2017年06月30日(金) 更新

【就活の面接における話し方ガイド】好印象を与えて内定を勝ち取るために知っておきたいポイント

就活生が面接を受ける際に敬語表現や目を見て話すなどを意識している

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接での話し方で注意していることは何がありますか?」というアンケートを実施しました。回答の一部をご覧ください。


  • 敬語を間違えない

  • 言葉遣い

  • 声の張り。堂々と振る舞う。和やかな表情。

  • 口角を上げて笑顔で話す、手振りをつけてはなす。しっかりとした敬語を話す

  • 明るく目を見て話す

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接での話し方で注意していることは何がありますか?」

面接の話し方で意識している点について就活生に伺ったところ、「敬語の使い方」や「声量」、「明るい表情」等を意識して話していることがわかりました。しかし、実際に本番に臨むと、イメージしていたような発言ができないことも考えられます。なるべく動揺せずに堂々と自分の話したい思いをアピールするには、どういった点に気をつければいいのでしょうか。

就活の面接では緊張してしまいがち

就活をする場合、避けて通れないのが面接という難関です。特に初めて就活する人にとって、面接はとても緊張するものです。就活で予想外の質問をされた場合には、すぐに答えが出せなくて、とまどってしまう光景がよく見受けられます。

面接の話し方を練習してスムーズに進めることができる

面接も、多くの企業で場を踏めば、自然とスムーズに進めて行くことができるようになります。けれども、新卒の方で面接経験が少ない場合は、面接対策が必要です。就活の面接を失敗しないためには、何回も実際に声に出して練習することで、臨機応変に言葉が出てくるようになります。

面接練習を録画して見返すのがおすすめ

面接練習をしている姿を、録画して見返す練習方法がおすすめです。映像として自分の面接している姿を確認すれば、声の小ささや姿勢、表情なども客観的にチェックすることができます。また、言葉遣いについても確認しておきましょう。胸を張って背筋を伸ばし話をすると、自信があるように見え好印象を与えることが可能です

聞き取りやすい声で自分の考えが伝わる話し方をすべき

面接を受ける際、社会人として、企業の担当者の方からどの様な印象を持たれるか、自分で正確に判断できている方は少ないでしょう。第一印象で好感度の高い話し方の人は、多くの方から同じ評価を受けるものです。一般的に、聞き取りやすくて、はっきりとした話し方で、自分の考え方を的確に表現できる人材は、評価される人物だと言われています。

話し方だけではく発想の転換力や順応性も審査されている

上記のような印象の良い話し方をできる人が何人か面接に来た場合、企業の担当者は何を基準に合否を決めるかというと、積極的に考えをまとめていける人材かどうかというポイントです。また、発想の転換が素早くできるのか、色々な場面での順応性が備わっているのか、などの要件が重要になります。

一呼吸おいて回答することで考えを整理する

面接では、すぐに質問に対して答えを返さなければならないと考えている人も多いでしょう。しかし、焦って回答を急げば、見当違いの答えを言ってしまう可能性があります。一呼吸おいて回答するように心がけましょう。少し間を空けることで、真剣に考えていると印象付けることができますし、頭の中を整理して答えることが可能です。とっさに素早く答えることも大切ですが、回答の中身が薄くならないように気を付けましょう。

就活では話し方の癖を直すと印象が良くなる

面接のときの話し方で、特に初対面の人はしゃべり方の癖が非常に気になります。例えば、語尾を伸ばす話し方でいつも話していると、自分では気を付けていてもその癖が出てしまう場合があるでしょう。癖のない話し方の方が、聞き取りやすいですし、企業の担当者からの印象も良くなります。面接の時は話し方に十分注意しましょう。

ハキハキと自信を持って話すことが大切

面接では、ハキハキと自信を持って話すことが大切です。やはり、面接官は自信を持っている学生を採用したいと思っています。自信がないとしても、堂々とした態度や振る舞いをすれば多くの学生の中で強い印象を残すことが可能です。「~かもしれません」「~なはずです」といった曖昧な表現をすると、自信がないと思われてしまうので気を付けましょう。

