2021年10月20日(水) 更新

履歴書を手渡しする場合の封筒の書き方やポイント|添え状は必要かもご紹介

この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

履歴書を手渡しする場合の封筒の書き方

封筒の宛名は書かなくてもよい

履歴書を手渡しする場合の封筒の書き方について見ていきましょう。履歴書を手渡しする場合、封筒の宛名は不要です。宛名は書かず、封筒の左下に赤ペンで「履歴書在中」と書き、定規を使用して文字の周りを四角く囲みましょう。履歴書を郵送する場合は、宛名や切手などが必要になります。

封筒の裏には住所や名前を書いておく

履歴書を手渡しする場合、封筒の裏には住所と名前を書くようにしましょう。また、郵便番号や履歴書を提出する日付も書くと、なおよいです。郵便番号や住所、名前、日付は封筒の裏の左側に書きます。
つぎに、履歴書を手渡しする場合の注意点について見ていきましょう。

履歴書を手渡しする場合の注意点

手渡しの場合も封筒は持参する

注意点として、手渡しの場合も封筒は持参することが挙げられます。手渡しだからといって、封筒に入れずに履歴書だけ持ってくるのはマナー違反であり、企業側からマイナスイメージを持たれる可能性があります。手渡しの場合も、封筒は用意しましょう。また、封筒に入れておくと、なかの書類の破損防止にもつながります。

白い封筒を使用する

履歴書を入れる封筒は、茶封筒よりも白い封筒を使用するようにしましょう。「茶封筒を使用してはいけない」という決まりがあるわけではありません。ただ、仕事をするうえで、茶封筒はダイレクトメールなどに使用されるケースが多いです。そのため、手渡しする場合に関わらず、就活では白い封筒のほうが無難とされています。また、封筒のサイズは角2がおすすめです。A4サイズの紙を折り曲げることなく、封筒に入れることができます。

封やのり付けはしない

履歴書を手渡しする場合は、封筒に封やのり付けはしないようにしましょう。手渡しの場合、封筒にのりをつけてしまうと、面接会場や受付などの場で開封する際に時間がかかるケースも考えられます。また、封は「未開封であることを示す」ものでもあるのです。そのため、のり付けしていないのに封筒に封を書いても意味はありません。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

履歴書を手渡しする場合は添え状は必要なのか

履歴書を手渡しする場合は、添え状は必要ありません。添え状は、封筒の中身について説明した文書です。履歴書を郵送する際、添え状がないのは失礼にあたりますが、手渡しでは「○○を持参しました」のように、伝えれば済みます。どうしても心配な場合は、添え状を準備しておき、当日に会場で必要か不要か判断するとよいでしょう。

履歴書の提出にはクリアファイルが役立つ

きれいな状態を保つことができる

履歴書をクリアファイルに入れると、しわや汚れのないきれいな状態を保つことができます。履歴書をそのまま封筒に入れずにクリアファイルを使うことで、衝撃から守ることができるのです。雨の日は、履歴書をカバンに入れて持ち歩くと濡れる可能性があります。そのようなときも履歴書をクリアファイルに入れておくと、濡れずにすむのです。

透明で新品のファイルを使用する

市販のクリアファイルには、薄いピンクや水色のものがありますが、就活時には透明なものを選びましょう。イラストやロゴが入っているものは、常識を疑われる可能性があるので、使用するのはNGです。
また、履歴書を入れるクリアファイルに、使い古したものは適しません。汚れがあるクリアファイルを使うと、企業側に「入社意欲が低く粗末な扱いを受けている」と考えられる可能性があります。履歴書を提出するのにふさわしい、傷やしわがない新品のクリアファイルを使いましょう。

履歴書を持参する際は封筒をクリアファイルで挟む

荷物がたくさん入ったカバンの中では、封筒が折れ曲がる恐れがあります。履歴書を郵送するのではなく持参する時は、封筒の外からクリアファイル2枚を使って挟むのがおすすめです。クリアファイルで挟むと書類の角を守り封筒が曲がることを防げるため、よりきれいな状態で履歴書を提出できるでしょう。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな業界に適性があるのか診断してみましょう。

履歴書を手渡しする場合のポイント

履歴書は担当者から見て正面になるように向ける

担当者に履歴書を提出する場合は、封筒のまま差し出さないようにしましょう。履歴書が入ったクリアファイルは封筒から取り出した後に、それを封筒の上に載せて担当者から見て正面になるように向けましょう。自分の方に向けたまま渡すと、相手のことを考えていないと思われてしまいます。

相手の目を見ながら挨拶をする

担当者に履歴書を手渡しする際は、「よろしくお願いいたします」と明るく言いながら目を見て渡しましょう。社会人として適切な態度や、丁寧な対応を心掛ける必要があります。下記は、手渡しするときの挨拶例です。

手渡しするときの挨拶例

  • 「本日はお忙しい中で貴重な時間をいただき、ありがとうございます」
  • 「こちら、履歴書になります。本日はよろしくお願いいたします」
  • 「○○大学の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」

履歴書を封筒に入れて手渡しする場合の書き方やポイントを知ろう

本ページでは、履歴書を手渡しする場合の封筒の書き方や注意点、ポイントなどをご紹介しました。履歴書を手渡しする場合は、封筒の宛名は必要ありません。封筒の裏には自分の住所や名前などを記載しましょう。渡す際は、履歴書が相手から見て正面になるように向け、丁寧な対応を心がけてください。
また、履歴書を封筒に直接入れずにクリアファイルを使うことで、しわや汚れのないきれいな状態で提出できます。クリアファイルは、使い古されたものだと印象がよくないため、無色透明の新品のものを使用しましょう。履歴書を手渡しする場合の書き方やポイントを知り、就活に役立ててください。

キャリアアドバイザー|赤塩 勇太

基本的なマナーの習得は必須

封筒や履歴書の渡し方など、基本的なマナーの部分で相手の印象を悪くするのはとてももったいないことです。検索してわかるような知識であれば、今のうちに理解しておく必要があります。

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