2021年11月01日(月) 更新

【大学2年からできる就活準備】後悔しないためにやっておきたいこと

一般の大学生はいつから就活を始めるのか?

学生生活の終盤に来る大きな節目である、就職活動。そこでは、就活生が志望企業の採用を勝ち取るために、書類選考・筆記試験・面接試験など、時間をかけてさまざまな準備をしています。ところで、その就職活動ですが、一般的にはどれくらいから始めるのでしょうか。

動くのが遅すぎると、準備不足で損な役回りになってしまう可能性が高くなってしまいますが、逆に早ければ、「学生でしかできないこと」がそれだけできなくなってしまうのではないかと考える方もいることでしょう。しかし、動き出しが早ければ早いほど選択肢は広がるなど、一定のメリットがあるというのも事実です。この記事では、早期から就活を始めようとする方に向けて、どのように動けばよいのかということをまとめて解説していきます。

大学2年生からでも早すぎることはない

就活準備はいつから始めたらいいのか、また、何を優先したほうがいいのか、いまいちわからないという人も多いでしょう。就活を始めた先輩たちを見ていると、早くから準備していた方がいいと思う人もいるはずです。就活準備を始める時期は人によっても異なりますが、ほとんどの人が3年生からスタートします。

一方、2年生から就活準備に取り掛かる人もいるのです。大学2年生というと、まだまだ卒業や就職は先のことだと感じる時期かもしれません。しかし、最近では大学生の就職活動の時期について、大幅な調整がおこなわれています。そのため、2年生から就活準備に取り掛かることは早すぎるわけではありません。

2019卒の就活スケジュールを確認しておこう

3月に情報解禁・6月試験スタート

大学2年生から就活準備を始めるなら、スケジュールを確認しておきましょう。2019卒の就活スケジュールを参考にして、内定獲得に向けて残りの時間を逆算するとよいです。特に2年生、3年生の長期休みは上手く利用することが大事となるでしょう。2019卒の就活スケジュールは、3月にリクナビ・マイナビの情報解禁、6月に面接などの試験開始となっています。

つまり、3月から主な合同説明会が開始するため、それまでに必要最低限の準備をしておかなければいけません。そして、説明会が終わると6月から面接が始まるため、6月中に内定をもらう学生が出てきます。それまでに志望する企業から採用通知をもらえるように取り組みましょう。

外資系やベンチャー企業は別

2019卒の就活スケジュールについてご紹介しましたが、業界や会社によっては該当しないところもあります。それは外資系、ベンチャー、中小零細企業です。就活情報の解禁や試験のスタートをルールとして守っているのは、主に経団連に属する企業です。外資系やベンチャーは3月以前から説明会、採用試験を実施している会社も少なくないので事前に確認しておく必要があります。

3年生からの就活準備では遅いこともある

業界や企業によってはスケジュールが異なる

就活スケジュールは業界や会社によって異なる場合があるため、3年生からの就活準備では遅いこともあります。上述したように外資系、ベンチャー、中小零細企業などの経団連に属していない会社がその対象です。志望する企業がある人は、いつから説明会などが始まるか事前に確認しておいた方がよいでしょう。会社によってはリクナビやマイナビに掲載せず、自社サイトだけで知らせていることもあるので早いうちから確認しておいてください。

6月からの面接開始を真に受けてはいけない

就活スケジュールでは、6月から面接開始となっていますがこれを真に受けるのはおすすめしません。なぜなら、事前の説明会やインターンシップの参加を選考基準に設けている企業が多いからです。就活のスケジュールが変更になったことで、どの企業もいい人材を獲得するために様々な工夫をしています。

そのため、面接が始まる前により説明会に多く参加した人や、インターンシップで適性がわかった就活生を優先的に採用するケースも少なくないのです。したがって、3年生ではなく2年生から最低限の就活準備に取り掛かることをおすすめします。

就活準備で考えたい自分の軸のポイント

就職活動では、一般的には「軸」と呼ばれる、「自分がもっとも大切にしたいこと」を持っておくのが大切だとされています。これをしっかりと決めておくと、面接の場においても芯のある強い自分の意見が述べられるでしょう。また、道に迷ってしまったときのも、もとのルートに戻りやすくしてくれます。

