2021年09月30日(木) 更新

履歴書の自己PRを短文で作成する際の書き方【例文3選付き】

就活で短文の自己PRを作成する場面とは?

就活に挑む際に考えておくべきものの1つが、自己PRです。自己PRを求められる場所として、履歴書やエントリーシート、面接がありますが、そのなかでも、短文でのアピールが必要となるのが履歴書です。

普段、肉付けをして長く書く練習をしていると、逆に短文の自己PRを作成するのは、難しいと感じるでしょう。

履歴書やエントリーシートの記入欄が小さい場合がある

短文の自己PRが必要となる場面として、履歴書やエントリーシートの記入欄が小さい場合があります。

販売元や企業によって履歴書やエントリーシートの、記入欄の大きさが異なります。そのため、もし自己PRの記入欄が小さければ、必然的に短文での作成が必要となるのです。

では、短文の自己PRを上手に作成するには、どうすれば良いのでしょうか。以下では、短文の自己PRの書き方3つを紹介します。

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短文の自己PRの書き方①:文章の「構成」を知る

自己PRを短文で伝えるために必要なのは、構成を知ることです。自己PRなどの文章を作成するための構成を知っておけば、短文でも話が伝わりやすく、まとめることもできるでしょう。

また、受け取り手から見ても内容を理解しやすくなるため、短文でも言いたい内容が伝わります。文章作成の構成は大きく分けて2種類あるので、知っておいてください。

「P(要点)+R(理由)+E(例)+P(要点)」

1つ目の、短文で自己PRを伝えるための構成は「PREP」です。
PREPとは、「①Point(要点)・②Reason(理由)・③Example(例文)・④Point(要点)」の頭文字で、この流れに沿って文章を構成すれば、短文で自己PRをまとめられるでしょう。「PREP」を利用すると、以下のような文章ができます

PREP法

要点 「私は~ができます」
②理由 「なぜなら~だからです」
③例文 「例えば私は~です」
④要点 「(以上により)私は~ができます」

「P(計画)+D(実行)+C(測定・評価)+A(改善)」

また、2つ目の短文で自己PRを伝えるための構成は、「PDCA」です。
「PDCAサイクル」という言葉を知っている就活生は、多いでしょう。この構成にはめ込んで文章を作成することで、取組みについて順を追って分かりやすく説明できます。

PDCAとは、「①Plan(計画)・②Do(実行)・③Check(測定・評価)・④Action(改善する)」の頭文字で、この流れに沿ってエピソードもはめ込めれば、短文でも具体的な自己PRができます。「PDCA」の順に文章を作成すると、以下のような文章ができます。

PDCA法

①計画 「私は~しようと計画を立てました」
②実行 「次に計画を実際に~しました」
③測定・評価 「すると~という問題がでてきました」
④改善する 「そこで私はこの問題を解決する為に~しました」

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短文の自己PRの書き方②:伝えたい要素を絞る

短文で自己PRを作成するためには、なるべく無駄を省いていかなくてはいけません。

そのためにも、伝えたい要素を絞る必要があるでしょう。「自分には長所がたくさんあって、色々な自己PRをしたい」という気持ちもわかります。

しかし、ここで要素をひとつに絞った方が、短文でも、相手の印象に残るのです。

複数の要素があると情報量が多く伝わりにくくなる

自己PRにおいて伝えたいことが多くある場合、1つ1つを短くすれば、その要素を入れこむことは可能です。しかし、複数の要素にこだわってしまえば、情報が混在しなおかつ要素のみの記載になります。結果として採用担当者に何も伝わらず、印象の残らない自己PRになるのです。

自己PRの内容は、要素を絞ったほうが伝わるものです。「アピールしたいから」という理由だけからいくつも要素を詰め込み過ぎないように、注意しましょう。

間違った構成の自己PRでは、企業の選考を突破できない

自己PRはただ自分の強みを述べればいいのではなく、構成が重要になります。間違った構成では論理的な文章にならないため、自分の強みを理解してもらえず企業の選考を突破できません。

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短文の自己PRの書き方③:言葉遣いに注意する

言葉遣いも大切です。短文の自己PRを書く場合は、限られた枠への焦りから、ついつい言葉を省いてしまいがちです。そのため、無意識のうちに話し言葉や伝わらない言葉とならないように気をつけましょう。

落ち着いて誤字脱字もチェックしながら書き進める

落ち着いて丁寧さを意識するだけでも、言葉遣いの間違いを減らすことは可能です。言葉遣いを確認する際には、誤字脱字もチェックしておくと良いでしょう。

同訓異字にも、注意してください。書き手側はなかなか気付かなくても、読み手側は意外と気付くものです。落ち着いてチェックしながら作成することで、ミスは減らせます。

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エントリーシートでやってはいけない言葉遣い2つ|書類選考突破を目指す人が知るべきNGな書き方もご紹介

採用担当者に好印象を与える短文の自己PR例文3つ

ここでは、短文を200文字以内と定義したうえで、例文を3つ紹介します。

もちろん、参考書やネット上の例文をそのまま使用するのはNGですので、参考程度として見てみてください。

例文①:課題1つ1つへ対する責任感がある

例文①

私は、課題1つ1つへ対して責任感を持って取り組めます。幼い頃よりイベントのリーダーとなることが多く、自然と責任感が身についているのが理由です。高校時代には、最後の体育大会で団長を務め、見事応援の部で優勝を獲得しました。 これらの経験から、御社へ入社した際にも、1つ1つの仕事へ責任を持って取り組むことを約束します。(157文字)

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例文②:負けず嫌いで努力を惜しまない

例文②

私は、負けず嫌いで努力を惜しみません。高校時代、友人と受けた検定に自分だけ落ちたことがありました。その際、私はとても負けず嫌いのため、悔しく感じたのを覚えています。そして、その悔しさをバネに努力を惜しまずに勉強したところ、同じ検定でさらに上の級を取得することができました。このように、負けず嫌いな性格だからこそのやる気を、御社で活かしていきたいと考えています。(180文字)

例文③:計画性を持って行動する

例文③

私は、計画をしっかりと練ったうえで行動することができます。大学時代、留学したいという目標を叶えるために、バイトと勉強を両立しながら資金を貯めました。その結果、予定より早く留学費用を貯めることができました。これは、計画をしっかりと練っておいたおかげだと思っています。御社に就職できた際には、ぜひ活かしたい強みです。(156文字)

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履歴書に短文で自己PRを作成する際には書き方や注意点を把握しよう

就活で短文の自己PRを作成する際の書き方や注意点などを紹介しました。

就活において、履歴書やエントリーシートの記入欄が小さい場合は、短文で充実した自己PRを割くk製しなくてはいけません。

いざ短文で書こうとすると、伝えたい要素をまとめきれない場合は、書かなくてはいけない行動を記載していないなど、もったいないミスをするケースがあります。

履歴書に短文の自己PRを書く際は、構成を覚えて言葉遣いに注意することを意識しましょう。

本ページでは例文もご紹介しましたので、ぜひ参考にして、短文だけど魅力的な自己PRを作成してください。

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