面接で話すときのコツ

面接で話すときには、どういった点に気を付ければ良いのでしょうか?面接で話をするときは、コツを押さえて相手に内容がちゃんと伝わる受け答えをするようにしましょう。ここでは、面接でエピソードを話す際に気を付けておくべきポイントを紹介します。

ダラダラと長くしゃべりすぎない

面接では、ダラダラと必要以上にしゃべりすぎないようにしましょう。アピールできるエピソードや伝えたい思いがたくさんあるのは良いことですが、あまり長く話をすると強調して伝えたいポイントがどこなのかわからなくなります。長く話せば話すほど印象が良くなるわけではありませんので、簡潔で分かりやすい話し方をするようにしましょう。

数字を入れて分かりやすく説明する

相手に分かりやすく話をするには、数字を効果的に入れるよう意識してみましょう。数字が入ると、ぐっと話しの内容についてイメージが沸きやすくなります。TOEICなどの資格や、スポーツに関するサークルで優勝した、記録を伸ばしたといった経験について語る際には、数字を入れるようにするのがおすすめです。

具体的なエピソードを盛り込む

面接において最も大切なのが、具体的なエピソードを盛り込むということです。自分の長所や学校での頑張りを聞かれた時に、「自分の長所は責任感のあるところです」「学生時代は資格の取得を頑張りました」という一言のみでは、理由や何をどう頑張ったのかが伝わりません。「私は自分の役割に対して、責任感を持って取り組めるところが長所です。学生時代はアルバイト先で工夫を凝らし、売り上げを20%アップさせました」「学生時代は家にいる時間を全て資格の勉強に費やし、移動する時にも常に単語帳を見ることで努力してきました」など、できるだけエピソードを盛り込むようにしましょう。こういった質問をされる場合は、結果よりもそこまでの過程を通して就活生の性格や人柄を知ろうとしている、というのを理解しておくことが必要です。

面接でよく聞かれる質問の内容

  • あなたの長所はなんですか?
  • あなたの短所はなんですか?
  • 学生時代に頑張ったことを教えてください。
  • あなたの趣味はなんですか?
  • 志望動機を教えてください。
  • 同じ業界の中でもうちの企業を選んだ理由はなんですか?
  • 関心を持った最近のニュースはありますか?
  • 最近読んだ本を教えてください。
  • 入社後にやりたい仕事は?
  • キャリアプランについて教えてください。
  • あなたの特技はなんですか?
  • 10年後の自分はどうなっていたいですか?

話し方だけでなく身だしなみや体調に注意して本番に臨む

面接の時の話し方は非常に重要なポイントですが、補足すると服装や髪形、顔のお手入れ(男性の場合はひげやもみあげ)、靴にも気を付けなければいけません。また、面接時には体調も整えておかなければ、緊張で急にお腹が痛くなるなど万全の態勢で臨むことができなくなってしまいます。身だしなみや体調を意識して、面接に取り組みましょう。

表情・目線・仕草も相手の印象を左右する

面接では、表情や目線、仕草も相手の印象を左右します。いつもの自分とは全く異なる振る舞いをする必要はありませんので、好印象を残せるように気を付けるようにしましょう。明るい表情や真面目な態度を心がけることが大切です。口角を上げるようにして、自然な笑顔を作れるように鏡の前で練習してみましょう。足を組んだりプラプラと動かしたりするのもNGです。

就活面接での話し方は自分の考え・発想の転換力・順応性を癖なく聞き取りやすくする

面接における就活生の話し方・注意点についてご紹介しました。面接は、企業の担当者との言葉のキャッチボールだと考えて良いでしょう。面接の時の話し方で、一方通行は絶対に避けたいです。まずは企業の担当者の質問に的確に答えて、さらにその話に関連性を持たせて発展させる話し方が理想的です。これは、会話の基本ルールなので、企業の担当者が何を言いたいのかよく聞いて、内容を理解した上で自分の言葉をしっかりと伝えましょう。

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