Q.まずはLHH就活エージェントについて教えてください。

ずばり「納得内定まで伴走するエージェント」です。学生と面談をして、企業を紹介し、内定までをナビゲートしていく。その中で、このLHH就活エージェントならではの特徴が2つあります。

Q.1つずつ詳しく教えていただきたいです。

LHH就活エージェントの運営会社であるアデコグループでは「人財躍動化を通じて、社会を変える」というビジョンを掲げています。近年は少子高齢化の影響による労働力の減少が問題となっています。しかしその中で生産性は維持・向上しなければならない。そのために私たちが大切にしていることは、適財適所を1つでも多く作り上げることです。適財適所、つまり自分に合った活躍できる場所であれば仕事のやりがいにもつながる。そこから一人あたりの生産性、さらには社会全体の生産性も格段に上がると思うのです。だからこそ私たちは、面談する学生に対し希望企業の条件面だけでなく、仕事でどう成長したいかや今後のありたい姿、いままで大切にしてきた価値観などをたずねると同時に、企業側にもそういった点に重なる質問をしています

Q.そういった質問を学生にしているのは想像ができますが、企業にもしているのですね。

はい。企業のビジョンやミッションをたずねると同時に、これらの社内への浸透度や達成のための取り組み、そして企業カルチャーも聞いています。ビジョンやミッションはその企業が目指す未来です。企業がAという方向に向かって進んでいこうとしているのに、学生としてはBという方向に行きたいとなればそれは方向性の不一致。早々に離職してしまうという未来が訪れる可能性も低くはないでしょう。同じ業界の企業でも、カルチャーや目指す方向性はまったく違います。たとえば社員には自社で定年まで働いてほしいと願う企業もあれば、個人の目標を達成できたらそれをステップに社外で挑戦してもかまわないと考える会社もあります。LHH就活エージェントに届く求人票は似通っていても、ふたを開けてみれば各社はまったく違います。そしてビジョンとは求人票という紙一枚ではわかり得ないものなのです。だからこそ学生だけでなく企業にもビジョンをたずねる必要があると思っています。

Q.たしかにおっしゃる通りです。次に2つ目の特徴についても教えていただきたいです。

今は転職が普通になってきた時代です。学生の中にも、転職を前提としてファーストキャリアを決めようと考える人がみられるようになってきました。若ければ業界職種問わず転職することも可能ですが、とはいえファーストキャリアでの経験が次に続くセカンドキャリアの選択肢を握っているということも事実です。

<転職時を見据えたキャリア選択のアドバイスの例>

・この企業に行けば、こういう経験が積める。そうすると転職でAという企業には行けるけれど、Bという企業へは転職難易度が高い
・新卒ではライバルが多く内定を勝ち取るのが難しい業界でも、1社目のCという企業で〇〇の経験を積んでおけば、転職で目指せる可能性が高まる

このように、将来の転職するタイミングでの選択肢を見据えたアドバイスをしているのもLHH就活エージェントの特徴です

Q.就活ではなくキャリアを見据えて、かなり緻密にアドバイスをしてくれるようですが、どうしてこんなに詳しくアドバイスができるのでしょうか。

秘密は、LHH就活エージェントは、LHH転職エージェントという転職支援をしている部署と同じ事業部内にあり、ブランド全体で新卒から転職希望者の人まで幅広くキャリア支援をおこなっていることにあります。たとえば、難易度の高い職種・業界に用船している学生がいたとします。現在のスキルや経験では少し難しいという場合には、転職者向けの求人票をお見せし、転職時に「求められる経験」を確認します。そして「その経験が積める1社目選び」につなげています

このようにして、今すぐではなくても、その先の人生のいずれかのフェーズで望むキャリアをかなえられるような提案をすることも。LHH就活エージェントは、コンサルタント全員で就活生の皆さんの納得内定まで伴走しています。

Q.そういったキャリアのロードマップは学生一人ではどうしてもわかり得ないことですよね。そういったアドバイスは非常にありがたいです。

職種だけでなく、こんなアドバイスもしています。たとえば、過去に30歳までに年収1,000万円を目指したい学生がいました。一般的に年収1,000万円のハードルは高いのですが、その学生はどんな経験を積んでどんなことをすればそれがかなえられるのかまで想像できていませんでした。だからまずは転職希望者向けの求人票を見せることで、市場のリアルとその難易度を理解してもらい、ビジョンをかなえるためにはどうすれば良いか一緒に考えることから始めました。キャリアパスをかなえるにはどのような企業が良いのか、企業選びの視野を広げる材料を提供する。目指す夢をかなえるための道すじをナビゲートするのも私たちのやっていることです。

Q.それはほかのサービスには見られないLHH就活エージェントならではの特徴ですね。それ以外にも、面接対策などもおこなっているのですよね?

はい、もちろんです。業界や企業によって求められること・合否にかかわる懸念事項は違います。

<面接対策時にするアドバイスの例>

この業界や職種の特徴として、こういう場面では特にストレスがかかりやすい。だから、あなたのこの経験を入れて想定される場面にも動じないストレス耐性があることをアピールしよう。

などと、その業界や企業ならではの内容になるよう仕上げています。また、面接で不合格だった場合にもその理由をきちんとお伝えしています。やり切った面接だったにもかかわらず不合格となってしまうと、少し悶々としませんか。どこがだめだったのかも自分ではあまりわからないですよね。不合格こそ伸びるチャンス。改善点を伝えてそこをブラッシュアップしていけば、次の面接では穴がなくなり、合格に一歩近づきます。学生の納得内定まで伴走するのが私たちLHH就活エージェントです。

Q.たしかにそうですね。利用した学生からはどんな声を頂いていますか?

就活を始めたばかりの学生からは「じっくり話を聞いてくれて、軸がはっきりしてきた」などという言葉を頂いています。むしろそこから一緒に始めていきたいので、まだまだ就活初心者という学生でもぜひ気軽に利用してほしいですね。「最後まで寄り添ってサポートしてくれた」という声も非常に多いです。学生自身がもっとも活躍できる企業へ納得感をもって就職するために、万全のサポート体制を整えています就活に悩むのは当たり前。どんな人でも大丈夫です。まずは誰かに話してみたい、そんなあなたをぜひお待ちしています!

荻野 光 さん荻野 光 さん
荻野 光 さん

Hikari Ogino●大学卒業後、埼玉県で公立小学校教員を4年間経験。結婚を機に、民間企業へ転職。2015年10月アデコに入社。派遣・アウトソーシング・中途人材紹介を経験し、2020年から新卒紹介事業に異動、学生向け就活支援・企業向け採用支援に従事サービスサイトコーポレートサイト