ここでは、「自分の軸」となり得る要素を3つご紹介いたします。どれを選ぶのかによって、進む道も変わってくるでしょうから、適当に決めるというようなことのないようにしましょう。

自分は何がしたいか

就職活動における「自分の軸」になり得る要素の1つ目が、「自分は何がしたいのか」ということです。いわゆる「将来の夢」のようなもので、その夢をかなえるために進む企業を選ぶという形になります。自分の軸を考えるうえでは、この要素がいちばん考えやすいのではないでしょうか。

すぐに取り組める目標のようなものや、将来どういった仕事をしていきたいかなどのプランを考えておきましょう。日本の企業では、いわゆる「ゼネラリスト」を育てる業務体系がとられているため、現実的な話、やりたくないような仕事を割り当てられることも少なくはないです。そんなときにもこの軸を決めて持っておくことによって、再び自分を奮い立たせる方向へと導いてくれるでしょう。

自分のしたいことの為に何が必要か

就職活動における「自分の軸」になり得る要素の2つ目が、「自分のしたいことのために何が必要か」ということです。1つ目のポイントに重なるところもありますが、「将来の夢をかなえるための足掛かり」と差別して考えることもできるでしょう。例えば、「将来自分のお店を持ちたい」というのであれば、それらに関する知識を集めるために、その分野の企業に就職するという道も考えられます。

また、より多くの資格を取得するために、手当てを出してくれる企業を選ぶという道も選ぶことができるでしょう。ただし、この点に関しては、必ずしも「選んだ企業=進みたい道」ということにはなりません。なかにはやりたくないこともあるでしょうから、選び方には気を付けるようにしてください。

自分の何が生かせるか

就職活動における「自分の軸」になり得る要素の3つ目が、「自分の何が活かせるのか」ということです。自分の特技や性格などから、自分に適していると考えられる仕事を選んでいきます。この方法から進むべき企業を選ぶことによって、自分の肌に合った仕事、いわゆる「天職」に巡り合える可能性が高くなることでしょう。

自分がもともと持っている力をフルに発揮することができれば、仮に少々辛いことがあったとしても、トータルで見れば充実した日々が送れます。ただし、この点に関しては、「自己分析」をしっかりすることが大切です。分析が甘いままだと、面接などで指摘されたときに返答に困ってしまいかねませんので、「自己分析」・「他己分析」など複数の方法を用いながら抜かりなくおこなうようにしてください。

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就活準備は何から始める?

①就活における軸を考える

準備として、就活における軸を考えることが挙げられます。「成長できる環境で働きたい」「職場環境が良いところで働きたい」「趣味を充実させられる会社を選びたい」などです。完璧でなくて構わないので、まずはノートなどに箇条書きしてみましょう。

就活における軸は、求職活動を進めていく上で重要な自分の指針となります。結局はどうしたいのか、何を望んでいるのかが明確にあると、納得のいく就職先を選ぶことができるはずです。キャリアパークで無料ダウンロードできる就活の軸の資料も活用して、就活準備として最初に考えておきましょう。

②業界研究・会社選び

興味のある業界や企業があったら、その研究をしてみましょう。まずは主に業界の現状、課題、将来性について調べてみます。詳しい日々の動向は、新聞や業界ニュースなどで情報を集めるといいでしょう。業界研究は志望動機の作成や、自分のどんな能力が活かせるのか知るために重要となってきます。就活では業界、職種、会社ならではの知識が必要になるので習慣的に進めていきましょう。

就活するうえでおすすめのニュースサイト

③就活サイトへの登録

2年生からできる就活準備として、就活サイトへの登録をしておきましょう。あまりにも時期が早いと、リクナビやマイナビへの登録はできませんが、就活サイトは数多くあります。求人だけでなく、セミナーやインターンシップ、業界に特化したサイトへ登録しておくことをおすすめします。中には就活に関するノウハウを紹介しているサイトもあるため、業界研究や志望動機作成にも役立つでしょう。

