2019年10月02日(水) 更新

面接で好印象を与える身だしなみとは~第一印象が大切な理由と服装・メイク・髪型対策も合わせてご紹介

面接で好印象を与えるためには出だしが重要

第一印象は秒単位で決まる

第一印象が決まるまでの時間は、「3~5秒」という説や、「7秒」説、「15秒」説などいろいろあります。いずれも秒単位のとても短い時間であることから、第一印象は一瞬の見た目で決まるといってもよいでしょう。
面接でもそれは例に漏れず、相手の受ける第一印象から判断するのに要する時間は、長くても10秒間だと一般的にはいわれます。そのため、最初の10秒間で好印象を与えるのが勝負となるのです。

第一印象はその人のイメージを決定づける

人は、見た目の印象で相手の人物像を作り上げてしまいます。そして、その作りあげられた人物像は簡単には修正されにくく、それを払拭するにはかなりの努力を要するのです。
そのため、第一印象からもたらされたイメージは、後々まで残ってしまうことになります。面接の冒頭で好印象を与えられれば、そのときの印象が持続するでしょう。

面接において第一印象が与える影響は大きい

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面接の第一印象は入室時の行動で決まる

入室するところから見られている

面接は、入室するところから始まっています。入室時の立ち居振る舞いや身だしなみで、第一印象が決まってくるからです。
ここでマイナスイメージを持たれると、あとの質疑応答で先入観を持って見られてしまう可能性が出てきます。これでは選考に不利になってしまします。では、どのようにしたら、面接で好印象を与えられるのでしょうか。好印象を与える入室の仕方のポイントについてご紹介します。

カバンやコートの置き方にも注意する

入室後に迷うのが、カバンやコートの置き方です。面接会場のほとんどが椅子しか設置されていないため、どこにどのように置けばよいか、わからなくなるかもしれません。
カバンは、着席を促された際に椅子の横に立たせた状態で置きましょう。横に寝かせたり、椅子に立てかけておくのはだらしなく見えます。
コートに関しては、入室前にたたんで持って入り、隣の椅子か、自分の荷物の上に置くようにします。隣の椅子が空いている時は、いきなり置くのではなく、「こちらに置いてもよろしいでしょうか?」と許可をとってから置くようにしましょう。

挨拶は起立しておこなう

面接室に入室すると、面接官が入室済みの場合が多いですが、面接室で面接官の入室を待つ場合は入室するまでは座っていてもかまいません。面接官が入室したら、起立して「本日はよろしくお願い致します」と挨拶をします。着席したままでは、態度が大きく失礼な印象を与えるでしょう。挨拶は起立しておこなうと覚えておきましょう。

好印象を与える入室の仕方を身につけよう

ドアノックは3回が基本

入室時のドアのノックは3回が基本です。ノックの回数を2回だと覚えている人がいますが、2回は空室確認のいわゆる「トイレノック」となり、失礼に当たります。
ドアは片手で開けて大丈夫です。閉める時は、面接官に背を向けることのないように斜めに立って閉めましょう。

挨拶の基本は「語先後礼」

入室後はドアの前に立ち、「本日はよろしくお願い致します」と挨拶をして一礼をします。入室時の挨拶は、面接官の目を見ながらハキハキと大きな声でおこなうように心掛けましょう。このとき、声が小さかったりまごついたりしていると、悪印象を与えることになるので気をつけてください。挨拶は言葉が先で礼が後の「語先後礼」が鉄則です。語先後礼ができるとメリハリのある挨拶となり、見た目も美しく好印象を与えます。

姿勢がよいと好印象

第一印象がよくなるかは、見た目から受ける印象が大きく関わることを上記で述べました。そのため、姿勢がよいことは好印象を与える要素のひとつになります。面接時には、姿勢にも注意しましょう。
背筋を伸ばして良い姿勢になるように心掛けます。着席後も気を抜かずに、姿勢を正しておくことが求められます。椅子に座るときは、背筋を伸ばすのではなく、骨盤を立てるように意識するとよいでしょう。ここで姿勢が悪いと、だらしなく見えたり、やる気を感じられなかったりしますので、気をつけてください。

服装も第一印象を左右する

採用担当者が語る!学生の好印象ポイントと悪印象ポイント

採用担当者は、どういった部分に好印象や悪印象を感じるのでしょうか。それぞれのポイントについて、意見を伺いました。

採用担当者が語る好印象ポイント

企業が学生に対して一番求めているものは「素直さ」です。理由は、現時点の知識やスキル以上に「成長性」に期待しているからです。

好印象な態度についての細かな点としては、身だしなみ、姿勢、ハキハキとした受け答えや目線の使い方など、色々とありますが、重要なのは就職活動における一般常識を素直に学び・実践できているかという点です。

