることになります。
代表的な露出の多い服装は、丈が短いスカートや半ズボン、短パン、ノースリーブもしくは袖がやたらと短い服、サンダルなどが挙げられます。たとえもっともリラックスできる格好であったとしても、避けたほうがよいでしょう。
落ち着いた雰囲気の服装を選ぶ
面接においては、ラフな格好であっても落ち着いた雰囲気の服装を心がけます。凝ったデザインの服装が、たとえ普段の自分の趣味だとしても避けた方がよいでしょう。あまりにデザイン性の高い服装でいくと、どうしても個性的な人物として悪い印象を与えてしまうのです。ラフな格好とは何か考えたときに、印象を悪くしてしまいそうな服装は避けてください。
清潔感を重視する
面接においてのラフな格好は、清潔感を重視しましょう。汚れ加工がしてある服やよれよれのTシャツ、ダメージデニムなど、一般的にみて清潔感のあまりない服装は、面接に不向きです。別段真新しいシャツを着ていく必要はありませんが、それでもお気に入りのシャツにアイロンをかけるなどの手間はかけましょう。「ラフ」という言葉でついつい勘違いしてしまいそうですが、ビジネスシーンにおける「ラフな格好」には、清潔感が重視されるものなのです。
企業が言う「ラフな格好」とはビジネスカジュアルのこと
就活でラフな格好の意味を間違ってしまうと、大きな失敗をしてしまいます。ラフな格好と聞くと「自分の趣味を盛り込んだ私服」と思う就活生も、少なくはないでしょう。しかし、企業が言う「ラフな格好」とは、いわゆるビジネスカジュアルのことなのです。
ビジネスカジュアルとは、ビジネスシーンで見られるスーツよりもカジュアルなスタイルを指します。男性は、襟付きジャケットにチノパン、革靴というスタイルが多いです。女性は、固くなりすぎないジャケットに、スカートやパンツをあわせたものを選べば問題はありません。
それでは、面接や説明会にラフな格好で臨む際には、具体的にどのようなアイテムを選べばよいのでしょうか。
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面接や説明会ですべきラフな格好【メンズ】
トップスはシャツとジャケット
男性におすすめのラフな格好をご紹介します。まずは、トップスです。トップスは、シャツとジャケットという定番の組み合わせがおすすめです。「定番すぎてあまり目立てない」と思う就活生もいるかもしれませんが、服装で目立つ必要はないのです。シャツやジャケットの色やデザインも、紺や黒など落ち着いたものを選びましょう。
ボトムスはチノパンがおすすめ
ボトムスはどこまで緩くしていいのか、どんなデザインがいいのか、悩む就活生は多いでしょう。ボトムスは、動きやすく周りからの印象もよいチノパンがおすすめです。色はトップスとのバランスを考えて選ぶ必要がありますが、どうしても自信がない人は、店員さんに相談してみるといいでしょう。
面接や説明会ですべきラフな格好【レディース】
トップスはきれいめなカットソーかシャツ
レディースのラフな格好をご紹介します。まずはトップスですが、カットソーかシャツがおすすめです。派手な色・デザインのトップスは、清潔感を演出できないので避ける必要があります。会場が寒い可能性もあるので、そのときはカーディガンも持っていくと良いでしょう。
ボトムスはスカートかスラックスがおすすめ
つぎにボトムスです。ボトムスは、スカートかスラックスを選びましょう。丈が短いものや自分のサイズに合ってないものはNGです。スカートの丈はひざ下に合わせ、スラックスは長すぎないように採寸しましょう。色は、黒や紺など落ち着いたものを選ぶと、好印象を与えられます。
パンプスは歩きやすいものがおすすめ
パンプスは、色やデザインも大事ですが、歩きやすいものを選びましょう。ラフだからといって、あまりに高いヒールはNGです。ヒールが高いと遊び感が出てくるので注意しましょう。パンプスの色は、カバンと同じ色を選ぶとよいです。つま先を丸いものにすると、清潔感を与えられます。
就活におけるラフな格好はビジネスカジュアルと考えてTPOをわきまえた服装にしよう
就活における「ラフな格好」とは、ビジネスシーンにふさわしい格好であると考えておくとよいでしょう。「ラフな格好=私服」ではなく、「ラフな格好=ビジネスカジュアル」と覚えておいてください。露出が少なく、清潔感のある落ちついた雰囲気の服装にすると、面接などでよい印象を与えます。
ラフな格好とはいえ、就活では【Time(時間)】【Place(場所)】【Occasion(場面)】のTPOをわきまえた服装でないといけません。この点に注意して服装を選びましょう。
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