おすすめの就活サイト

④リクルートスーツ・バッグを揃える

会社説明会や面接を受ける際は、リクルートスーツやバッグを揃えておく必要があります。説明会が始まる3月には確実に必要になるので、早めに購入しておきましょう。リクルートスーツは早めに購入しておいて損することはありません。むしろ、2年生から就活イベントやセミナー、インターンシップに参加する際にスーツが必要な場合もあります。前もって揃えておくと、早めに気持ちを就活モードにして臨めるでしょう。

おすすめのスーツ量販店

⑤履歴書・ESの書き方を練習する

2年生のうちから履歴書やESの書き方を練習しておくと、周りと差がつくでしょう。志望動機や自己PRを固めておくことは、就活準備として重要です。企業のESによっては、前もって対策をしないと突破できないものも少なくありません。自己分析を進めながら、履歴書やESの書き方を練習しておきましょう。

⑥筆記試験の勉強

就活準備として、筆記試験の勉強を日ごろから進めておくのもよいでしょう。一般常識、英語、SPI、WEBテストなど様々な出題形式があります。筆記試験の難易度はそこまで高くありませんが、面接に進むためには合格点が必須です。苦手な問題を解けるように対策しておきましょう。

特に大手企業を狙う人は、筆記試験が足切りとして用いられているため十分な対策が必要です。キャリアパークでは、SPI問題集WEBテスト問題集が無料ダウンロードできます。ぜひ、無料の問題集も活用して勉強を進めてみてください。

⑦就活イベント・セミナーへの参加

大学2年生は、就活イベントやセミナーに参加しておくことをおすすめします。2,3年生を対象にした業界セミナーや面接対策のイベントは多く開催されています。業界に関する理解が深まりますし、同じ参加者から有力な情報を得られる絶好のチャンスです。ぜひ、参加してみてください。

就活は大学2年が勝負の鍵を握る

就職活動では、早め早めの対策がとても重要になってきます。大学4年生になってから慌てて差を取り返そうと思っても、なかなかうまくはいきません。具体的には、周りの学生たちの多くが動き出していない「大学2年生」の時期をどう過ごすかというのが、勝負のカギになるといっても過言ではないでしょう。

早めに対策をしておくことで、就活を有利に進めることができます。ここでは、大学2年生から就職活動を始めることがなぜ良いのか、その理由を3点ご紹介いたします。

学生時代に頑張った事や自分の強みを確立

大学2年生から就職活動を始めるべき理由の1つ目が、「学生時代に頑張ったことや自分の強みを確立できるから」です。時間があるのであれば、「部活動」・「サークル活動」・「アルバイト」・「インターンシップ」・「ボランティア」・「勉強」など、大学生のうちに何かひとつのことに打ち込んだ経験を作っておきましょう。

それらを通して見出した自分の特性は、書類選考や面接の際の「自己PR」や「自分の強み」として堂々と話すことができるはずです。これらに関しては、就職活動の時期になってから、当該の質問に対する回答に悩む学生は毎年少なくない数います。そうなってしまわないためにも、早いうちから対策をしておくようにしましょう。

就活が始まる前に長期インターン参加する

大学2年生から就職活動を始めるべき理由の2つ目が、「長期インターンシップに参加できるから」です。実際の企業でお金をもらいながら働くことのできる、長期インターンシップを導入している企業は近年増えてきており、アルバイト代わりに参加している学生も少なくはありません。

就職活動は、たった数回会った・見た・聞いただけで結果が決まってしまうものです。それだけではミスマッチを完全に防ぐことはできないでしょう。一方、長期インターンシップ似に参加すれば、リーフレットやホームページ、会社説明会の情報をもとに業界研究・企業研究をするよりもはるかに深く企業のことを理解することができるので、入社前の段階から向き不向きを見極めることが可能なのです。

就活中の先輩やOBの話を聞く

大学2年生から就職活動を始めるべき理由の3つ目が、「就活中の先輩やOBからの話を聞くことができるから」です。これに関しては大学3年生以降になってからもできることではありますが、本番までの期間が長いことから、より多くの方からの話を聞くことができます。就職活動を経験した先輩からの話を聞くことは、就活生自身に多くのメリットをもたらしてくれるでしょう。

例えば、先輩が実践してうまくいったということであれば、自分の行動のなかにも上手に組み込無ことができます。逆に失敗してしまったという話があれば、自分はそうならないように努めようと思うことができるでしょう。これらのように、経験者に聞かなければわからない、あるいはOB・OGの方に聞かなければわからないような深い情報もあるのです。