堅苦しいと捉えずに、素直さをアピールするための基本要素と捉えて実践してくことがおすすめです。

採用担当者が語る悪印象ポイント

やはり基本的な身だしなみ、髪型や服装などは大切です。クリエイティブな業界、ベンチャーなどには、スーツ以外で面接に来られる場合も増えているようですが、職業経験がまだ乏しい学生を判断する際には、形式的なルールを知って実践出来ているかどうかは大切なポイントです。

身だしなみがすべてということではありませんが、マイナスにならないために最低限押さえておくポイントとして捉えておくと良いでしょう。

上記の意見からもわかる通り、服装、身だしなみが第一印象に大きく関わってくるのがわかります。服装、身だしなみにも気をつけて好印象を与えられるように注意しておきましょう。

好印象を与える服装のポイント

以下に、好印象を与えるために気をつけておきたい点をあげます。面接の際は、これに沿ってチェックするとよいでしょう。

好印象を与える服装のポイント

  • 【スーツの大きさ】ジャストサイズのものを選ぶ
  • 【シャツやスーツのしわ】しわはNG。しっかりアイロンをかける
  • 【襟元や袖】汚れていないか
  • 【ストッキング】伝染していないか。破れた時のために予備を準備しておく

身だしなみで好印象を与えるには

男女ともに清潔感のある髪型にする

身だしなみで好印象を与えるにはどうすればいいのでしょうか。まずは髪型です。
女性は、前髪やサイドに気をつけます。長い髪は後ろで留めるなどし、顔周りをすっきりさせましょう。おじぎをする際に髪の毛で顔にかからないようにするとよいです。男性は、横髪は耳にかからないくらいで、もみあげは短めにすると清潔感が出ます。眉が見えると意思が伝わりやすいので、前髪は眉が見える長さにするとよいでしょう。
寝ぐせはもちろんNGです。男性だけでなく、ショートヘアの女性も気をつけましょう。

個性を出しすぎないメイクにする

メイクは、個性を出しすぎないようにして、清潔感を漂わせつつ、上品で控えめなイメージを持たせましょう。ノーメイクはNGです。メイクで、社会人として場をわきまえる振る舞いができることをアピールしましょう。
眉はあまり細くせず、アイメイクは、派手にならないようにシャドーやマスカラの使い方に注意します。カラーコンタクトやつけまつ毛、グロスはNGです。プライベートで個性を表現するにはよいですが、就活の場にはふさわしくありません。

マニキュアや香水・アクセサリーはつけないほうがよい

きつい香水は避けてください。香りで面接官に不快感を与えないことが大切です。就活時はアクセサリーをつけない方がよいでしょう。どうしてもつけたいのであれば、清潔感を意識して選んでください。
指輪に関しては、結婚指輪以外は外しておいた方がよいです。爪はきれいに短く整えるのが基本で、女性は派手なマニキュアやネイルアートはしないほうがよいでしょう。マニキュアは透明なものくらいにしておくのが無難です。

面接中の仕草も確認されている

話すときの態度やしぐさは見られている

質疑応答では、その回答のみならず、話すときの態度やしぐさも見られています。下を向いていたり、落ち着かない態度であれば面接官によい印象を与えられません。回答の内容だけでなく、話す態度やしぐさにも注意しましょう。

面接はリラックスして挑むと良い

面接はできるだけリラックスした状態で挑みましょう。肩幅くらいに開き、胸を張り姿勢を伸ばします。肩はリラックスさせた状態にしてください。座っているときも足は少し開き、方をリラックスさせながら背筋を伸ばしましょう。そうすることにより、全体的にリラックスして落ち着いた良い印象をもたらせます。

会話中は視線を集めることを意識する

面接の場においては、話すときに視線を集める意識をもってください。身振り手振りを加えたり、明るい表情を作ったり、ハキハキしゃべるなど、面接官の視線を自分に集める手段はさまざまです。
もちろん、単に視線を集めるだけでは不十分ですし、自分以外の学生が話している時に目立ってはいけません。あくまでも、適切なタイミングで適切な視線の集め方を意識してください。

話を聞くときは適度に相槌を打つ

面接は、学生が一方的に話す場ではありません。面接官との対話を経て、お互いの魅力を伝えあったり、理解を深め合う場です。そのため、面接官が話している時は「あなたの話をしっかり聞いています」ということを、態度で示すことも求められます。
例えば、「相槌を打ちながら話を聞く」ということを実践してみましょう。表情を伴ったり、適切なリアクションを織り交ぜればなお効果的です。

面接で好印象を与えるには服装身だしなみに気をつけ態度にも注意しよう

面接で好印象を与えるには、第一印象が大事にしましょう。第一印象は服装や身だしなみ、入室時の態度などで決まります。面接中の態度も面接官は見ているので、質問回答の内容だけでなく、態度にも気を配ることを忘れないようにしてください。
これらの点に気をつけ、好印象を与えて面接を有利なものにしましょう。

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