Q.まずはCaReealizeがどのようなサービスなのか、概要からお伺いしたいです。CaReealize(キャリアライズ)は以下3つの機能を搭載した新しい就活総合対策Webサービスです。

①ES自動採点
②Webテスト対策
③オンデマンド就活講義

「ES自動採点」では、自分のエントリーシート(ES)の評価をいつでも瞬時に確認することができます。1,000人以上を難関企業への内定に導いた就活アカデミーからの知見提供により編み出された「受かるES」の法則をAI化。それにより提示されるハイレベルな評価を何度でも気軽に見ることができます。「Webテスト対策」は、今まで本を使って対策をしていた筆記試験の対策を、受検本番同様Webで勉強できるサービスです。実際のテストの結果に直結する対策にこだわっており、各々の学習状況にあった計3つの対策モードを用意しています「オンデマンド就活講義」では、内定獲得のための戦略や戦術を解説する計6時間の動画講義を用意しています。この3つの機能が1つのサイトの中に入ったものがCaReealizeです。
Q.このCaReealizeを立ち上げた意図や、解決したい就活市場の課題についてお伺いしたいです。自分自身も、また同じくCaReealizeに携わる仲間たちもそうだったのですが、就活時代、添削などで先輩や先生などの力を借りたいけれども、忙しそうで頼みづらい、またそもそもそういった人たちのサポートではクオリティに不安を感じるという過去がありました。ただ、だからといって大手の就活塾や就活アカデミーに行くのでは高い費用もかかってしまう。こういった現状から、もっと簡単に対策できるサービスをつくれないだろうかと、実体験をもとにできたのがこのCaReealizeです。
Q.ではそれぞれのサービスについてさらに詳しく教えてください。まず1つめの「ES添削サービス」について。ESでもっともよくたずねられる2大設問「ガクチカ(学生時代に力を入れた経験)」と「志望動機」の採点が可能です。採点の際はまずは自分の受ける企業名をフォーマットに打ち込み、そのうえで設問タイプをガクチカか志望動機かから選びます。その後選考のタイプをインターンか本選考かから選び、指定文字数を入力したうえで本文を打ち込みます。添削を開始すると、打ち込んだ本文にもとづいて「あなたのES内の成果にあたる部分はどこか」「成果を成し遂げるためにとった施策にあたる部分はどこか」などという設問がさらに数問出されます。それに回答していくことで、最終的にそのESの通過可能性に応じた結果がわかります。

採点結果画面では、このESの総合評価はもちろん、インパクト、その企業の求めるESに一致しているか、そして基本的な文章力などの評価を8段階で示していますまたその評価が出た理由、つまり「ESのここが曖昧でわかりづらい」といった具体的な改善点までを知ることができるため、修正につなげやすいのがこのES自動採点の特徴です。
Q.非常に使いやすくかつES提出前に一度は必ず使いたいサービスですね。ESの添削は就活塾や大学のキャリアセンター、OB・OGなどに頼むことが多いと思いますが、時間がかかったりと少し手間に感じたり、フィードバックをうまく自分の中に落とし込めないという人がたくさんいるのが現状です。一方でこのES自動採点サービスは、スマホ・パソコンどの端末からも使えて数クリックで結果が出るため、添削にかかる手間はグッと減らせます。加えて高い内定率を誇る就活アカデミーの実績をもとに導き出されているアルゴリズムですので、「受かるES」にこだわった採点になっており、ESの通過可能性も担保されていると考えています
Q.続いてWebテスト対策についても教えてください。ここではSPIの対策をすることができます。演習ドリルでは以下の2タイプを用意しています。

①単元ごと学びながら問題を解く形態
②ひたすらランダムでさまざまな単元を解いていく形態

自分がどうSPIを対策していきたいかによって自由に選んでください。学習科目と今回解答する問題数を選択すると、すぐに演習がスタートします。一問解答するたびに答え合わせと簡単な解説が表示されるので、間違えた問題はその場でチェックが可能です。かつ解答した問題はリストにまとめることもできるので、繰り返し解きたい問題があったときは「復習リストに入れる」などすることで、復習もきちんとすることが可能です単元ごとに学ぶ際は、言語・非言語・英語・構造把握といった4つの単元の中から、たとえば言語なら「二語の関係」「熟語の成り立ち」などさらに分野を細分化して問題を解くことができます。
Q.本で対策できることがすべてWeb上でできるということですね。本ではなくWebで対策をするメリットは何でしょうか?今の就活生を見ていると、Webテストの対策をするために本とノートを持参して・場所を探して・時間を区切って勉強しているため、手間もかかりますし効率が少し悪いです。その点Webであればスキマ時間にぱぱっと対策ができたり、自分の学習状況が可視化されるため勉強効率がぐっと高まりますまた本だと、「解けた問題」「解けたが迷った問題」を忘れてしまい、「さっきもう一度やろうと思ったあの問題、どれだっけ」となる状況が起こることもあるでしょう。その点このサービスであれば、勉強の進捗や過程の可視化と整理ができるため、学習済みの問題・未学習の問題や、解けた問題・解けなかった問題問題を分けることができます。
Q.たしかにそうですね。このサービスであれば自分の苦手を確実に、かつ効率よくつぶすことができそうです。

自分の苦手がある程度つぶせたら、次は「模擬試験機能」を利用して、本番を想定した演習にチャレンジしてみてください。いくら本で対策したとて、本番はPCを使って解答します。その点Webであればより本番に近い環境がつくり出せますし、制限時間もあるので緊張感をもちながら対策ができると思います解答後は結果が表示され、正答率が高かった分野や逆に低かった分野などを目で見てわかるようになっています。この結果をもとに再度単元ごとに問題を解答していくなど、2つの機能を行き来して対策をしてみると良いですね。ただし、本と比べると「この問題はどうやって解けばいいの?」という根本的な解き方についてはこのサービスに現段階では盛り込んでいません。ひたすら実践したいという人に向けたサービスになるので、土台となる解き方を本で理解したうえでこのサービスを利用するなど、本とこのサービスとを併せて使うとより充実した対策ができると思います。
Q.では最後の就活動画についても教えてください。先にも出た就活アカデミーが少人数向けに発信している講義の内容をぎゅっと盛り込んだ動画講義です。計6時間で9講義、内容は内定獲得に欠かせないES・面接・グループディスカッションなどのスキルをインプットできるものになっていますそれぞれの対策の前に、基本・原点となる「やり方そのもの」に一度立ち戻りたいという人におすすめのサービスです。あえてここでは詳しく説明をしないでおくので、気になった人はぜひ登録してみてください。
Q.詳しいご説明ありがとうございます。では最後に、サービスの利用を検討している学生にメッセージをお願いします。すべての学生にぜひ使ってほしいサービスであると自信をもって思います。そのうえで特に、今まで誰か・どこかに助けを求めた際、納得いく答えがもらえなかったり、そういったことを危惧して頼る勇気がもてなかった人には特に使ってみてほしいですね。そういった悩みや課題を解決するために立ち上げたサービスですから。

石毛 究 さん石毛 究 さん
石毛 究 さん

Kiwamu Ishige●慶應義塾大学経済学部卒業。学生時代より大学生向けキャリア支援領域にて起業。卒業後は大手外資系コンサルティングファームにて、新規事業・新時代を中心としたイノベーション/デジタル戦略コンサルティング領域に従事(トップ人材評価を2年連続獲得し最年少昇格)※2018年当時