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悔いを残さないために大学2年でやっておきたいこと

就活でしっかりとアピールできる成果をつくろう

年々、就活を取り巻く情勢は非常に厳しいものとなっています。就活スケジュールの変化やインターンなどでの青田買い、アピールポイントの多様化など、この流れについていけずに就活浪人や既卒無職となってしまうケースも少なくありません。そこで、周りの人と差をつけるために、早めの就活準備をしておきましょう。まず、大学2年でやっておきたいことは、とにかく何かに打ち込み、しっかりとアピールできる成果を作ることです。この経験は就職活動以降の社会人生活にも活きてくるでしょう。

就活準備①:海外留学

グローバル化が進む近年では、留学経験は就活をするうえで大きな強みになります。もしやってみたいと思っていたのなら、大学2年生のうちに、思いきってやってみましょう。大学2年生なら、まだ就活も卒論も本格的に動いていないため、自分のために使える時間が多くあります。留学先の学校で単位取得することもできるので、異文化に飛び込んで就活に活かせるスキルを身に付けましょう。

就活準備②:興味・関心の強いバイト

大学時代にバイトをするのは時間の無駄だという意見もありますが、バイトで得られるのはお金だけではありません。バイトをする事で一足先に社会人スキルを身に付けられますし、実際の仕事についても学べます。ただ、バイトは時給を見て決めるのではなく、自分の興味・関心が強いものを選びましょう。就活に活かすためには、自分の興味を深堀できるアルバイトをするのがポイントです。

就活準備③:サークル・クラブ活動

就活中の先輩たちが、やっておいた方が良かったと思うことの1つにサークル活動があるといいます。サークルを通して遊びはもちろん、人間関係や組織の在り方、上下関係など多くの就活に活かせることを学べるからです。もし大学やインカレのサークルに興味が持てないのであれば、サークル活動に近い、趣味の活動をしてみましょう。地域のスポーツクラブに入ってみるなどもひとつの手です。

就活準備④:インターンシップ

上記のバイトにも共通していえますが、ビジネスに近い場で何かをやり遂げた経験は就活するうえで武器になるでしょう。インターンシップで社会人としての経験を積み、目標を設定して本気になってやり遂げましょう。本気で仕事の経験をした人とそうでない人とでは、学びの量や体験から得るスキルが違います。就活で優秀な学生の多くは何かをやり遂げた人であり、仕事の現場であるインターンシップを経験することは大きな体験になるでしょう。

就活準備⑤:良い成績や資格の取得

就活に向けて今すぐに取り組めることのひとつに、大学の授業で良い成績をとることがあります。できるならば、就活に有利になる資格も早い段階でとっておきましょう。日本には成績重視の企業が少ないと言っても、大抵の企業では成績証明書を提出させますので、提出時期が内定前であれば、それで足切りする場合もあります。選択肢を増やし、希望の道に進むために、良い成績や資格取得を目指しましょう。

【体験談】大学2年でやっておけばよかったこと

最後に、就活生の体験談をご紹介します。
就活を経験した先輩の意見もぜひ、参考にしてください。

体験談

就活準備としてやっておけば良かったと思ったのは、自発的な行動です。大学生活の長所は、自分で好きに行動できるということだと後から感じました。周りの意見や習慣に流されて、何もしてこなかったな、という事は就活の時期になって気づかされました。大学生という若い時代に、自分から行動を起こして何かをする事は、就活での話題作り以外にも、自信や将来の仕事に繋がるので、ぜひやったほうがいいですよ。

大学2年のうちから就活準備を始めよう!診断結果も活用して対策をおこなおう

業界や会社によっては早めの就活準備、対策が必要となります。2年生のうちからできる準備としては、セミナーやイベント、インターンシップへの参加、履歴書・ESの練習などです。早めの行動は内定獲得だけでなく、自分が納得のいく就活をするためにも重要となります。

ぜひ、2年生のうちから就活準備を始めておきましょう。また、記事中でもご紹介しましたが、キャリアパークでは「就活力」を診断できます。まずは自分自身の「就活力」を診断し、圧倒的なロケットスタートを切っていきましょう!

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