Q.「Geek Lounge」とはどのようなサービスなのでしょうか。Geek Loungeは、大学生・大学院生向けのプログラミングスクールです。3カ月もしくは6カ月でプログラミングの基礎から、最終的にはオリジナルのサービスを開発できるところまで学ぶことができます。オンライン完結型のプログラミングスクールなので、都心・地方問わず受講することができます。よく「理系じゃないけど大丈夫ですか?」や「全くの初心者ですが大丈夫うですか?」という質問もいただきますが、受講者の60%は文系学生で全体の80%は初心者です。
3~6ヶ月でプログラミングの基礎から応用までが学べるオンライン型のプログラミングスクール
Q.文系学生の受講者もそんなに多いのですね。簡単にサービスの流れを教えてください。
まずは相談会への申し込みと参加をしていただきます。その後、参加したい場合は3ヶ月か6ヶ月どちらかの期間と、「デビュー」「エンジニア就職」「フリーランス」のどれかのコースを選択していただきます。デビューコースは「ひとまずプログラミングスキルを身に着けておきたい」という方向け、エンジニア就職コースはその名の通りエンジニアになりたい人向け、そしてフリーランスコースは今後副業やフリーランスとして収益を得たい方に向けたものと考えてください。プログラムは基礎学習、応用学習、オリジナル開発の順に進みます。3ヶ月の場合は各ステップおよそ1ヶ月ずつ、6ヶ月の場合は各2ヶ月ずつです。基礎ではまず言語を学び、応用ではサービスやサイト開発を、そしてオリジナル開発では実際に自分のアイディアでWebアプリケーションやサービスを開発してもらいます。こういったスクールには「どこまでやることがゴールなのかわからない」という声もよく聞くので、このGeek Loungeには「オリジナル開発」というゴールが明確にあるのもわかりやすいのではないでしょうか。
Q.プログラムが細かく段階で分けられていて、未経験でもきちんと学べそうです。サービスの特徴は何でしょうか。
大きな特徴は3つ。まずはメンター制度ですね。特にオンライン完結型ということで、きちんと学べるのか不安に感じる人もいると思いますが、受講生1人につき必ず1人現役エンジニアのメンターがつきます。週1の面談や進捗確認などをおこなうので、1人だけで勉強を進めるということはありません。また同様に、いつでもオンラインで質問ができる状態も整えています。いつでもチャットで相談ができるので、わからないことは気軽に相談してきてくださいね。加えて、勉強計画は学生一人一人に合わせたオーダーメイドで作っています。大学生ですから、授業はもちろんアルバイトやサークル、友人との遊びの予定もあるでしょう。そのような予定と両立できるような計画をメンターと一緒に立てて、無理なく勉強ができるようなサービスになっています。
Q.こういったプログラミングスキルは、学生のうちに取得しておいたほうがやはり良いのでしょうか。そうですね、もちろんそのほうが良いと思います。社会人になると、こういったスクールに通う暇もなければ受講料も比較的高めになってしまいます。そもそもこういったプログラミングスキルは将来必ず役立つものになりますし、役立つものは時間に余裕があるうちに安く・効率良く学んでおいた方がのちのち良いですよね。ここまで説明したように、未経験者の受講も多いですしサポート環境も整えていますから、「できない」と思う人でも絶対にスキルをつけることができます。受講料を頂いている以上、私たちもきちんと本気で教えますし、学生も責任感を持って取り組んでいる人が多いですね。この「大学生に特化した」というのは私たちGeek Loungeの強みと言えると思っています。
Q.このGeek Loungeを受講した人にはどうなってほしいと思っていますか?そうですね、ぜひ今後のキャリアに活かしてほしいですし、学びをここだけで終わらせずに、ぜひ実践につなげていってほしいです。そうすることで多くの学生が今後控えている就活においては、プログラミングスキルそのものが武器になるでしょうし、こういった資格の取得がガクチカのエピソードとしても使えるでしょう。副業やフリーランスを臨む人は特にここでの学びを活かして学生のうちから何かのサービスやアプリケーションを作るなどしてみてほしいですね。実は先ほど紹介した3つのコースでは、プラスして就職支援や副業支援もおこなっています。この経験を活かしたESの添削や面接対策のほか、エージェントのような企業紹介ではないのですが、企業とつながる機会も設けています。最後のオリジナル開発をしたあとは完成物の発表会を開催しており、その場にいくつかの企業を呼んでいます。完成物を見て企業が興味をもった学生に声をかけられるようにしてあるので、そこからチャンスをつかめることもありますよ。
Q.このGeek Loungeで解決したい就活市場の課題は何でしょうか。
現在、都心と地方では就活に格差があると思います。地方の学生は住居地の関係で得られる就活情報が限られてしまっているので、こういったオンライン型のサービスを作ることで将来的に活躍ができるためのチャンスがどこにいてもつかめると考えています。また、現在はIT人材の需要が急激に伸びているのにもかかわらず、逆に若いIT人材は非常に不足しています。理系学生だけでなく文系学生でもIT業界に飛び込める社会になってきていますから、このサービスで、少しでもこの需要と供給の溝を埋められればと考えています。
Q.ありがとうございます。では最後に、このGeek Loungeの受講を検討している学生へメッセージをお願いします。ITやプログラミングに興味がある人はぜひ参加をしてほしいですが、別に興味がなくてもまったくかまいません。学生時代に熱中できるようなことがない人や、今後のキャリアに迷っている人の参加は大歓迎です。IT人材の需要が高まっている現在、プログラミングはキャリアの選択肢を広げることにつながりますから。特に現在はコロナウイルスの影響で、留学など学生のうちに経験できることが少なくなってきたように感じています。できないことが増えてきた分、こういったプログラミングスクールの受講で周りと差を付けましょう。
Yuki Takahashi●1997年生まれ。大学在学中から長期インターンに取り組み、その後prezyを創業し、現職。地方の若者でも活躍できる機会を作りたいと、若者のキャリア支援の事業を中心に展開している