2020年07月02日(木) 更新

【TG-WEB対策】問題の傾向や勉強方法・おすすめ対策本を紹介

TG-WEBとは自宅受験型のwebテスト

「TG-WEB」は、ヒューマネージ社が提供する自宅受検型のWebテストです。就職試験としてのシェアは、トップのリクルートの「SPI」に次いで、日本エス・エイチ・エル社の「玉手箱」、「CAB」、「GAB」が続き、「TG-WEB」と言われます。

日本で一番使用率の高いSPIは、年間13,200社が使用します。そのため、「選考ではwebテストの選考はあるがどの種類か分からない」場合は「SPI」対策になるでしょう。

出題内容は、「言語」「係数」「英語」「性格」とスタンダードですが、「SPI」の対策をしているだけでは、解けないかもしれません。難易度が高く、あまりなじみのない問題が出題されるからです。

「TG-WEB」を出題する企業の目的は明確です。難易度が高いので、絞り込みやすい。くわえて、準備をしているかどうかの見極めです。「私たちが出した宿題を準備してきましたか」と企業が言っているような声が聞こえてきそうです。

専門性の高い問題の出題や時間制限の厳しさから難しいと思われやすい

「TG-WEB」の一番の特徴は、難問が出るところです。「SPI」は中学受験の経験や中学・高校で成績が優秀な学生はあまり苦労しません。

これまでの基本的な学習内容を思い出しながら問題集を解けば、ある程度の点数を取れます。それが通用しないのが、「TG-WEB」といえます。難問対策が必須でしょう。

企業がTG-WEBを使用する理由としては、1つは足きりのためです。企業によっては、数百人もの学生が受験する場合があります。

面接をする前の足きりとして、webテストを使用するのです。

WEBテストを無料で対策しよう

筆記試験を突破しなければ、次の選考に進むことができません。Webテストの対策には、問題を多く解くことが効果的です。

そこでおすすめなのが「WEBテスト完全問題集」です。

この問題集を使えば、玉手箱とTG-WEBを一冊で対策できます。詳しい解説つきなので、ぜひ活用して志望企業の筆記試験を突破しましょう。

TG-WEBの問題の傾向

新型は問題数が多くスピードが必要

新型は短時間で多くの設問を解いていくタイプです。従来型と比べると難易度は多少低くなっています。そのため、テンポよく問題を解いていくスキルが求められます。イメージとしては、SPIや玉手箱のように問題をさくさく解いていく形式が近いでしょう。

言語の問題は、34問を7分間で答えます。従来型と比較して、対義語、同義語、ことわざなどの問題が多く出題されます。計数の問題は、36問を8分間で答えます。こちらも従来型と比較すると、方程式や図表の問題が多くなっています。SPIでも同様の問題が出題されているので、SPIの応用が効く問題も見受けられます。

このように、全体的に従来型よりも一問一答形式が多く、難易度は多少低くなりますが、時間数に対して問題数が多くなっているため、1つの問題にかけられる時間が少なくなっています。

新型の特徴

  • 短時間で多くの設問を解く
  • 従来型より難易度は多少低い
  • 対義語、同義語、ことわざなどが多く出題

従来型は難易度が高く図形やパズルの問題

従来型は新型よりも制限時間が長いです。そして、問題1つ1つの難易度が高いので、新型のようにテンポよく回答していくというよりは、時間配分に気を付けながらしっかり問題を解いていかなくてはいけません。

言語の問題は、12問を12分の制限時間内に答えます。長文読解、並べ替え、空欄補充などが出題されます。中でも長文の難易度は高いので、入念な対策が必要です。計数の問題は、9問を18分の制限時間内に答えます。推論、展開図、図形、パズル形式の問題などが出題されます。言語問題同様に難易度が高く、対策本や過去問集などで事前に問題に慣れておかないと、良い結果を出すのは難しいでしょう。

このように、従来型は新型の設問数の半分以下で、制限時間も長いのですが、その分難易度に違いがあります。依然として従来型を採用している企業は多いので、新型と従来型の両方の対策をする必要があるでしょう。

従来型の特徴

  • 新型よりも制限時間が長い
  • 問題1つ1つの難易度が高い
  • 長文の難易度は特に高い

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TG-WEBを受ける際の対策

解き方を把握し問題になれておく

「TG-WEB」の特徴がはっきりしたら、実際の問題になれておくことも肝心でしょう。テストのメリットは、対策をすれば結果が出ることです。なぜなら、答えが決まっているからです。

決められたルールやパターンに従って、問題を解いていけばいいので、対策をやればやっただけの結果がついていきます。逆に面接や書類は、主観的な部分があるので、対策がそのまま結果に直結するかというと難しいところです。

まずは、自分が受けようと思っている企業が前年にどのようなテストを使用しているかを確認することです。中小企業のリサーチは難しいかもしれませんが、大企業であれば、大抵の企業は調べればわかります。

書籍で特集されていたり、信頼できるWebサイトや就職活動を支援する企業のイベントで配布しているケースもあるでしょう。毎年、同じ形式のテストが出るとは限りませんが、前年に出題されているなら、出題される可能性が高くなりますので、「TG-WEB」の問題になれておく必要があります。

対策本を使用する

自分が受けようとしている企業の就職試験で「TG-WEB」が出題されていたならば、次は対策本などを使って勉強しましょう。「TG-WEB」はシェアが低いので、正直、対策本は少ないです。

一番の売れ筋は、『必勝・就職試験!【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【2】【2021年度版】』(SPIノートの会)でしょう。

【1】は玉手箱やC-GAB対策用なので、注意してください。表紙の色も違いますし、装丁に記載されていますので、間違えないようにしてください。その他には、『Webテスト2【TG-WEB・Web-CAB・WEBテスティングサービス】完全対策 2021年度 (就活ネットワークの就職試験完全対策3)』(就活ネットワーク)やWebテスト全般を網羅した対策本も出ています。年度ごとに新しい本が出るので、最新のものか確認してから購入しましょう。

時間を気にして問題を解くクセをつける

テストには制限時間が設けられています。「TG-WEB」にも、出題の内容ごとに時間が決まっています。対策で解き方や出題パターンを覚えてからは、問題の制限時間を意識するクセをつけましょう。「従来型」の「言語」は12問12分、「計数」は9問18分。「新型」の「言語」は34問7分、「計数」は36問8分です。

「新型」には、かなりのスピードが要求されます。「従来型」も決して、余裕のある時間ではありません。

「英語」は、10問15分ですが、性格検査は、種類が細かく分かれています。企業によって何が出てくるかわかりません。もっとも、性格検査には対策の立てようがありませんので、対策は必要はありません。

おおむね、10分~30分の制限時間ですが、設問数に比べて、やはり時間は短いです。なお、制限時間や設問数は、企業によってカスタマイズすることもありますので、あくまでも目安となります。

TG-WEBの出題傾向を把握し問題集を利用して対策しよう

TG-WEBについて解説しました。TG-WEBの特徴や出題傾向など、全体像は把握できましたでしょうか。TG-WEBは難易度が高いテストであることを念頭に置きましょう。

就活では事前対策が肝となります。しっかりと対策をしておかないと結果が出せない試験です。TG-WEBを攻略するためには、まずは独自の出題傾向に慣れることが求められます。

ぜひ対策本を購入して問題を解き、従来型、新型の両方の対策をしてください。

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