2017年08月31日(木) 更新
適性検査が面接に与える影響とはなにか|検査の種類と対策を知ることで問題に強くなろう
適性試験は「職業適性検査」と「能力適性検査」の2種類に分かれる
適性検査とは、企業が求める人材なのかを判断する材料です。履歴書などでは判断できない情報を得ることができるため、多くの企業で実施されています。適性試験の種類は、大きく分けて「職業適性検査」と「能力適性検査」の2つです。適性検査が就活に与える影響を理解して、面接を有利に進めていきましょう。
適性検査の内容
職業適性検査
職業適性検査とは、職業に合った特性かどうかを見極める試験です。個人の判断力や言語力などを測定し、基準を満たしているかを判断できます。筆記とWebテストの2種類があり、企業ごとに、受験方法が異なるのが特徴です。
能力適性検査
能力適性検査とは、知能を測るための試験です。制限時間が設けられている場合が多く、判断力も必要になってきます。一般の試験で解くような問題形式とは異なり、スラスラ解けるようになるには、慣れが必要です。
適性検査が面接に与える影響
矛盾を招いてしまうことがある
基本的に、適性検査の結果を踏まえて、面接が進んでいきます。適性検査で、自分を良く見せるために虚偽の回答をしてしまうと、面接の際に矛盾が生まれるでしょう。そうなると、採用担当者からのイメージがダウンしてしまいます。かと言って、協調性がないことや、コミュニケーションが取れないなど、マイナス面を正直に答え過ぎてもいけません。
学力で判断される可能性もある
適性検査を実施する理由は、能力把握・選考目的のふたつに分かれます。能力把握が目的であれば、面接の基準に繋がるだけなので問題ないです。しかし、選考目的の場合は、筆記試験と同様の扱いになるため、今後の選考を左右する可能性があります。
適性検査の対策
面接での回答を記入する
適性検査は、面接前にその人のことを把握する目的でおこなうことがあります。面接に与える影響で、「虚偽の内容を書いてはいけないが、正直に答えすぎてもいけない」と紹介しました。こういった場合は、面接の回答を記入するのがベストです。面接の回答をするつもりで記入すれば、面接で似たような内容を聞かれても、こう答えると自分の中で決まっているので、矛盾が生まれにくくなります。
問題形式に慣れる
能力適性検査の場合、時間をかければ解くことのできる問題が多くあります。しかし、制限時間が設けられているということもあり、スムーズに解くためには、出題形式に慣れることが大事です。問題に慣れるためには、問題集を繰り返し解く方法が有効になってきます。
適性検査の問題では面接を意識した回答をしよう
適性検査は、企業が求める人材かどうか判断するもので、「職業に適性検査」と「能力適性検査」に分かれます。それぞれの検査ごとに、出題形式などが異なり、慣れが必要になります。誤った回答をしてしまうと、面接に影響してしまう場合があるので、注意が必要です。それぞれの特徴・対策を理解して、面接を有利に進めましょう。
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